京都精華大学デザイン学部プロダクトデザイン学科客員教授にN7...

京都精華大学デザイン学部プロダクトデザイン学科客員教授に N700系新幹線「のぞみ」の車両開発を手がけた福田 哲夫氏の就任が決定

京都精華大学(所在地:京都市左京区、学長:竹宮 惠子)デザイン学部プロダクトデザイン学科は、N700系新幹線「のぞみ」などの高速鉄道車両開発を手かげたインダストリアルデザイナーの福田 哲夫氏を新たに客員教授としてお招きすることを決定しました。就任予定年月日は2015年4月1日です。

福田 哲夫氏
福田 哲夫氏

福田氏は、いち早くエコデザインに取り組むほか、最先端の技術や科学面を先導するデザイナーとして、日本の自然環境や伝統、最先端技術を融合した新たな価値を生み出すものづくりを行ってきました。また、工学系・芸術系大学や企業内デザイナーへの教育歴も抱負で、本学の学生に対し、これからの社会におけるデザインの役割や存在意義、観察すること、考えること、実践することの意義をご教示いただくことが期待されます。
福田氏には、年3~4回の特別講義とワークショップをご担当いただく予定です。


福田哲夫氏のプロフィール、就任にあたってのコメントは以下のとおりです。

■福田 哲夫(ふくだ てつお/66歳)※年齢は2015年2月12日現在
インダストリアルデザイナー
自動車を出発点にトランスポーテーションを中心に携わるなど、個人用の生活用品から公共用の産業機器まで幅広くデザイン活動を続けている。教育分野では、専門職大学院の他に、工学系、芸術系の大学で指導。またボランティア活動では、小学生向けのデザインワークショップを開催し、観察の大切さや表現の楽しさなどを伝えている。現在は産業技術大学院大学特任教授、日本デザイン振興会グッドデザイン・フェロー。主なプロジェクトは、サンライズエクスプレス、N700系新幹線「のぞみ」他多数の鉄道車両。グッドデザイン賞金賞、ブルネル賞、他受賞多数。


就任にあたってのコメント:
わたしたちが大切にしてきた“しつらい”や“ふるまい”の美しさは、日本の気候風土や文化により磨かれ、伝承されてきたモノやコトの中に内包されています。なかでもここ京都の地には歴史があり、皆さんの周りにはたくさんの美しく魅力的なモノやコトが眠っています。心豊かな暮らしの実現は、ひとり一人の未来に対する“夢”次第です。皆さんの夢のある学びを応援します。


1.京都精華大学について  http://www.kyoto-seika.ac.jp/
1968年に「自由自治」を教育理念とし、短期大学として開学。1979年に4年制大学として美術学部を開設、2006年には日本で初めてマンガ学部を設立するなど、既存の枠組みにとらわれることなく、常に新しい学問領域を切り拓いてきました。現在は、人文学部、ポピュラーカルチャー学部、芸術学部、デザイン学部、マンガ学部の5学部、人文学研究科、芸術研究科、デザイン研究科、マンガ研究科の4研究科のあわせて約3,800人の学生が、自由で自然豊かな環境のなか、世界に向けて発信する文化と芸術を追求しています。


2.京都精華大学デザイン学部プロダクトデザイン学科について
プロダクトコミュニケーションコース、ライフクリエイションコースの2コースからなるプロダクトデザイン学科では、スマートフォンや文房具、靴、自転車、インテリア、雑貨など、人の生活のあらゆる場面で必要となるもののデザインを学びます。デザイナーとして基本となる平面と立体の造形力、CGやCADといったデジタルスキルを身につけると同時に、問題意識を持って社会をとらえることで課題を発見し、それを解決するためのデザインの手法も身につけます。また、企業や地方自治体と連携して、新たな商品開発やデザインを考える授業も豊富で、社会でどのような力が必要となるのかを実践を通して学ぶ場となっています。

カテゴリ:
人事
ジャンル:
教育 アート・デザイン

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