一流科学者から新規事業開発の手法を学ぶ 第2回「SCHOLAR.professor」2月23日表参道にて開催 ~企業の新規事業開発部門は、なぜ「うだつがあがらない」のか?~
SCHOLARプロジェクト実行委員会は、2015年2月23日(月)東京・表参道にて、新しい価値やサービスを作る人(研究開発職、デベロッパー、プログラマー、新規事業開発担当者など)に向け、ハイレベルな講義とディスカッションを提供する「SCHOLAR.professor」の第2回イベントを開催します。
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第2回「SCHOLAR.professor」スピーカー 原 正彦氏
第2回 SCHOLAR.professor「うだつは科学か?」
▽イベント詳細
http://scholar.tokyo/
■概要
超一流大学を優秀な成績で卒業し、博士号を取得してもその後「さっぱり成果が出せない」研究者、いわゆる「うだつの上がらないポスドク(postdoc)=高学歴ワーキングプア」が激増していることが問題になっています。
彼らが「うだつが上がらない」のはなぜか?競争的資金の獲得が上手な研究者とはどこが違うのか?日本の学術論文数が先進国の中では激減していることとも併せ、理工系研究者のキャリアパス問題の解決方法について考えます。
そしてこれをヒントに、企業の新規事業開発の大半が失敗する理由を考え、少数精鋭のはずの新規事業開発部門の「うだつがあがらない社員」を活性化し、戦力にする方法を導きます。
■第2回「SCHOLAR.professor」概要
日時 :2015年2月23日(月) 19:30~22:00 (開場19:00)
会場 :devcafe@INFOCITY(渋谷区神宮前5-52-2 青山オーバルビル16F)
受講料:5,000円(税込)
定員 :40名
▽イベントの申込・チケット購入はこちら
http://scholar2nd.peatix.com/
講師は以下の8つのテーマに関する講義を行い、価値創造プロセスを革新するための「手法」を参加者に伝えます。
1.研究内容と社会にもたらす価値
2.独自の研究開発の方法論
3.開発を加速する情報編集術
4.研究開発におけるコラボレーション(共同研究や開発)の手法、チームワークの作り方
5.注目している先端技術や分野
6.ポスドクや新規事業開発担当者の「うだつを上げるための方法」
7.新しい価値創造を担う人びとが読むべき一冊
8.政治的発言や思想的な信条、最近のニュースなど、注目している話題に関する見解
ひとつのテーマの講義が終了するごとに、講師と同様「新しい価値を創造する」立場である参加者には、講師や自らの「手法」を革新するためのグループディスカッションに参加していただきます。
■スピーカー
東京工業大学・総合理工学研究科 教授
原 正彦(はら まさひこ)
1980年東京工業大学・有機材料工学科卒業、1983年修士修了、1988年工学博士。1981年から82年まで文部省(当時)派遣留学生として、英国・マンチェスター大学物理学科に留学。1985年4月、理化学研究所の高分子化学研究室に研究員として採用され、1986年から分子素子、エキゾチックナノ材料、局所時空間機能、創発機能(後に揺律機能)などの研究チームを主管、また韓国ソウルの理研-HYU連携研究センター長、連携研究部門長を歴任。現在は東京工業大学教授、地球生命研究所・化学進化ラボユニット兼務、キャンパスアジアプログラム構想責任者、韓国ハンヤン大学客員教授、理化学研究所グローバル研究クラスタ客員主管研究員を務める。主たる研究領域は、自己組織化、ナノテクノロジー、走査型プローブ顕微鏡、バイオインターフェース、時空間機能、創発機能、揺律機能、バイオコンピュータ、バイオ情報処理、さらに化学進化と生命の起源と多岐に渡り、330報以上の論文発表などを通じて、それらの研究概念と専門用語を早くから提唱している。
■「SCHOLAR.professor」とは
「SCHOLAR.professor」は、研究開発や新規事業開発を担当されているみなさまに向け、現場で活躍する超一流のサイエンティストもしくはエンジニアによるレベルの高い講義とディスカッションを提供することで、価値創造プロセスそのものを革新することを目指すセミナーです。昨年12月にはソニーコンピュータサイエンス研究所 代表取締役社長、所長 北野 宏明氏を招き第1回を開催。定員上限の40名が集まり、好評のうちに終了しました。
■SCHOLARプロジェクト実行委員会について
スタイル株式会社、インフォシティ株式会社、株式会社手嶋屋の3社で運営するセミナープロジェクトとしてキックオフしました。
<スタイル株式会社 代表取締役 竹田 茂>
1982年日経マグロウヒル株式会社(現在の株式会社日経BP)入社、雑誌開発部門を経て、1995年インターネット企画部次長、1997年同部長、1999年インターネット事業開発室部長等を歴任。2004年8月株式会社日経BPを退職、同年10月スタイル株式会社設立。平行して2007年アジャイルメディア・ネットワーク株式会社を設立(現在は社外監査役)、また同年「WIRED VISION」を創刊(現在は「WIRED.jp」としてコンデナスト・ジャパンが運営中)、2010年に通信業界の専門メディア「WirelessWire News」を創刊。早稲田大学大学院国際情報通信研究科非常勤講師(1997年~2003年)ウェブデザイン・アワード1999審査員、編著:『ネットコミュニティビジネス入門』(株式会社日経BP、2003年)
http://www.style.co.jp/
<株式会社インフォシティ 代表取締役 岩浪 剛太>
1982年INFOCITY, Inc.創業、コンピュータ・通信・放送関連の分野における様々なソフトウェア開発を業務とする。1997年には新しいデジタルコンテンツソリューションに取り組む株式会社ビットメディアを設立、代表取締役に就任(現、取締役会長)。その他、株式会社テクノネット取締役、アジアンベイシス株式会社取締役、社団法人デジタルメディア協会(AMD)理事、一般社団法人インターネットコンテンツ審査監視機構(I-ROI)理事、総務省の情報通信審議会及び放送・通信関連各種研究会構成員、早稲田大学、東京工業大学非常勤講師なども歴任。
http://www.infocity.co.jp/
<株式会社手嶋屋 代表取締役 手嶋 守>
1979年東京都生まれ。東京理科大学理工学部卒業。2002年3月にコミュニティサービスの開発会社として手嶋屋を起業。2005年に自社開発のSNSソフトウェア「OpenPNE」をオープンソース化し、そのサポートを提供している。著書に「OpenPNEオフィシャルガイドブック」(毎日コミュニケーションズ)、「図解でわかるiアプリプログラミング」(日本実業出版社)、監修書に「OpenPNEカスタマイズによるSNSサイトの構築と運営」(秀和システム)など。
http://www.tejimaya.com/
プレスリリース動画
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