美術作家の伊藤存と中村裕太による展覧会「知らない都市」を2月1日から開催 京都精華大学芸術学部の学生がキュレーションを手がける
京都精華大学(所在地:京都市左京区、学長:竹宮 惠子)では、2015年2月1日(日)~2月8日(日)の期間、芸術学部の学生が企画した展覧会『知らない都市』を、本学サテライトスペース「kara-S」と「つくるビル」の2会場(京都市)で開催いたします。
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伊藤存「地域アートプロジェクト報告展〈磯部湯活用プロジェクト〉」(アーツ前橋、2014) 撮影:木暮伸也
・『知らない都市 distant neighborhood』
http://www.kara-s.jp/gallery/20150201_distant-neighborhood.html
本展は、現代アートのキュレーション(展覧会を企画し、実施すること)を実践的に学ぶ授業「現代アートプロジェクト演習4」(金沢21世紀美術館のキュレーターとして数々の展覧会を企画してきた芸術学部教員の吉岡恵美子が担当)の成果発表として受講生4名が企画した展覧会です。私たちが暮らす都市における空間・想像・リアリティの新たな拡張について、それぞれの表現活動を通して発信を続ける作家、伊藤存と中村裕太を紹介します。
授業では、展覧会テーマの発案から企画書作成、展示スペースや出品作家・作品の選定と交渉、展示構成、広報、展示立ち会い、運営、記録にいたるまで、展覧会をキュレーションするすべてのプロセスを学生自らで行い、企画を実現するための考え方と方法論を体験的に学んでいきます。学生にとって、作家や作品と創造的な関係性を築き、社会に発信する経験は、現代アートを取り巻く環境について理解を深めるだけでなく、キュレーションの今後の課題についても考える機会となっています。
■『知らない都市 distant neighborhood』概要
【会期】
2015年2月1日(日)~2月8日(日)
【時間】
12:00~19:00 会期中無休 入場無料
【会場】
<kara-S、つくるビル 104A>
kara-S:京都市下京区烏丸通四条下ル水銀屋町620番地 COCON KARASUMA 3F
TEL.075-352-0844
(地下鉄烏丸線「四条駅」2番出口/阪急京都線「烏丸駅」23番出口)
つくるビル 104A:京都市下京区五条通新町西入西錺屋町25番地 1F
TEL.075-746-6117
(地下鉄烏丸線「五条駅」2番出口徒歩5分)
【主催】
京都精華大学 現代アートプロジェクト実行委員会
【企画】
尾嶋香菜子、古迫彩貴、脇田眞季(京都精華大学 芸術学部 洋画コース3年)、高畑紗依(京都精華大学 芸術学部 版画コース3年)
【監修】
吉岡恵美子(京都精華大学 芸術学部 教員)
【協力】
多治見市モザイクタイルミュージアム
【関連イベント】
<出品作家によるアーティスト・トーク>
日時:2015年2月1日(日) 19:30~21:00(開場19:00)
会場:kara-S
※活動の様子、最新の情報はFacebookをご確認ください
https://www.facebook.com/artpj2014
■出品作家 プロフィール
【伊藤存(いとう ぞん)】
http://www.atpress.ne.jp/releases/55763/img_55763_4.jpg
経歴:
1971年大阪府生まれ、京都府在住。現代美術作家。京都市立芸術大学美術学部美術科卒業。主な展覧会は「きんじょのはて」(ワタリウム美術館、2003年)、「三つの個展:伊藤存×今村源×須田悦弘」(国立国際美術館、2006年)、「磯部湯画廊/磯部湯活用プロジェクト」(群馬県前橋市、2013年)など。刺繍作品や、アニメーション、小さな立体などを制作し、具体的に見えているもの、当然だと思っていることの多様性を模索している。
<作品画像>
・「地域アートプロジェクト報告展〈磯部湯活用プロジェクト〉」2014年/アーツ前橋
http://www.atpress.ne.jp/releases/55763/img_55763_1.jpg
http://www.atpress.ne.jp/releases/55763/img_55763_2.jpg
・《みえない土地の建築物》2014年
http://www.atpress.ne.jp/releases/55763/img_55763_3.jpg
撮影:木暮伸也
【中村裕太(なかむら ゆうた)】
http://www.atpress.ne.jp/releases/55763/img_55763_8.jpg
経歴:
1983年東京都生まれ、京都府在住。2011年京都精華大学芸術研究科博士後期課程修了。博士(芸術)。博士論文「郊外住居工芸論―大正期の浴室にみる白色タイルの受容」。〈民俗と建築にまつわる工芸〉という視点からタイル、陶磁器などの理論と制作を行う。最近の展示に「六本木クロッシング2013展:アウト・オブ・ダウト―来たるべき風景のために」(森美術館、2013年)、「タイルとホコラとツーリズム」(Gallery PARC、2014年)など。
<作品画像>
・《豆腐と油揚げ》2013年/タイル/8,260×2,530×7mm
http://www.atpress.ne.jp/releases/55763/img_55763_5.jpg
・《壬生賀陽御所町》2014年/タイル、写真/160×230×35mm
http://www.atpress.ne.jp/releases/55763/img_55763_6.jpg
・《日本陶片地図》2012年/陶片、絵葉書、貼箱/100×148×40mm
http://www.atpress.ne.jp/releases/55763/img_55763_7.jpg
撮影:表恒匡
・京都精華大学 URL
http://www.kyoto-seika.ac.jp/
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