日本初上陸のIoT無線規格を利用した自宅見守りIoTキット ...

日本初上陸のIoT無線規格を利用した自宅見守りIoTキット  クラウドファンディング目標額100万円を突破!10月20日まで募集中

IoTやクラウドを活用した生活支援ツールを開発する株式会社Z-Works(ジーワークス、代表取締役社長:小川 誠、所在地:東京都新宿区)は、きびだんご株式会社(代表取締役:松崎 良太、所在地:東京都目黒区)が運営するウェブサイト「kibidango」にて、自宅見守りIoTキット「LiveConnect(ライブコネクト)」のクラウドファンディングにおいて、目標額100万円を突破しました。
なお、クラウドファンディングは2015年10月20日まで募集しております。

自宅見守りIoTキット「LiveConnect(ライブコネクト)」
自宅見守りIoTキット「LiveConnect(ライブコネクト)」

「LiveConnect」(kibidangoのページ)
http://kibi-dango.jp/info.php?type=items&id=I0000137


■自宅見守りIoTシステム「LiveConnect」とは?
IoT無線規格「Z-Wave」を使ったIoTキット「LiveConnect」は、組み合わせにより何通りもの使い方ができるホームセンサーシステムです。無料のスマートフォンアプリと連動し、「自宅のホームセキュリティ」から「遠く離れた場所の見守り」まで幅広い用途に対応します。


■日本未上陸だった無線規格「Z-Wave」とは?
「Z-Wave」は世界で最も普及しているIoT無線規格です。2003年にデンマークの企業Zen-sysが開発(※1)。Wi-Fi環境下でも確実な伝送を実現するSub-1Ghz帯を使用し、メッシュネットワーク(※2)を構築します。アライアンス加盟350社が1,400種類にも及ぶ完全互換製品をリリース。ロスのないデータ通信により、住宅向けIoT製品に適しており、消費電力が低いのも特長。日本では2012年にZ-Wave用のプラチナバンド920MHz帯が総務省により許可され、今後の本格進出が期待されています。累計出荷数は6,000万デバイスを超え、2016年には1億デバイス出荷が確実です。
※1 2009年、半導体メーカーの米Sigma Designs社が買収。
※2 網目のように、漏れのないネットワーク


■他のメジャー無線規格との比較(参考)
<周波数[GHz]>
Wi-Fi  :2.4GHz
Bluetooth:2.4GHz
ZigBee  :2.4Ghz、一部920MHz
Z-Wave  :920MHz

<アプリレベルの互換性>
Wi-Fi  :互換性なし
Bluetooth:互換性なし
ZigBee  :限定的
Z-Wave  :完全互換

<伝送速度[bps]>
Wi-Fi  :高速
Bluetooth:中速
ZigBee  :低速
Z-Wave  :低速

<通信距離ダイレクト[m]>
Wi-Fi  :長距離
Bluetooth:短距離
ZigBee  :中距離
Z-Wave  :中距離

<通信距離ルーティング[m]>
Wi-Fi  :ルーティング不可
Bluetooth:ルーティング不可
ZigBee  :長距離
Z-Wave  :長距離

※場合によっては厳密な値ではないこともあります。あくまで参考データとしてご覧ください。


■海外で「Z-Wave」が支持・普及している理由
IoTで本命視されているBLE(Bluetooth Low Energy)ですが、海外でBLEを使用した大規模サービスは存在しません。その背景には、以下の理由などがあります。
1. Wi-Fi環境下での干渉
2. 特に石造りの多い欧州での減衰
3. 最大でも7~10m程度しか飛ばない距離
4. 端末数を増やせない

Z-Waveであれば、上記の課題がすべて解決できます。
1. Wi-Fiと干渉しない周波数
2. ノード間でも30m、4回ホップを実現するルーティングレイヤーにより、150m四方をカバー
3. 端末数も232個まで増やせます
4. 低消費電力のため、バッテリー駆動のセンサーに多く採用されています


■日本に導入されていなかった理由
1. 周波数の使用許可が遅れていた
「920MHz」の周波数は、海外から10年以上遅れて2012年7月に使えるようになりました。
2. 海外との環境・価値観の違い
海外でのスマートホームのメインアプリは、セキュリティと室内温度コントロールですが、日本は治安も比較的良く、さらに省エネ意識が高いことから、海外のスタイルをそのまま導入しても需要が見込めません。「LiveConnect」は、日本人のライフスタイルに合った「自宅見守り」という視点で利用提案をしています。
3. 日本の厳しい法規制
法規制が厳しく、より消費者のニーズに合ったアプリを実現することも難しい状況が続いています。


■今までのIoTキットよりも「LiveConnect」が優れている点
以上の日本における問題点を解決するため、Z-Worksでは、すでに大量生産され、実績のあるZ-Wave端末を日本市場にあわせて修正しています。最も重要となるゲートウェイ(※3)と、日本独自のニーズにあわせたセンサーについては、日本メーカーと共同で開発しました。
センサーで取得したデータから、ユーザーや室内環境の状況を確認し、必要に応じてアラートをスマートフォンアプリに通知するシステムになっています。海外で一般的な侵入者検知のアプリではなく、カギの閉め忘れ通知や、子育て世帯での見守り、遠隔からの両親宅の穏やかな見守りなど、生活支援としての様々な利用シーンを想定しています。
※3 センサーデータを集約し、クラウドへ送信する無線機器


■今後の展開について
ユーザーのニーズにあわせて進化し続けるシステムにしています。センサーの数も手軽に増やすことができ、今後リリース予定のスマートロックやキッチンセンサー、ショックセンサー(室内震度計)など多彩なセンサーを追加することができます。LED照明、赤外線コントローラを組み合わせ、常に安全と快適性が担保された室内空間を実現することを目標にしています。


■代表プロフィール
株式会社Z-Works 代表取締役社長 小川 誠(おがわ まこと)
1971年、千葉県生まれ。千葉大学工学部機械工学科卒業後、ハードウェア開発の道に進む。ハンダ付けとFPGA開発を日本の下請けで学んだのち、USシリコンバレーの海外半導体メーカーに転職。以来20年にわたり、海外半導体の日本市場導入をサポート。主に米Sigma Designs社の映像関連製品を扱い、MPEG-1の時代から、DVD、ブルーレイ、VOD配信、STB、デジタルサイネージ等、最先端の画像圧縮技術を日本の大手家電メーカー各社、電話会社とともに商品化。また、日本国内のZ-Wave普及のため、エバンジェリストとしての活動を開始。無線技術だけでなく、欧米各国のIoT動向、ビジネスモデルにも精通。ユニークなZ-Wave機器を開発製造する海外メーカー各社、および安心の品質、ものづくりの真髄を極める国内大手メーカー各社と強い関係をもつ。


■株式会社Z-Works(ジーワークス)について
Z-Worksは、IoTやクラウドを活用した生活支援ツールを開発し、社会貢献を目指すIoTのトータルソリューションカンパニーです。代表の小川は、日本で伸び悩むIoT市場において、海外の成功事例の焼き直しや、優れた要素技術だけではその壁を越えることはできないと考え、自ら起業。自宅見守りIoTキット「LiveConnect(ライブコネクト)が、ウェブサイト「kibidango」にてクラウドファンディングを実施中です。


■「kibidango」とは?
「kibidango」は、「クラウドファンディング型ECサービス」です。中長期的にお客様との関係性を築いていくネット通販の仕組みと、商品やサービスに共感を通じた「自分ゴト化」という付加価値を提供するクラウドファンディングを組み合わせた、今までにない新しいプラットフォームを提案しています。今まで8割以上のプロジェクトが目標を達成し、特に個人事業主やスタートアップ、ものづくり系のプロジェクトが多いのが特徴です。


■会社概要
会社名    : 株式会社Z-Works(ジーワークス)
所在地    : 〒161-0033 東京都新宿区下落合3-1-15 目白ジュネス1F
代表取締役社長: 小川 誠
設立     : 2015年4月
資本金    : 2,500万円
社員数    : 取締役4名、外部委託エンジニア8名
URL      : http://www.z-works.co.jp

会社名  : きびだんご株式会社
所在地  : 〒152-0003 東京都目黒区碑文谷5-8-12-217
代表取締役: 松崎 良太
設立   : 2013年2月
事業内容 : クラウドファンディング型EC事業
URL    : http://kibi-dango.jp

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