株式会社日本能率協会総合研究所のロゴ

    株式会社日本能率協会総合研究所

    最新レポート『高齢者“お金”調査2023年』を発表  半数近くが「推し活」を認知 女性60代前半は8割強が内容理解  食品に次いで、男性が「趣味・レジャー」、女性は「美容」に支出

    調査・報告
    2024年1月18日 09:45

    株式会社日本能率協会総合研究所(東京都港区・代表取締役社長:譲原 正昭)は、60~90歳の高齢者男女を対象に「お金」をテーマとした自主企画調査を実施しました。加齢とともに変化するお金の使用実態や消費意識等を幅広く捉えることができます。本調査レポートは有償にて販売していますので、詳細は最下段をご参照ください。

    今回は調査結果の一部を抜粋してご案内いたします。


    『高齢者“お金”調査2023年』 https://www.jmar.biz/report2/6090money_2023/


    高齢者“お金”調査2023年


    ■調査結果のポイント紹介

    本リリースでは、性年代別の結果を一部ご紹介させていただきます。

    ● 高齢者の半数近くが「推し活」を認知。女性60代前半は、8割強が内容もよく理解

    ● 1ヶ月あたりの消費金額1位は「食品」、2位は男性が「趣味・レジャー」・女性は「美容」

    ● 「趣味・レジャー」は男性60代前半、「美容」は女性60代前半の平均額が最も高い

    ● 女性の消費金額2位の「美容」、商品選び意識は70代の半数以上が高品質志向

    ● お金についての価値観「お金は、自分(と配偶者)に使いたい」が、全体で7割弱



    ■調査概要

    調査名 : 高齢者6090レポートシリーズ『高齢者“お金”調査2023年』

          ※今回のリリースでは、上記調査の中に収録されている

           調査結果の一部を抜粋してご紹介いたします。

    調査期間: 2023年9月22日(金)~2023年10月6日(金)

    調査対象: 日本能率協会総合研究所が保有する「高齢者6090リサーチモニター」

          (全国に居住する60歳から90歳までの男女)

    調査方法: 郵送調査

    回答者数: 2,500名

          性別・年齢・エリアに基づき母集団人口構成比に準拠して回収

    詳細URL : https://www.jmar.biz/report2/6090money_2023/



    【調査結果1】高齢者の半数近くが「推し活」を認知。女性60代前半は、8割強が内容もよく理解

    「推し活(おしかつ)」は、60~90歳の高齢者の半数近くが認知していた。女性60代前半が最も認知が高く、1割強が「知っているし、自分自身「推し活」をしている」、7割が「知っているし内容をよく理解しているが、「推し活」はしていない」と、あわせて8割強が内容も含めしっかりと認知している。

    男性と比べて、女性の方が推し活の認知は高く、また男女ともに年齢が上がるにつれ認知は低下する。


    Q. あなたは、「推し活(おしかつ)」という言葉を知っていますか。(単一回答)

    「推し活」解説


    図表1


    【調査結果2】1ヶ月あたりの消費金額1位は「食品」、2位は男性が「趣味・レジャー」・女性は「美容」

    自分のために1ヶ月あたりどのくらいのお金を使っているか(消費金額)をジャンル別に確認したところ、男女ともに最も金額が高いジャンルは「食品」だった。

    2位以降は男女で大きく異なり、男性は2位が「趣味・レジャー」で平均6,007円、女性は「美容」で平均6,070円であった。以降、男性は3位「外食」、4位「交際費」、5位「アルコール類」と続き、女性は3位「衣類・ファッション小物」、4位「外食」、5位「交際費」と続く。


    Q. 商品の購入やサービスの利用について、あなたは自分のために1ヶ月あたりにどのくらいお金を使っていますか。(単一回答)

    ※あなた個人が使っている1人分の1ヶ月の平均金額を教えてください。


    図表2


    【調査結果3】「趣味・レジャー」は男性60代前半、「美容」は女性60代前半の平均額が最も高い

    男性2位の「趣味・レジャー(※旅行を除く)」は、男性60代前半の平均額が最も高く「7,212円」。男性60代前半は、「3千円~5千円未満/月」が2割強でボリュームゾーンとなる。女性と比べると、加齢に伴う支出減少が小さい。

    女性2位の「美容(美容院・化粧品等)」は、女性60代前半の平均額が最も高く「7,155円」。女性60代前半は「5千円~1万円未満/月」が3割弱でボリュームゾーンとなる。1ヶ月の消費金額の平均を男女で比較すると、いずれの年齢層でも女性が男性の2倍以上高い。


    Q. 商品の購入やサービスの利用について、あなたは自分のために1ヶ月あたりにどのくらいお金を使っていますか。(単一回答)

    ※あなた個人が使っている1人分の1ヶ月の平均金額を教えてください。

    ※1.0%未満のデータラベルは表示を割愛


    図表3-1

    図表3-2


    【調査結果4】女性の消費金額2位の「美容」、商品選び意識は70代の半数以上が高品質志向

    1ヶ月あたりの消費金額で女性2位だった「美容」に関連して、男女別に「美容(化粧品・髭剃り・シェービング剤等)」の商品選び意識をみると、男性は「B:品質に問題がない範囲で、できるだけ安いものを買いたい」が、「A:お金がかかったとしても高品質の商品を買いたい」を大きく上回っているが、女性は「A:お金がかかったとしても高品質の商品を買いたい」がBの意識を上回る年齢層が多く、もしくは同程度だった。特に女性70代前半は、「Aに近い」が1割強で、A寄りの考えが強い傾向。

    なお、女性は80代後半になると「ほぼ買わない」が2割強。


    Q. 商品・サービスにお金を使う際、あなたはどのような気持ちで商品選びをしていますか。

    A・Bの気持ちをご確認いただき、どちらに近いかお答えください。(単一回答)


    図表4


    【調査結果5】お金についての価値観「お金は、自分(と配偶者)に使いたい」が、全体で7割弱

    全体でみると、「A:自分(と配偶者)にお金を使いたい」が67.3%、「B:子供や孫にお金を使いたい」は32.6%で、AがBを大きく上回る。特に60代は、男女ともに「A:自分(と配偶者)にお金を使いたい」が7割を超えて高く、男性は8割近くが自分(と配偶者)にお金を使いたいと考えている。なお、女性と比べると男性の方がAの考えが高く、男性は60代~80代前半までAの割合が7割を超える。

    女性は80代前半で、自分たちよりも子供や孫へお金を使いたいという意識が高まる。


    Q. お金に関するAとBの考え方について、あなたのお気持ちに近いところをそれぞれお答えください。(単一回答)


    図表5


    ― 本レポートについて ―

    今回のリリースでご紹介した『高齢者“お金”調査2023年』は有償にて販売しています。本リリースではご紹介できなかった家計簿使用状況や3年以内に購入した高額商品・サービス、ジャンル別のお気に入りの商品・ブランド等、幅広いトピックを有償版では多数掲載しています。詳しくは下記までお問い合わせくださいますよう、お願い申し上げます。

    ※本リリースに関するお問い合わせにつきましても、下記までお願い申し上げます。



    【レポート販売のご案内】

    ■アウトプット

    『高齢者“お金”調査2023年』

    (1)調査報告書(PDFデータ):2023年12月完成

    (2)集計データ:単純集計表・クロス集計表一式

    ◆集計表にないクロス集計をご希望の際は、オーダーメイド集計にて承ります。

    【都度お見積りさせていただきます】

    ◆2023年単年ローデータ(Excelファイル)は別売りとなります。【一式15万円(税別)】


    ※当社は、本調査をご購入いただいた企業(法人・個人)以外には、成果物を提供いたしません。ただし、本調査を告知するための限定的な利用、及び発刊から一定期間経過後はこの限りではありません。

    ※本調査の成果物のご利用はご購入いただいた企業(法人・個人)の内部でのご利用のみに限らせていただきます。



    ■調査購入のご案内

    ・定価330,000円(税別)



    【お問い合わせ先】

    株式会社日本能率協会総合研究所 経営・マーケティング研究部

    〒105-0011 東京都港区芝公園3-1-22

    担当 : 山口・荒木

    TEL : 03-3578-7607

    FAX : 03-3432-0109

    Email: info_mlmc@jmar.co.jp


    本件引用の際は、お手数ですが、上記あて掲載紙をご送付ください。

    シェア
    FacebookTwitterLine

    配信企業へのお問い合わせ

    取材依頼・商品に対するお問い合わせはこちら。
    プレスリリース配信企業に直接連絡できます。

    株式会社日本能率協会総合研究所

    株式会社日本能率協会総合研究所

    この企業のリリース

    80代の半数が直面するオーラルフレイル 
高齢者の食の主体性向上と簡便食品の受容拡大が明らかに 
「高齢者 普段の食事調査2025年」(最新版)を発表
    80代の半数が直面するオーラルフレイル 
高齢者の食の主体性向上と簡便食品の受容拡大が明らかに 
「高齢者 普段の食事調査2025年」(最新版)を発表

    80代の半数が直面するオーラルフレイル  高齢者の食の主体性向上と簡便食品の受容拡大が明らかに  「高齢者 普段の食事調査2025年」(最新版)を発表

    株式会社日本能率協会総合研究所

    2日前

    研究・開発職の情報収集における生成AIの活用は1割強にとどまる
 情報に求めるものは「質・精度」 
「ビジネス情報の収集シーンとその課題に関する調査」の結果を公表
    研究・開発職の情報収集における生成AIの活用は1割強にとどまる
 情報に求めるものは「質・精度」 
「ビジネス情報の収集シーンとその課題に関する調査」の結果を公表

    研究・開発職の情報収集における生成AIの活用は1割強にとどまる  情報に求めるものは「質・精度」  「ビジネス情報の収集シーンとその課題に関する調査」の結果を公表

    株式会社日本能率協会総合研究所

    2025年8月20日 11:45

    生成AIの出力情報をプロの眼で精査 
「AI出力検証サービス」を提供開始
    生成AIの出力情報をプロの眼で精査 
「AI出力検証サービス」を提供開始

    生成AIの出力情報をプロの眼で精査  「AI出力検証サービス」を提供開始

    株式会社日本能率協会総合研究所

    2025年8月18日 10:00

    「家事は仕方なくやっている」という意識の既婚女性が半数超 
“包丁”の使用頻度は減少、“ぶんぶんチョッパー”等の
簡便・時短に繋がるアイテムは伸長 
最新レポート「家事スタイルに関する調査2024」を発表
    「家事は仕方なくやっている」という意識の既婚女性が半数超 
“包丁”の使用頻度は減少、“ぶんぶんチョッパー”等の
簡便・時短に繋がるアイテムは伸長 
最新レポート「家事スタイルに関する調査2024」を発表

    「家事は仕方なくやっている」という意識の既婚女性が半数超  “包丁”の使用頻度は減少、“ぶんぶんチョッパー”等の 簡便・時短に繋がるアイテムは伸長  最新レポート「家事スタイルに関する調査2024」を発表

    株式会社日本能率協会総合研究所

    2025年4月16日 11:15

    高齢者の経済的なゆとりは低下 
支出が大きい「海外旅行」への楽しさ・喜びは低下する一方、
健康・老化防止に向けた支出意欲は微増 
最新レポート「高齢者“きもち”調査2024年」を発表
    高齢者の経済的なゆとりは低下 
支出が大きい「海外旅行」への楽しさ・喜びは低下する一方、
健康・老化防止に向けた支出意欲は微増 
最新レポート「高齢者“きもち”調査2024年」を発表

    高齢者の経済的なゆとりは低下  支出が大きい「海外旅行」への楽しさ・喜びは低下する一方、 健康・老化防止に向けた支出意欲は微増  最新レポート「高齢者“きもち”調査2024年」を発表

    株式会社日本能率協会総合研究所

    2025年1月20日 09:45

    今後の注目健康キーワードは“姿勢” 
男性20代は4割、女性20-30代は半数以上が気にする 
最新レポート「健康ニーズ基本調査2024」を発表
    今後の注目健康キーワードは“姿勢” 
男性20代は4割、女性20-30代は半数以上が気にする 
最新レポート「健康ニーズ基本調査2024」を発表

    今後の注目健康キーワードは“姿勢”  男性20代は4割、女性20-30代は半数以上が気にする  最新レポート「健康ニーズ基本調査2024」を発表

    株式会社日本能率協会総合研究所

    2024年12月12日 09:45