印刷物の切れ端や残紙を使用した個性あふれるクラフト文具 永田...

印刷物の切れ端や残紙を使用した個性あふれるクラフト文具  永田印刷所と福祉施設のコラボで4月1日発売

印刷物の切れ端や残紙が、個性あふれる手づくり文具に。

岡崎ビジネスサポートセンター・オカビズ(所在地:愛知県岡崎市、センター長:秋元祥治、以下 オカビズ)は、サポートする総合印刷会社の合資会社永田印刷所(所在地:岡崎市亀井町、代表社員:永田欽一)が自社初のオリジナルブランド「ながたぶんぐ」を立ち上げ、4月1日から正式販売を開始することをご報告します。

印刷用紙の裁断時に出る切れ端や印刷残紙を活用し、一つ一つ手づくりでノートやブロックメモ等を作成。2つとして同じものがない、個性あふれるクラフト(手づくり)文具です。印刷所の仕事を通じて、障がいある人たちの丁寧な作業と豊かな感性を生かしたモノづくりがしたいと感じたことから始まりました。

なお、4月9日(金)オカビズイオンモール「トライアルスポット」にて、PR販売会を予定しています。


クラフト文具「ながたぶんぐ」


■老舗印刷会社と障がいある人が生み出す一期一会のクラフト文具

<特徴>

・創業100年を越える永田印刷所 初めてのオリジナルブランド「ながたぶんぐ」。

・障がいのある人と共同作業を行う。丁寧な手作業と感性を積極的に生かして、二つとして同じものがないオリジナル文具。

・印刷の際に出る残紙や端切れを使用。色や質の異なった紙を丁寧に組み合わせてできる紙の文具3種類を発売。(ノート、便箋、ブロックメモ/今後も、商品を順次追加していく予定。)

・現在、残紙などは永田印刷所の他に用紙メーカーや市内印刷会社4社が協力している。SDGsの理念に基づき「もったいない」が生かされた展開。(今後も組合を通じて協力会社を増やす予定)

・目標は月に1,000冊の販売で、障がいある人の工賃10,000円以上/月を目指す。


<背景>

ネットプリントの台頭や紙媒体の減少などの市場変化、また大きな印刷機械が減少する中で、印刷工場のスペースが空き、有効な活用法を模索していました。施設長の息子・永田雄大が介護福祉士として障がいのある人のサポートを仕事にし始めたことから、漠然としつつも印刷が障がいある人の仕事に何らか関われないかと考えていました。

一方で、印刷の際にどうしても出てしまう残紙は、これまで捨てるか保育園や小学校、高齢者施設などへ寄付するかでした。そこで数年前から、残紙を集めたメモ帳を無料で顧客に配っていました。当初は、このメモづくりの仕事や他の地域の会社から請負仕事を障がいのある人の仕事としてB型事業所の開設を目指しました。

オカビズでの相談を経て、クラフト文具市場の動向や、この残紙の価値と障がいある人の感性が混じり合うことで生み出される可能性を感じ、クラフト文具制作を障がいある人の仕事として実施できるよう、オリジナルブランドの立ち上げに至りました。


<概要>

ブランド名 「ながたぶんぐ」

ラインナップ (送料別)

 (1)クラフトノート:「ZANSHI NOTE」

   B5/50枚綴       … 700円(税込)

   ハーフサイズB6/50枚綴 … 600円(税込)

 (2)クラフト便箋:「ZANSHI 便箋」

   B5/50枚綴       … 700円(税込)

   ハーフサイズB6/50枚綴 … 600円(税込)

 (3)クラフトブロックメモ:「きれは紙」

   86×86mm/500枚 … 600円(税込)

販売場所 ウェブショップ(BASE) https://nagatabungu.thebase.in

     ※永田印刷所の店頭でも販売いたします。

Instagram: https://www.instagram.com/nagatabungu/



■催事/「オカビズ・トライアルスポット」にて「ながたぶんぐ」PR販売会

日時 2021年4月9日(金)11:00-16:00

場所 イオンモール岡崎イースト館3階 オカビズブース

内容 クラフトノート、クラフト便箋、クラフトブロックメモの販売

  ※PR粗品としてミニメモを配布予定。

   ※クラフトノートの製本テープ(色)を選んでその場で貼るサービスを検討中



■イオンモール岡崎オカビズブース「トライアルスポット」企画について

岡崎ビジネスサポートセンター・オカビズ(センター長:秋元祥治)は、イオンモール岡崎のブースを活用した新企画「オカビズ・トライアルスポット」を4月から開始します。売上アップサポートの一環として、オカビズブースで支援商品や新規事業のPRやテストマーケ、ファンづくりにチャレンジできる取り組みです。


<背景>コロナ禍で地域店舗は来店客減少。オンライン展開は地域認知にハードル

コロナ禍の一年で、特に物販・サービス事業者は軒並み来店客が減少し、ネット販売やクラウドファンディングなどオンラインでの販売を強化してきた事業者も多くいます。しかし、消費者への直接PRができない時間が長く、特にネット環境や接触するSNS等により、オンラインでの情報が届くターゲットには限りがあり、地域で知ってもらう・買ってもらうことには課題がありました。


<概要>事業者の新展開をグッと後押しする「オカビズ・トライアルスポット」

・実施内容

販路拡大やテスト販売、PR、デモセミナーなど売上アップのためのチャレンジ機会の提供。告知や当日の運営は事業者自身が行い、市役所担当課職員が立ち会います。

・実施場所

イオンモール岡崎 3階 オカビズブース内

・開催頻度

月1~2回を想定

・出店予定事業者

4月...合資会社永田印刷所「ながたぶんぐ」お披露目・発売

なお、今後の予定として、りんごのまんま「ハーフバースデイに送るおむつケーキ」、WEPOP「オン・ザ・玄米」「デコまめ」などがあります。

※出店予定事業者は変更になる可能性があります。



■事業者概要1/合資会社永田印刷所

URL: http://n-dp.com/

代表社員 永田欽一、専務 永田圭一

1918年創業。創業当時は籠田町にて製本業を営みながら印刷会社となりました。現在では岡崎市並びに愛知県内の取引先企業様の帳票等、商業印刷をはじめ、会社案内やパンフレット、チラシや会報冊子、名刺や封筒など様々な印刷物の企画デザインから印刷製本を手掛けています。

用紙の裁断時に出る切れ端や半端紙を廃棄するのは勿体無いと感じたことから、十数年前から印刷残紙を選別しストックし始めました。ある程度の量まで貯蔵しては、メモ帳等に加工し無償で配布をしていました。今回は、その印刷残紙を活かした手づくりノートやメモ帳を、売れる商材へと大きくステップアップすべく、様々な色や質の紙を混在させた手づくり感あふれる、一期一会のクラフト文具が誕生しました。


永田印刷所


■事業者概要2/就労継続支援B型事業所「One Step」(運営:合同会社NGT)

運営:合同会社NGT(代表社員 永田圭一、施設長 永田雄大)

4月1日開設予定。定員20名予定。支援員は7名(非常勤含む)。知的・精神・身体障がいの方を受け入れる予定です。

印刷会社と隣接しているため、印刷会社の仕事をリアル体験できるのが大きな特徴。モノづくりなどのクリエイティブな仕事を目指します。

また施設長である永田雄大は、2011年に祖母が脳卒中で倒れ、要介護生活になったことをきっかけに、福祉の道を目指しました。

永田印刷所工場内のデッドスペースを活用したいという思いと長男雄大の福祉への思いが重なり、永田印刷所工場内を一部修繕は必要ではあるが就労継続支援B型事業所の運営ができるかもしれないという希望が生まれ、今回の福祉施設開設へと動き始めました。


永田雄大さん


■事業者概要3 /中小企業の無料相談所「岡崎ビジネスサポートセンター・オカビズ」

岡崎市経済の底上げを図るため、2013年10月に開設した産業支援施設。岡崎市と岡崎商工会議所との連携により、売上アップの相談所として岡崎の中小企業・起業家のチャレンジをサポートしています。開設から6年で約14,000件の相談を受けています。

2015年内閣府「女性のチャレンジ支援賞」受賞。2016年「第11回ニッポン新事業創出大賞」支援部門特別賞受賞。2018年度総務省「ふるさとづくり大賞」地方自治体表彰受賞。

ホームページ: http://www.oka-biz.net/

取材依頼・商品に対するお問い合わせはこちら

プレスリリース配信企業に直接連絡できます。