高齢者施設の職員に、筆記具を使ったレクリエーション講習会を実...

高齢者施設の職員に、筆記具を使ったレクリエーション講習会を実施  今後増えるシニア世代の認知機能低下の予防に貢献

ゼブラ株式会社(本社:東京都新宿区/代表取締役社長:石川 真一)は、高齢者施設の職員に対し、筆記具を使った施設利用者(高齢者)向けレクリエーション講習会を2015年12月8日(火)に実施しました。

講習会の様子
講習会の様子

高齢者施設では、精神的・身体的な健康の維持のためのレクリエーションが毎日おこなわれていますが、そのメニューの種類や知識が慢性的に不足しています。
一方、筆記具は仕事や勉強などの実用のために使われるだけではなく、自分の考えをまとめたり、他の人とのコミュニケーションのために文字やイラストを書くことにも使用され、脳を活性化させるとも言われています。
当社では、筆記具が高齢者の老齢による認知機能の低下予防に貢献できることを想定し、今回の講習会を実施しました。

▼実施概要
1、筆記具を使ったレクリエーションメニューのアイデア出し
 (参加の職員によるグループワーク)
2、筆記具を使ったレクリエーションメニューの講習
 (キレイ文字、飾り文字の手書きの実践)
場所:TKP市谷カンファレンスセンター(東京都新宿区)
日時:2015 年12月8日(火)
参加者:高齢者施設職員
主催:ゼブラ株式会社、株式会社プレイケア

▼実施結果
・100人の募集に対して134人の職員が参加し、そのほとんどがとても熱心に講習を受けられました。
・筆記具を使った多くのレクリエーションメニューのアイデアが出され、職員のメニュー考案のスキルアップにつながりました。
・キレイ文字のレクリエーションは職員の方々から「職場に戻ってぜひ実践したい」と評価されました。
▼今後の取組み
今回出たレクリエーションメニューや職員からのフィードバックを元に、このような講習会の継続実施や、高齢者向け新商品の開発など、今後増えるシニア世代に貢献することを目指します。

▼シニア市場の拡大
日本では超高齢化社会に突入し、65歳以上が全人口の25%を占めています。また、高齢者のみで生活する世帯が、全体の40%を占めるようになり、ますますシニア市場は拡大していきます。一方、サービス付き高齢者向け住宅の登録状況は3年余りで100倍以上になるなど、シニアにとって安心して暮らせる場所へのニーズが高まり、介護スタッフの関わりがシニアの生活に深くかかわってくることがうかがえます。

▼シニア層周辺の筆記具使用状況調査(2015年3月実施)
対象:高齢者施設利用者男女100人(平均年齢69.8歳)+高齢者施設スタッフ100人(平均年齢48.3歳)
主催:ゼブラ株式会社 調査:株式会社プレイケア

高齢者施設利用者
シニアの方は、普段から筆記具を使用していますが、自分で購入せずに社会人時代に買ったものや家族にもらったものをそのまま使用している状況がうかがえます。

施設で筆記具を使う機会は多く、レクリエーションメニュー次第でその機会がさらに増える可能性があります。

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