自動車教習所×芸大生が“滋賀・ゲジナン”をアート化!最優秀デ...

自動車教習所×芸大生が“滋賀・ゲジナン”をアート化! 最優秀デザインを教習車にラッピング

~県の“走る安全運転の広告塔”目指す~

株式会社瀬田月輪自動車教習所(滋賀県大津市、代表取締役社長:前原 敏文)では、2019年1月に、成安造形大学の学生と協同した「全面ラッピング教習車」が完成しました。テーマは「GIRLY」(女の子らしく、かわいらしい)とし、コンペ形式で学生に作品募集を行い、応募された中から最優秀と輝いたデザインを採用しました。滋賀県のナンバープレートが「ゲジゲジナンバー」と呼ばれていることに着目し、アピールするとともに女子大生が乗りたくなるようなかわいらしいデザインになりました。


右側面


*月輪自動車教習所ホームページ

http://www.tsukinowa.co.jp/



■フルラッピング教習車を制作した背景

教習所と言えば、どうしても「怖い」「不安」「難しい」といったネガティブな場所だと考える人はいまだに多いようです。そこで成安造形大学の学生と協力し、かわいいデザインの全面フルラッピング教習車の制作を決め、その堅苦しいイメージを変えていくことが出来ないかと考え、制作を決めました。


▲完成したラッピング教習車 中央にある『滋』の文字から派生するカラフルなデザイン



■今後、活躍に期待していること

かわいらしさをアピールするだけでなく、滋賀県を代表する『走る安全運転の広告塔』となるように、滋賀県の事故減少に繋がる運動を積極的に行って、地元企業として地域貢献をしていきたいと考えています。

また、近年では若者の「車離れ」ならぬ「免許離れ」が進んでおり、このラッピングカーを通じて教習所に行き、免許取得に興味を持っていただければとも考えています。


▲完成したラッピング教習車 後面



■デザイン発案者

 メディアデザイン領域グラフィックコース3年 村田 純里さんのコメント

かわいらしいだけでなく、教習所がある滋賀県に繋がるようなデザインを意識しました。県外の人が滋賀県のナンバープレートに触れ、「『滋』の字がゲジゲジみたい」言っているそうですが、敢えてその「滋」をモチーフにしました。文字のフォントに関心があり、ナンバープレートの特徴的な字を生かして配置や色遣いを考えました。「ゲジナン」が持つイメージをポジティブに変えてくれるだけでなく、デザインを知ってくれている人が見かけると、おもわず「あれって、ゲジナンをモチーフにしているデザインだよ」とSNSで発信したくなるようなデザインにしました。


▲デザイン発案者 村田 純里さん(21)

▲プレゼン時の様子



■「ゲジナン」とは

「ゲジナン」とは、滋賀県のナンバープレートの「滋」の文字の形が「ゲジゲジ」に見えることからきています。滋賀県をテーマにしたテレビのトーク番組内で、「ゲジナン」について語られていることもあり、地元の滋賀県民なら一度は聞いたことのあるワードだと思います。


▲実際の「滋賀」ナンバープレート



■成安造形大学 田中 真一郎教授が監修

成安造形大学イラストレーション領域・総合領域 教授。大津祭曳山連盟公式キャラクター「ちま吉」のプロデュース活動が評価され、平成24年度の「大津市文化賞」を受賞。この賞は、永年にわたり文化活動に従事し、大津市の文化の向上と振興に著しい功績があった者に与えられる賞です。

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