2万5千人以上の受講者を集めた「統計学I」講座の 続編「統計学II」がいよいよ募集開始
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2015年7月23日 15:00NTTナレッジ・スクウェア株式会社(以下 ナレッジ・スクウェア)は、株式会社NTTドコモ(以下 ドコモ)と共同で推進する、一般社団法人日本オープンオンライン教育推進協議会(以下 JMOOC)公認の、日本初の大規模公開オンライン講座(MOOC※1)提供サイト「gacco(R)(ガッコ)」( http://gacco.org/ )において、2015年10月13日より日本統計学会、日本計量生物学会による「統計学II」を開講することが決定し、本日より募集を開始します。

本講座は、2万5千人以上の受講者を集めた「統計学I」講座の受講生から続編講座に対するご要望を数多くいただき、その声にお応えしたものです。
講座内容は、「統計学I」で学んだデータ分析の基礎に続いて、推定・検定・回帰分析などの推測統計の方法について学習します。推測統計の方法はデータの背後にある母集団についてさまざまな推論を可能にするものであり、これにより統計的な分析の応用範囲が大きくひろがり、また分析の信頼性を評価することができます。今回は講義の他に、統計が様々なビジネスシーンでどのように活用されているかを、2名のゲスト講師が紹介します。本講座のレベルは日本統計学会がおこなっている統計検定2級に対応しています。
今回も対面学習コースを提供いたします。対面学習コースは、通常コース(自宅で講義ビデオを視聴し課題に取り組むオンライン学習)と、対面授業を組み合わせて行います。
対面学習では、オンライン講座の内容について、講師より要点の復習、各週の練習問題の解説をおこない、受講生からの質問にお答えします。また、グループワークも実施予定です。対面授業の講師は、日本統計学会および日本計量生物学会所属の大学教員が担当し、合格者には対面学習コースの特別修了証が発行されます。
「gacco」における統計学関連講座としては、「統計学I、II」の他に、総務省統計局が2015年3月に開講した「社会人のためのデータサイエンス入門」講座がありますが、同講座が2015年6月に閣議決定された『「日本再興戦略」改訂2015~未来への投資・生産性革命※2』に掲載され、今後、同様の講座を拡充していく方向性が明記されるなど、政府における活用も広がっていくことが予想されます。
また、海外のMOOCサイトにおいては、統計学関連講座が多数開講されており※3、「gacco」では、今後、ビジネスシーンで求められている多変量解析の手法などを学ぶ「統計学III」をはじめ、統計学関連講座のより一層の拡充を目指します。
今後も、「gacco」の統計学関連講座を皆さまの統計学習にご活用下さい。
■講座概要
募集開始/開講日:本日(7月23日)募集開始/2015年10月13日開講(予定)
講座名 :「統計学II」
担当講師 :・講師
東京大学/滋賀大学 竹村 彰通
信州大学 椎名 洋
大分大学 和泉 志津恵
東北大学 松田 安昌
京都大学 佐藤 俊哉
・ゲスト講師
日本アクチュアリー会 杉田 健
日本製薬工業協会 菅波 秀規
■対面学習コース概要
実施予定日 :2015年11月21日(土)13:00-16:30
実施予定会場:東京大学(本郷キャンパス)
担当予定講師:東京大学/滋賀大学 竹村 彰通
参加費(予定):9,000円
実施予定日 :2015年11月21日(土)13:00-16:30
実施予定会場:京都大学(吉田キャンパス)
担当予定講師:京都大学 佐藤 俊哉
参加費(予定):9,000円
※1 MOOC:Massive Open Online Coursesの略。Web上で誰でも無料で参加可能な、大規模かつオープンな講義を提供し、修了者に対して修了証を発行する教育サービス。2012年より米国を中心として、主要大学および有名教授によるオープンオンライン講座として公開され、世界中から2,000万人以上が受講している。
※2 「日本再興戦略」改訂2015~未来への投資・生産性革命:
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/keizaisaisei/pdf/dai1jp.pdf
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/keizaisaisei/pdf/dai2_3jp.pdf
※3 「Coursera」において「Statistics and Data Analysis」分野の講座数は54。「edX」において「Data Analysis & Statistics」分野の講座数は32。(2015年7月13日現在)
*「gacco」は株式会社NTTドコモの登録商標です。
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