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    既婚女性の「時短料理」意識は8割強と高まり続ける一方で、 出来合い品活用から手作りへと変化の兆しがみられる  最新レポート「メニューからみた食卓調査2024」を発表

    調査・報告
    2024年11月26日 16:00

    株式会社日本能率協会総合研究所(東京都港区・代表取締役社長:譲原 正昭)は、全国に居住する20~69歳の既婚女性を対象として「メニュー」と「食卓」をテーマとした自主企画調査を実施しました。調理に関する手作り・こだわり意識や、加工食品・中食の利用実態、食事シーン別の実態・意識等、様々な角度から普段の食卓を捉えます。本調査レポートは有償にて販売していますので、詳細は最下段をご参照ください。また、今回は調査結果の一部を抜粋してご案内いたします。なお、同時期に一人暮らし世帯を対象とした《単身世帯編》も調査を実施いたしました。


    メニューからみた食卓調査2024

    メニューからみた食卓調査2024


    (『メニューからみた食卓調査2024』 https://www.jmar.biz/report2/menu2024/ )



    ■調査結果のポイント紹介

    本リリースでは、年代別の結果と時系列比較を一部ご紹介させていただきます。

    ●「料理は素材から手作りする」意識が2年前と比べて微増。60代が最も高く7割弱

    ●「出来合い品活用」意識は2年前と比べて微減。30~60代は6割台で同程度

    ●「時短」志向は2年前と比べて微増。30代が最も高く9割に近い

    ●平日朝食は“便利な市販品利用”意識寄りで、平日夕食は“食材から手作り”意識寄り

    ●夕食メニューの心がけは半数以上が「夫の好み」、また4割強が「簡単・手軽に作れるメニュー」



    ■調査概要

    調査名 : メニューからみた食卓調査2024

          ※今回のリリースでは、上記調査の中に収録されている調査結果の

           一部を抜粋してご紹介いたします。

    調査期間: 2024年7月12日(金)~2024年7月17日(水)

    調査対象: 全国に居住する20~69歳までの既婚女性

    調査方法: インターネット調査

    回答者数: 2,000サンプル

          ※年代・エリアの母集団人口構成に準拠してサンプル回収を実施

    詳細URL : https://www.jmar.biz/report2/menu2024/



    【調査結果1】「料理は素材から手作りする」意識が2年前と比べて微増。60代が最も高く7割弱

    「料理は素材から手作りする」に対して、「はい」「どちらかといえば、はい」「どちらかといえば、いいえ」「いいえ」の4つの選択肢で回答を求めたところ、「はい」「どちらかといえば、はい」を合わせた「素材から手作り」志向派は、6割強だった。2022年調査時と比べると4ポイント微増した。

    年代別でみると、60代の意識が高く7割に近い。一方で30代は最も低く5割半。

    なお、有職主婦と専業主婦を比較すると、専業主婦は6割半で有職主婦と比べて5ポイント以上高い。


    Q. 次にあげる質問に、「はい」~「いいえ」であてはまるものを選んでください。(単一回答)

    図表1

    図表1


    【調査結果2】「出来合い品活用」意識は2年前と比べて微減。30~60代は6割台で同程度

    「出来合い品(冷凍食品・レトルト・惣菜等)を上手に活用している」について、「はい」「どちらかといえば、はい」を合わせた「出来合い品活用」志向派は、6割強だった。2022年調査時と比べると4ポイント程度微減した。

    年代別でみると、30~60代はいずれも6割台で同程度である一方で、20代は5割半と最も低い。

    なお、有職主婦と専業主婦はいずれも6割強と違いはみられない。


    Q. 次にあげる質問に、「はい」~「いいえ」であてはまるものを選んでください。(単一回答)

    図表2

    図表2


    【調査結果3】「時短」志向は2年前と比べて微増。30代が最も高く9割に近い

    「できるだけ調理時間を短縮する」について、「はい」「どちらかといえば、はい」を合わせた「時短」志向派は、8割強と顕著に高い。2022年調査時と比べると3ポイント程度の微増がみられた。

    いずれの年代も総じて8割を超えて高く、特に30代は「はい」計が最も高く、且つ「はい」の割合が唯一3割を超えている。

    なお、有職主婦と専業主婦を比較すると、有職主婦が86.2%と専業主婦と比べて5ポイント近く高い。


    Q. 次にあげる質問に、「はい」~「いいえ」であてはまるものを選んでください。(単一回答)

    図表3

    図表3


    【調査結果4】平日朝食は“便利な市販品利用”意識寄りで、平日夕食は“食材から手作り”意識寄り

    食事を準備する気持ちを「食材から手作り調理したい」「便利な市販品を利用したい(惣菜・レトルト・冷凍食品・弁当など)」の2つにわけたときに、朝・昼・夜の食事シーンそれぞれでどの程度の意識か確認したところ、平日の朝食は「便利な市販品利用」意識寄りである一方で、平日の夕食は「食材から手作り」意識寄りであることがわかった。

    年代別では、年代が上がるほど「食材から手作り」意識寄りの傾向となる。

    専業主婦と有職主婦とでは、平日の朝食はいずれも「便利な市販品利用」寄りの意識で有職主婦がより顕著。平日の夕食はいずれも「食材から手作り」意識寄りで、専業主婦が平均値4.3とより顕著。


    Q. 朝・昼・夜の食事シーンにおいて、食事を準備する気持ちを「食材から手作り調理をしたい」「便利な市販品を利用したい(惣菜・レトルト・冷凍食品・弁当など)」にわけたとき、あなたの気持ちはどの程度でしょうか。(単一回答)

    ※レポート内では休日についても聴取を行っており、平日と休日の比較も可能。

    図表4

    図表4


    【調査結果5】夕食メニューの心がけは半数以上が「夫の好み」、4割強が「簡単・手軽に作れるメニュー」

    夕食メニューの心がけは、「夫の好み」が最も高く5割、次いで「自分の好み」「簡単メニュー・手軽に作れる」「健康メニュー・栄養バランス」が4割台で続く。

    「夫の好み」は20代が最も高く6割に近く、また「自分の好み」も20代が最も高く「夫の好み」を超えて6割強と顕著に高い。「簡単メニュー・手軽に作れる」は、30代と50代が同程度で高く、30代と40代は「子供の好み」も4割台。60代は「健康メニュー・栄養バランス」が5割弱と他の年代と比べて高い。


    Q. 夕食のメニューは、何を心がけてますか?(複数回答)

    図表5

    図表5


    ― 本レポートについて ―

    今回のリリースでご紹介した『メニューからみた食卓調査2024』は有償にて販売しています。本リリースではご紹介できなかったメニューレシピの情報源や100を超えるメニューのポジショニング、食シーン別実態等、幅広いトピックを有償版では多数掲載しています。詳しくは下記までお問い合わせくださいますよう、お願い申し上げます。

    ※本リリースに関するお問い合わせにつきましても、下記までお願い申し上げます。



    【レポート販売のご案内】

    ■アウトプット

    『メニューからみた食卓調査2024』

    (1)調査報告書(PDFデータ):2024年9月完成

    (2)データ:単純集計表・クロス集計表一式・ローデータ

     ◆集計表にないクロス集計をご希望の際は、オーダーメイド集計にて承ります。

     【都度お見積りさせていただきます】


    ※当社は、本調査をご購入いただいた企業(法人・個人)以外には、成果物を提供いたしません。ただし、本調査を告知するための限定的な利用、及び発刊から一定期間経過後はこの限りではありません。

    ※本調査の成果物のご利用はご購入いただいた企業(法人・個人)の内部でのご利用のみに限らせていただきます。



    ■調査購入のご案内

    ・定価 440,000円(税別)

    ・MDBメンバー価格 410,000円(税別)

    ※『メニューからみた食卓調査2024』『メニューからみた食卓調査2024《単身世帯編》』の2編セット価格:定価750,000円(税別) MDBメンバー価格710,000円(税別)



    【お問い合せ先】

    株式会社日本能率協会総合研究所 経営・マーケティング研究部

    〒105-0011 東京都港区芝公園3-1-22

    担当 : 山口、荒木

    TEL : 03-3578-7607

    FAX : 03-3432-0109

    Email: info_mlmc@jmar.co.jp


    本件引用の際は、お手数ですが、上記あて掲載紙をご送付ください。

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