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近畿大学水産研究所でマレーシア・サバ大学からの研修生を受け入れ 5月13日(火)から80日間、水産研究所で養殖技術を学ぶ

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2025年5月9日 14:00
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令和6年(2024年)の歓迎式典の様子
令和6年(2024年)の歓迎式典の様子
近畿大学水産研究所(和歌山県白浜町)は、令和7年(2025年)5月13日(火)から7月31日(木)までの80日間、国際協力事業としてマレーシア・サバ大学(サバ州コタキナバル市)4年生3人を研修生として受け入れ、養殖技術の指導を行います。研修生の受け入れは平成16年(2004年)から継続して実施しており、今回で18回目、のべ116人を受け入れています。
初日となる5月13日(火)には、近畿大学水産研究所白浜実験場で歓迎式典を行います。

【本件のポイント】
●近畿大学水産研究所でマレーシア・サバ大学からの研修生を受け入れ、マレーシアの養殖業界のリーダー養成に貢献
●研修は18回目の実施となり、今回でのべ116人の研修生を受け入れ
●本学の学生とともに研修を行うことで、日本・マレーシアの国際交流に寄与

【本件の内容】
近畿大学は、平成16年(2004年)にマレーシア・サバ大学と学術協定を締結し、同年から水産研究所にて研修生を受け入れてきました。また、平成28年(2016年)にはマレーシアに「近畿大学 マレーシア・サバ大学養殖開発センター」を設立するなど、マレーシアにおける養殖業界のリーダー養成に貢献しています。
サバ大学では、養殖学を専攻している学生を対象に卒業科目の一部として実技研修を必須と定めており、近畿大学水産研究所で毎年研修生を受け入れ、これまでに合計113人が来日して研修を行ってきました。コロナ禍などの影響で一時中断していましたが、昨年6年ぶりに再開し、今回は3人の研修生を受け入れます。研修生は2班に分かれ、近畿大学水産研究所白浜実験場もしくは浦神実験場にて、本学の学生とともにマダイやニホンウナギの飼育実習や魚病研究、餌の分析などについて学びます。

【歓迎式典】
日時   :令和7年(2025年)5月13日(火)13:30~14:40
場所   :近畿大学水産研究所白浜実験場 本館3階 来賓室
      (和歌山県西牟婁郡白浜町3153、JR 紀勢本線「白浜駅」からバス約10分)
参加予定者:マレーシア・サバ大学4年生 3人
      近畿大学水産研究所白浜実験場長 中田久
      近畿大学水産養殖種苗センター長 岡田貴彦 ほか
プログラム:13:30~13:35 挨拶 近畿大学水産研究所白浜実験場長 中田久
      13:35~13:40 研修概要説明
      13:40~13:50 研修生紹介
      13:50~14:00 記念品贈呈
      14:00~14:10 記念写真撮影
      14:10~14:40 研究所見学

【サバ大学】
マレーシア・サバ州初の国立大学として平成6年(1994年)に設立され、サンダカン市、ラブアン島にもキャンパスを有し、15学部・研究科、4研究所、学生数は約19,000人です。近畿大学とは平成16年(2004年)に学術協定を締結しており、研究員や学生を相互に派遣し、連携して研究・研修活動を行っています。

【関連リンク】
水産養殖種苗センター 特命教授 岡田貴彦(オカダトキヒコ)
https://www.kindai.ac.jp/meikan/2540-okada-tokihiko.html
水産研究所 准教授 中田久(チュウダヒサシ)
https://www.kindai.ac.jp/meikan/1333-chuda-hisashi.html

水産研究所
https://www.kindai.ac.jp/rd/research-center/aqua-research/