「相鉄いずみ野線沿線 環境未来都市」の取り組みとして、相鉄い...

「相鉄いずみ野線沿線 環境未来都市」の 取り組みとして、相鉄いずみ野線沿線における 「次代のまちづくり」の推進に係る四者連携覚書を 横浜国立大学・フェリス女学院大学・横浜市・ 相鉄ホールディングスで締結しました。

このたび、取り組み内容を広げ、地域課題の解決を公・民・学が連携協働してさらに進めるため、国立大学法人横浜国立大学(横浜市保土ケ谷区、学長・長谷部 勇一)、フェリス女学院大学(横浜市泉区、学長・秋岡 陽)、横浜市及び相鉄ホールディングス株式会社(横浜市西区、代表取締役社長・林 英一)は、「相鉄いずみ野線沿線における『次代のまちづくり』の推進に係る四者連携覚書」を2016(平成28年)6月1日に締結しました。

取り組みエリア
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この締結により、4者が相互連携し組織として対応していく体制が整い、それぞれの有する人的、物的資源及び知識等を活用し、引き続き、沿線における地域住民の高齢化、若年層の流出、住宅や各種施設の老朽化等、今後想定されるさまざまな課題の解決に向けて、郊外住宅地における多様な年齢層にとって住みやすく、環境に配慮したまちづくりを推進していきます。また、教育・研究での還元を通じて社会に貢献していきます。


【連携取り組み事項】
(1) 地域資源の活用等を通じた、まちの魅力づくりに関する事項
(2) 子育て世代、高齢者等への支援に関する事項
(3) 環境、エネルギー等に関する事項
(4) 地域コミュニティの発展に関する事項
(5) その他地域の課題解決に資する事項

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横浜市は、環境未来都市として、環境問題や超高齢化への対応等さまざまな社会的課題に取り組んでいます。
2013年度(平成25年度)から「持続可能な住宅地モデルプロジェクト」を、市内4か所のモデル地区で、民間事業者(鉄道事業者、開発事業者)や大学等幅広い主体と連携し、住み慣れた身近な地域で、誰もが安心して暮らし続けられるように、生活圏の拠点となる駅周辺等に、住民の生活を支えるために必要な機能を集積し、郊外の住宅地の住環境を維持し拠点駅との交通を確保する等、市民生活を支えるコンパクトな住宅地の形成を進めています。

「相鉄いずみ野線沿線地域」は、そのモデル地区の1つとして、横浜市と相鉄ホールディングス株式会社による、「相鉄いずみ野線沿線における『次代のまちづくり』の推進に係る包括連携協定」を2013年(平成25年)に締結し、沿線に存在する豊かな自然環境や人的資源・低未利用地等の地域資源を活用した、「環境に配慮したまちづくり」「多様な年齢層にとって住みやすいまちづくり」を推進してきました。
今般、上記横浜市と相鉄ホールディングス株式会社の2者に加え、横浜国立大学及びフェリス女学院大学の参画を得て4者にて連携し、取り組みを推進していくこととなりました。


■これまでの両大学の取り組み
横浜国立大学は、2013年(平成25年)6月に横浜市と「都市及び地域の再生・活性化に係る連携・協力に関する包括協定」、及び、2016年(平成28年)4月に相鉄ホールディングス株式会社と地域活性化にかかる包括連携協定を締結し、地域実践を通じた教育活動・社会貢献活動の促進と、住み続けたいまちづくりに向けた地域課題の解決を目的として、双方が有する知的、人的、物的資源を最大限に活用し、さまざまな形で連携を行ってまいりました。
また、本学都市イノベーション学府では、大学院の実践型演習課題の取り組みとして(「環境都市デザインスタジオ」担当教員:野原 卓・田中 稲子・吉田 聡)、相鉄いずみ野線沿線を対象とした調査研究・提案発表を実施し、2015年(平成27年)11月に「相鉄いずみ野線沿線環境未来都市 まちづくりフォーラム」での発表のほか、地域課題の解決に向けた提案等を実施してまいりました。


フェリス女学院大学は、1988年(昭和63年)に相鉄いずみ野線緑園都市駅の最寄りに「緑園キャンパス」を開設。以降、地域との交流や近隣小中高との連携した取り組みを積極的に行ってきました。
2005年(平成17年)3月に「大学・都市パートナーシップ協議会」に加入。
エコキャンパス研究会(担当:佐藤 輝教授)では、「相鉄いずみ野線沿線 環境未来都市」に賛同し、沿線の魅力づくりとブランド向上を目指し、地元泉区産の野菜と米粉を使ったパンを地域密着のベーカリーカフェ「ヴィ・ド・フランス いずみ野店」と共同開発し、地域の取り組み「いずみ野マルシェ」等で販売しました。
このほか、相鉄不動産株式会社の女性専用賃貸マンションの設計や広告宣伝方法を提案しました(担当:諸橋 泰樹教授)。


☆新しい公民学連携拠点ができました。
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みなまきラボ(相鉄いずみ野線 南万騎が原駅前 相鉄ライフ南まきが原内)
地域の未来をみんなで考える場である公民学連携拠点として、6月1日にオープンしました。


■参考
(1) 環境未来都市とは・・・
環境問題や超高齢化への対応等のさまざまな社会的課題に総合的に取り組んで活力ある都市をつくる、国家戦略プロジェクトの1つです。横浜市は2011年(平成23年)12月、国から「環境未来都市」に選定されました。

(2) 横浜市が進める「持続可能な住宅地モデルプロジェクト」とは・・・
住宅地の再生や活性化を目指し、地域特性の異なる4つのモデル地区を指定して取り組みを進めています。
[1]青葉区たまプラーザ駅北側地区 [2]磯子区洋光台周辺地区 [3]緑区十日市場町周辺地域 [4]相鉄いずみ野線沿線地域

(3) 相鉄いずみ野線沿線 環境未来都市とは・・・
相鉄いずみ野線が走る地域にはさまざまな地域の資源や魅力が存在する一方で、少子高齢化社会の郊外住宅地に共通する課題があります。
横浜市と相鉄ホールディングス株式会社は、「相鉄いずみ野線沿線における『次代のまちづくり』の推進に係る包括連携協定」を締結し、相鉄いずみ野線沿線に存在する豊かな自然環境や人的資源・低未利用地等の地域資源を活用した「環境に配慮したまちづくり」、「多様な年齢層にとって住みやすいまちづくり」を推進しています。

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