在庫スイートクラウド「CSVインポートマッピング機能」が対応業務を10種に拡大　～中堅・中小企業や営業倉庫で現場主導のデータ連携を支援～

サービス

2025年7月15日 11:00

株式会社インフュージョン(所在地：横浜市)は、主力サービスであるクラウド／SaaS型在庫管理システム「在庫スイートクラウド」において、2025年7月16日より、外部システムのデータをそのまま取り込める「CSVインポートマッピング機能」の対応業務を1種類から10種類に拡大します。

本機能は、Excelライクな数式でITの専門知識がなくてもデータ連携の設定が可能。複雑なCSVフォーマットでもAIアシスタント(GPTs)で設定をサポートします。

ITエンジニアのリソースが限られる中堅・中小企業や、複数の荷主から異なるファイルを受け取る営業倉庫において、現場主導のDX推進を支援します。

＜CSVインポートマッピング機能＞

■背景

在庫スイートクラウドでは、データ連携の手段として「CSV連携」と「API連携」を提供しています。

API連携は柔軟でリアルタイムな接続が可能ですが、両システムのAPIをつなぐ専用アプリを開発する必要です。そのため、エンジニアリソースが限られた現場では導入のハードルが高いという課題がありました。

一方、CSV連携は開発不要で手軽に始められることから、中堅・中小企業や営業倉庫といった現場主導の運用が求められる企業でのニーズが高まっています。

■CSVインポートマッピング機能概要と強化ポイント

●機能概要

一度設定するだけで、外部システムが出力する様々な形式のCSVファイルを、そのままの形でシステムに取り込める機能です。

「データの行抽出条件」「項目マッピング定義」の設定は、Excelの演算子や論理式をベースとした書式で設定します。

＜在庫スイートクラウドの設定画面＞

●機能強化ポイント

・データ種別を10種に拡張し、主要業務をすべてカバー

出荷指示データに加え、入荷予定、入荷実績、出荷実績、振替、棚卸、台帳(品目・仕入先・出荷先・直送先)と主要な業務データをカバーします。

・関数・演算子を拡張し、複雑な行抽出や項目変換にも対応

＜, ＜=, ＞, ＞=, LEN, LEFT, RIGHT, TRIM, UPPER, SEARCHなど、整形処理に便利な関数を多数追加し、複雑な行抽出や項目変換にも対応できるようになります。外部システムの形式をそのまま取り込めるパターンが広がり、柔軟性が向上します。

■期待される導入効果

●開発不要で短期間導入を実現

専門知識不要の設定により、初期費用や導入リードタイムを最小限にできます。

●データ加工が不要となり日常業務を省力化

CSVの整形や並び替えといった煩雑な前作業が不要となり、日々の定型作業が簡素化します。営業倉庫など、複数の荷主ごとに異なるフォーマットもそのまま取り込みできます。

●多様な外部システムとの連携で業務全体を最適化

販売・受注・生産管理システムなど、様々なシステムとのデータ連携を現場で迅速に対応でき、業務の全体最適化を実現できます。

■今後の展望

「在庫スイートクラウド」は、中堅・中小企業や営業倉庫など現場主体のシステム導入・運用を支援し、導入拠点数3,000拠点を目指します。

■「在庫スイートクラウド」について

クラウド／SaaS在庫管理システム「在庫スイートクラウド」はハンディターミナル・スマートフォン(Android・iOS)ともに入力デバイスとして利用が可能。リアルな在庫管理を軸に倉庫・物流センター内において在庫管理・倉庫管理の改善を支援するシステムです。2025年4月時点で、全国2,146拠点以上の現場で稼働しています。

「在庫スイートクラウド」の詳細や資料・体験版請求はこちら

https://infusion.co.jp/zsc/

＜在庫スイートクラウド＞