日本航空学園、CA育成の実習施設を新設 “教員の手作り”によ...

日本航空学園、CA育成の実習施設を新設  “教員の手作り”によるモックアップで機内を忠実に再現

~ 航空会社への就職を支援/一般活用もできる多目的施設へ ~

学校法人 日本航空学園(所在地:山梨県甲斐市、理事長:梅沢 重雄)は、キャビンアテンダント育成のために、より実践的な授業を行えるよう、新たな航空実習施設として「キャビンアテンダント・トレーニングセンター」を2017年7月1日(土)に新設いたしました。

キャビンアテンダント・トレーニングセンター



施設内には旅客機の室内を再現してモックアップや、空港受付カウンター、メイクアップコーナー、接客研修コーナー、教室などが設けられ、さらに空港での発券業務専用ソフト「ACCESS」を利用できるPCルームもある本格的な実習施設となっています。


■航空業界への就職に期待
学校法人 日本航空学園には、山梨キャンパス以外に能登空港キャンパス・新千歳空港キャンパスがあり、それぞれ航空従事者の育成を行っていますが、近年航空業界ではLCCなど新たな会社が増え、訪日客の増加に伴い航空各社は増便する傾向にあるため、多くの人材確保に乗り出しています。本学園の卒業生は毎年エアーラインをはじめ航空関連会社への就職が100%となっており、今後も航空業界の即戦力となる人材育成への期待は大きく、2017年も7月1日現在で8割の学生が各社から内定をいただいています。


■モックアップは全て教員の手作り
今回完成した施設の中で注目すべきは、大型旅客機の室内を再現したモックアップです。客室内は40名のお客様がゆったり座れるキャビンや、機内食を準備するギャレーが忠実に再現されており、機内サービスなどエアーラインで行う客室乗務員の実習ができるようになっています。
中でも保安要員としての役割を持つキャビンアテンダントには、不時着などの緊急事態を想定した訓練も重要です。モックアップ後部にあるオペレーションルームでは、教官がスイッチ一つで緊急降下、機内火災、脱出誘導などを再現できる装置が配置されており、緊急時の対応も訓練が可能となっています。

さらに、これらの装置は全て日本航空学園の教員による手作りであり、視察に来た航空関連会社の方も、クオリティーの高さに驚かれています。


■学生はもちろん一般活用もできる施設
この「キャビンアテンダント・トレーニングセンター」は、在籍する高校生が利用するのはもちろんですが、同キャンパスにある、公益財団法人 日本航空教育協会が航空業界の裾野拡大を目的に毎年行っている子供向け職業体験イベント「空の職業体験」や、社会人向けに各企業のイメージアップにもつながる「接客マナー研修」などをCAの目線から指導するユニークな研修も本施設で実施し、一般の方々に広く利用していただける施設としても活用してまいります。


■法人概要
名称 : 学校法人 日本航空学園
所在地: 〒400-0108 山梨県甲斐市宇津谷445番地
設立 : 昭和7年
代表者: 理事長 梅沢 重雄(うめざわ しげお)
URL  : http://www.jaa.ac.jp/
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