時代が求める、サステナブルな料理人への扉を開く。 若き料理人たちの挑戦「未来のレシピコンテスト2025」開催決定
今年のテーマは「プラントベース/ベターミート」 「料理は、食材の背景を知ることから変わる。選ぶ力・伝える力・ 判断する力が身につく、次世代シェフのための成長型コンクール」
一般社団法人 日本サステイナブル・レストラン協会(代表理事:下田屋 毅/所在地:東京都渋谷区、以下 SRAジャパン)は、2025年9月1日から、30歳以下の料理人や学生を対象とした「FOOD MADE GOOD 未来のレシピコンテスト2025」を開催いたします。第5回となる今年のテーマは「プラントベース/ベターミート」。従来の動物性食品に対して、持続可能な植物由来の代替食品、または環境・健康・倫理面に配慮した動物性食品です。コンテストを通して、持続可能な食の未来をつくる若き料理人を育成し、光を当てます。
「未来のレシピコンテスト2025」開催
■コンテストが生まれた背景
これまで、料理人が食材の背景を知る機会は限られていました。しかし、社会・環境課題が食の未来に影響を及ぼしている今、このコンテストを通じて「何をつくるか」だけでなく「何を選ぶか」を考え調理することで、次世代の料理人としての軸を育む場を提供したいと考えました。著名なシェフや大手調理師養成学校の講師陣と思案し、講座や応募プロセスを前年よりアップデート。コンテストに参加することで「これからのキャリアのアドバンテージになる」経験を届けます。
■なぜ、今「プラントベース/ベターミート」なのか?
気候変動や食料問題が深刻化する中で、動物性食品の消費を見直し、植物性食品の比率を高める動きが世界的に加速しています。しかし、単に「完全な代替」に走るのではなく「より良い選択」をすることが「プラントベース/ベターミート」の考え方です。飲食店が完全に肉類の提供をやめることは想定していません。むしろ、もし肉を食べるのであれば、可能な限り環境と社会、動物のウェルビーイングに配慮された飼育方法で生産された肉=ベターミートであるべきだという考えのもと、動物性食品を制限したプラントベースフード(植物性食品)を取り入れた食生活への移行を支援することを目指しています。
■募集概要
・公募期間
2025年9月1日(月)~9月30日(火)
・ファイナリスト発表
2025年10月16日(木)「世界食料デー」に合わせて最大10名を選出
・最優秀賞発表・表彰式
2025年11月17日(月)「FOOD MADE GOOD Japan Awards 2025」(ザ・キャピトルホテル 東急)にて発表
■受賞者 副賞・特典
<ファイナリスト(最大10名)>
・都内で開催されるFOOD MADE GOOD Japan Awards 2025にご招待します。
・著名なシェフとのネットワーキングやサステナビリティを推進する企業を知ることができます。
・SRAジャパンおよび審査員から直々のフィードバックコメントシートを提供します。
<最優秀賞者(1名)>
愛媛県四万十川源流にある森と海に囲まれた町「森の国Valley」でのリジェネラティブな“食の源流”を体験型で学ぶ1泊2日の美食ツアー(ペア)にご招待します。受賞者インタビューをさせていただき、提携メディアにて掲載予定です。
<学生部門賞(1名)>
受賞者インタビューをさせていただき、提携メディアにて掲載予定です。
<審査員賞(最大5名)>
各審査員が「最も食べてみたい」と思うレシピを選んでいただきます。
■応募対象
・30歳以下の料理人・パティシエ・料理研究家・調理系の学生(高校・短大・大学・専門学校)など
・飲食店勤務、出張料理人、講師など多様な背景の若手が対象
・調理師・製菓衛生師免許の有無は不問
■評価基準
・サステナビリティ「変える力」:従来の調理方法に対してどのくらいサステナブルか。
・クリエイティビティ「伝える力」:ストーリー性、メッセージ性に優れているか。
・プレゼンテーション「魅了する力」:調理テクニックが伴っているか、盛り付けが魅力的か。
■学びから始まるレシピコンテスト
「最前線で活躍するシェフから学ぶ、これからの料理人に求められる、サステナブルな料理へのアプローチ」
本コンテストでは、単なるアイデア勝負ではなく、背景にある思想やストーリーを重視します。そこで、6月から7月にかけて料理人・製菓師として必要なプラントベースとベターミートについての知識や考え方を網羅的に学ぶための「FOOD MADE GOOD プラントベース/ベターミート講座」を実施。プラントベースやベターミートを取り入れ、世界で活躍する著名なシェフやパティシエを講師に迎え、食材を選ぶ基準や実践に向けたアイデアを提供します。(※受講は任意ですが、コンテスト応募の方には全てのセミナーへの受講を推奨します)。修了者には「FOOD MADE GOOD プラントベース/ベターミート講座(全3回)修了証」を授与します。
【FOOD MADE GOOD プラントベース/ベターミート講座(全3回)】
受講無料お申し込みはこちら: https://foodmadegoodgennext2025.peatix.com
講座内容(全3回)
■コンテスト応募・詳細情報
右記サイトにて8月下旬公開予定: https://foodmadegood.jp/gennext2025-vol5/
■審査員
生江 史伸氏(レフェルヴェソンス エグゼクティブシェフ)
生江 史伸氏
杉浦 仁志氏(SRAジャパン プロジェクトアドバイザーシェフ)
杉浦 仁志氏
加藤 峰子氏(資生堂FARO シェフパティシエ)
加藤 峰子氏
宮本 けんしん氏(antica locanda MIYAMOTO オーナーシェフ)
宮本 けんしん氏
岩澤 正和氏(PIZZERIA GTALIA DAFILIPPO オーナーシェフ)
岩澤 正和氏
■主催・協力
・主催 :一般社団法人 日本サステイナブル・レストラン協会(SRAジャパン)
・特別協賛:株式会社サン・クレア「森の国Valley」
・協働 :クオンクロップ株式会社、料理王国
・協力 :辻調理師専門学校、レコールバンタン、よろづやいっかく、
一般社団法人スマイリージャパン
■団体概要
一般社団法人 日本サステイナブル・レストラン協会は、食のアカデミー賞と称される「世界のベストレストラン50」でサステナブル・レストラン賞の評価も行う英国本部と連携し、格付けやキャンペーンを実施。サプライヤーやレストラン、消費者コミュニティの構築を通して、フードシステムの課題解決に取り組み、食の持続可能性を推進しています。
所在地 : 東京都渋谷区渋谷3丁目1番9号 Yazawaビル4階
代表理事 : 下田屋 毅
公式サイト: https://foodmadegood.jp/
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