<「初めての一人暮らし」に関する意識調査> “一人暮らしを始...

<「初めての一人暮らし」に関する意識調査>  “一人暮らしを始めてよかった”と感じているのは、男性より女性 “一人暮らし”始めた理由や、新たに購入したものに男女差

~衣食住や金銭・時間の管理など、 時代が変わっても一人暮らしの失敗の種は不変~

 国内1,200社超が利用する日用品流通の情報基盤を運営する株式会社プラネット(所在地:東京都港区、代表取締役社長:田上 正勝)は、消費財にまつわるトピックスをお届けする「Fromプラネット」の第32号として、「初めての一人暮らし」に関する意識調査の結果をご紹介します。

表1「今までに一人暮らしをしたことがありますか。また、その際に引越しをしましたか」についての回答
表1「今までに一人暮らしをしたことがありますか。また、その際に引越しをしましたか」についての回答

■一人暮らし経験者は60%、女性の理由は「実家を出てみたい」が2割超
 まだまだ寒い日が続いていますが、進学や就職などで、春から新生活を始めるという人もいるのではないでしょうか。今回は、「初めての一人暮らし」について調査を実施。一人暮らしを始めた理由や引越し先の選び方、一人暮らしのメリット、デメリットなどについてまとめました。
 まずは、今までに一人暮らしをしたことがあるか、またそのために引越しをしたかどうかを聞きました。すると、一人暮らし経験者は60.0%でした。これを性年代別に見ると、20代以下では男女差は見られませんが、30代以降の年代では全体に男性が女性を上回り、特に男性の40代・50代ではそれぞれ70.0%、77.2%と、7割を超えていました。男性は女性に比べ、結婚までの間に一人暮らしをしたり、転勤で単身赴任を迫られたりと、一人暮らしの要因が多いことが考えられます。
 次に、一人暮らしを始めた理由を調べました。1位は「進学・通学」41.7%、2位が「就職・転職」26.5%。男女に目立った差はなく、やはり進学や就職が新生活の節目になった人が多いようです。一方、3位以下の結果は、男女で違いが見られました。「実家を出てみたかったから」の項目は、男性が8.3%に対して、女性は21.2%。「ひとり立ちしたかったから」も男性の7.9%に対し、女性は17.8%。いずれも10%前後の男女差がありました。女性は男性と比べ、家を出て自立したいという気持ちが強く、それが一人暮らしのきっかけの一つになっていると言えそうです。
 さらに、一人暮らしのために引越しをしたという人に、引越し業者を利用したかどうかを尋ねると、「引越し業者を利用せず、自分で行った」人が6割を超えました。引越した時の年代別に見ると、「引越し業者を利用した」人は、20代以下では3割程度ですが、30代以上で急増。40代・50代では7割前後に上りました。若い時は身軽に引越しできるけれど、年代ととも荷物も増え、経済的に余裕が出る代わりに時間がなく、業者を利用する割合が増えるということなのかもしれません。

表1「今までに一人暮らしをしたことがありますか。また、その際に引越しをしましたか」についての回答
https://www.atpress.ne.jp/releases/90611/img_90611_1.png

表2「一人暮らしを始めた理由を教えてください」についての回答
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表3「その引越しの際に、引越し業者を利用しましたか」についての回答
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出典  :インターワイヤード株式会社が運営するネットリサーチ
     『DIMSDRIVE』実施のアンケート「一人暮らし」。
調査期間:2016年1月15日~1月27日、DIMSDRIVEモニター4,400人が回答。
     表4~表8・エピソードの出典も同アンケートです。


■引越し先選びで重視するのはやはり「家賃」、女性には“住環境”もポイント
 今度は、一人暮らしの部屋を選ぶ際、何を重視して決めたかを調べました。1位は、「家賃」の74.9%。以下「学校・会社からの距離」53.4%、「駅からの距離」40.3%、「間取り」39.9%、「部屋の広さ」39.4%と続きました。
 男女別に見ると、最も差が大きかったのが「階数(2階以上など)」。男性13.1%に対して、女性は30.5%と3割もいました。次に差が大きかったのは「治安の良さ」で、やはり、3割の女性が重視すると回答していました。女性が一人暮らしをする際、防犯上安全かどうかは重大な関心事のようです。
 ほかに男女差が目立ったのは、「風呂・トイレ別々」や「収納スペース」。また全体的に、女性のほうが男性より回答率の高い項目が多く、女性は、よりさまざまな要素に関心を持って、引越し先を選んでいる様子がうかがえました。

表4「一人暮らしの引越し先を選ぶ際、何を重視して決めましたか」についての回答
https://www.atpress.ne.jp/releases/90611/img_90611_4.png


■女性は「カーテン」がないと住めない!?…一人暮らしで買うものに男女差あり!
 一人暮らしを始めたときに、新たに購入したものは何かを聞きました。最も多かったのが「冷蔵庫」57.9%。次いで、「炊飯器」44.1%、「洗濯機」43.1%、「テレビ」42.5%の順でした。やはり新居に生活家電は欠かせませんよね。男女別に注目すると、女性は特に、「炊飯器」「電子レンジ」などの調理家電や「洗濯機」を購入した人が、男性に比べ多くなっていました。
 中でも最も男女差が大きかったのは「カーテン」です。男性22.8%に対し女性は48.2%で、約半数に上りました。防犯やプライバシー保護のため、またインテリアの一つでもあるカーテンは、女性にとって重要なアイテムのようです。
 一方、わずかではありますが、男性が女性を上回ったのは、「目覚まし時計」「本棚」「オーディオ」などの項目。生活するうえで何を大切にしているか、男性と女性のライフスタイルの違いが見えて面白いですね。

表5「一人暮らしをするために新たに購入したものは何ですか」についての回答
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■一人暮らしのために「固定電話」を買う人…若い世代では0%
 さらに、前調査の結果を年代別に見てみましょう。「電子レンジ」は、20代以下と30代で特に多く、6割を超えていました。日本の家庭に浸透したのが80年代以降と、比較的新しい調理家電であるためと考えられます。また、「パソコン」は20代以下が他の年代に比べて飛び抜けて多く、若い世代ではパソコンが生活に密着していることがわかります。
 一方、「固定電話」を購入している人が、20代以下ではなんと0%。回答者数が51人と少ないものの、購入している人はいませんでした。たしかに、今やスマートフォンや携帯電話があれば、固定電話は必要ありません。時代とともに、生活必需品が変化していることがわかる結果となりました。

表6「一人暮らしをするために新たに購入したものは何ですか」についての回答(年代別)
https://www.atpress.ne.jp/releases/90611/img_90611_6.png


■一人暮らしで良かったのは“自由なこと”、困ったのは“病気で寝込んだとき”
 一人暮らしのメリットとデメリットについて聞きました。
 一人暮らしをして良かったことの1位は、「時間を自由に使える」が62.7%でダントツ。以下、「同居人に気を遣わなくてよい」「食事が自由にとれる」と続き、何より“自由”であることがメリットなようです。また、「とくにない」以外のすべての項目で女性の数値が男性を上回り、女性のほうがより“一人暮らしをして良かった”と感じていることがわかります。
 一方、一人暮らしで不便な点・困ったことを尋ねると、最も多かったのは「病気などで寝込んだとき」の32.1%。以下「家賃や光熱費などお金がかかる」27.3%、「外食ばかりになる」21.3%、「生活リズムが崩れる」21.0%と続きました。“自由”とは裏腹なことと言えそうですね。
 男女別の結果に注目すると、「何かトラブルがあった時に自分で対処しなければならない」が、男性10.5%に対し、女性は30.5%も。「防犯上の不安」「虫が出たとき」も、大きな男女差が見られました。
 とはいえ、デメリットの回答率は、メリットに比べて、全体的に低い数値。男性も女性も、一人暮らしの不便や不安、面倒なことと悪戦苦闘しつつも、自由を楽しんでいる人が多いのかもしれませんね。

表7「一人暮らしをするようになって良かったと思える点は何ですか」についての回答
https://www.atpress.ne.jp/releases/90611/img_90611_7.png
表8「一人暮らしで不便な点・困ることは何ですか」についての回答
https://www.atpress.ne.jp/releases/90611/img_90611_8.png


■いつの時代にも、一人暮らしの失敗の種は変わらず…?

《一人暮らしを始めて失敗したエピソードがあれば教えてください》
【鍵のかけ忘れ、鍵をなくした】
●部屋の鍵をなくし、深夜に管理人を起こして開けてもらった(70代以上男性)
●部屋の鍵をかけ忘れたときに、隣の部屋の人に間違って入って来られて、怖かった(60代女性)
●職場に鍵を忘れてしまい、隣りのベランダから自分のベランダに移り、ガラス窓を割って部屋に入った(50代男性)
●実家に帰省して、自宅に帰るときに自宅の鍵を宅配便の荷物の中に入れて送ってしまった(40代女性)

【やっぱり、お金の問題】
●お金がなくなって友達に借りたことです(60代男性)
●家計のやりくりで足りなくなって、親に泣きついたこと(50代女性)
●当時、ATMは夜間や休日に利用できず、連休前に現金の引き出しを忘れて3日間150円で過ごしたことがある(50代女性)

【とにかく心細い】
●引っ越して1か月後、風邪で39度以上の熱が出て寝込み、母親に急遽看病に来てもらったこと(30代女性)
●最初の頃は毎日のように親から電話があり、その電話のせいでホームシックになった(30代女性)

【集合住宅ならでは…】
●酔って帰ったときに、同じ扉が並んでいるので、違う部屋に入ってしまったことがある(60代男性)
●友人を呼んで騒ぎすぎ、近隣から叱られた(50代男性)
●隣りとの壁が薄くて、生活音が丸聞こえでうるさかったこと(40代女性)

【衣食住の失敗】
●自炊の材料の分量がわからず、一週間同じものを食べ続けたことがある(60代男性)
●初めて洗濯をするときに洗濯する方法がよくわからず困った(50代男性)
●初めてお味噌汁を作ったとき、乾燥ワカメの適量がわからず、ワカメの味噌煮になってしまった(40代女性)

【生活が不規則に…その他生活全般】
●寝過ごして、授業に行けなかったこと(50代男性)
●寝坊して会社の人たちが「来ない!電話しても出ない!事件か!?」と大騒ぎになったことがありました(30代女性)
●ガス風呂を空だきして、もう少しで死にそうになったこと(60代男性)
●風呂の水を止め忘れ、部屋が洪水状態に(50代男性)
●寝たばこをしてしまい、朝起きてみると、掛布団に1メートルぐらいの穴が開いていた(40代男性)


 最後に、一人暮らしを始めて失敗したエピソードを聞くと、たくさんの失敗談や思い出のエピソードが寄せられました。多かったのは、なくしたり掛け忘れたり、“鍵”にまつわる失敗談。中には「ガラス窓を割って入った」なんていう人も…。初めての一人暮らしだけあって、洗濯の仕方がわからない、自炊の分量の見当違いなど、衣食住に関する失敗も多数。時間や生活費の管理ができず、寝過ごしたり、お金に困ったりした人も多そうです。お風呂の空だきや火事を起こしかけたという話には笑えませんね。
 20代から70代以上までの回答を見ていて気づいたのは、時代が違っても、エピソードの中身はあまり変わっていないこと。初めての一人暮らしにとまどい、不安だったり心細かったり、失敗も多いけれど、経験を重ねて学んでいったということに変わりはないのかもしれません。この春、新たに一人暮らしを始める人は、人生の先輩たちの声を参考にしてみてくださいね。


【株式会社プラネットとは】
 メーカー、卸売業、小売業がサプライチェーンとして連携し、生活者へのサービス向上を目指して進化を続ける日本の消費財流通を、情報インフラ運営で支えている上場企業(証券コード2391)です。

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