米国マサチューセッツ州ウォルサム(米国現地時間2014年2月3日)
世界をリードする科学サービス企業、Thermo Fisher Scientific(NYSE:TMO)は、本日、Life Technologies Corporation(NASDAQ:LIFE)の買収を完了したことを発表しました。買収額は約136億ドル(完全希薄化後普通株式1株当たり76.13ドル(76.1311786ドル))で、純負債15億ドルを引き受けます。取引は、必要とされるすべての規制機関の承認を受けて完了しました。
Thermo Fisher Scientific代表取締役社長兼最高経営責任者であるマーク・N・キャスパー(Marc N. Casper)は次のように述べています。「本取引の完了をお知らせします。私たちは、研究、ライフサイエンス、専門診断、応用市場において、類を見ないリーダーシップを執る機会に胸を躍らせています。私たちの製品を組み合わせ、ゲノミクスやプロテオミクスのような最先端の技術を提供し、ライフサイエンス研究を加速させて人々の健康を増強してまいります。また、バイオサイエンスやバイオプロセシングにおける補完的な強みは、創薬、薬剤開発・生産を促進します。Life Technologiesを迎えたことにより、私たちはいっそう強力な立場から、お客様のイノベーションや生産性のための目標達成を支援してまいります」
■事業部門について
Life Technologiesの買収に伴い、Thermo Fisher Scientificはライフサイエンスソリューションズという新しい直属部門を設立しました。Life Technologiesの最高執行責任者であったマーク・スティーブンソン(Mark Stevenson)がライフサイエンスソリューションズ事業部門の上級副社長兼社長となり、マーク・N・キャスパーの直属になります。
当社の業績は2014年1月1日以降、下記の変更を反映して、4つの事業部門別で報告されることになります。
・新しいライフサイエンスソリューションズ事業部門は旧Life TechnologiesとThermo Fisher Scientificのバイオサイエンス事業本部の大部分で構成されます。
・Thermo Fisher Scientificのグローバルケミカル事業は、バイオサイエンス事業本部からラボプロダクツアンドサービス事業部門に移管されます。
・Thermo Fisher Scientificのアナリティカルテクノロジーズ事業部門は、バイオサイエンス事業の移管により、アナリティカルインスツルメンツ事業部門に改名されます。
・Life Technologiesの二つの診断薬事業は、スペシャルティダイアグノスティックス事業部門の一員となります。
・以前のプレスリリースでお知らせしたとおり、Thermo Fisher Scientificは細胞培養(血清と培地)、遺伝子発現調節関連試薬、そして磁性ビーズ事業を10億6千万ドルでGE Healthcareに売却することに合意しました。
買収の完了に伴い、Life TechnologiesのNASDAQ株は本日を最後に取引中止となります。
■米国 Thermo Fisher Scientificについて
Thermo Fisher Scientific Inc.(NYSE:TMO)は、170億ドルの収益と世界50ヵ国に50,000人の従業員を擁する、世界をリードする科学サービス企業です。私たちのミッションは、私たちの住む世界を「より健康で、より清潔な、より安全な場所」にするために、お客様へ製品・サービスを提供することです。私たちはお客様がライフサイエンス研究をさらに加速させ、分析における複雑な課題を解決し、臨床診断を向上させ、研究室の生産性を高めることを支援します。当社の4つの強力なブランド、Thermo Scientific、Life Technologies、Fisher Scientific、Unity Lab Servicesは、革新的な技術、購入における利便性、包括的なサポートについて、他に類を見ない組み合わせをご提供します。
URL: http://www.thermofisher.com
■「セーフハーバー」条項
本プレスリリースは1995年米国私募証券訴訟改革法「セーフハーバー条項」で定められる、リスクや不確実性を含む、将来見通しに関する記述を含んでいます。さらに、史実に基づかない将来の財務・経営成績、Thermo Fisher Scientificの経営計画、目標、予測、意図、およびその他記述など、Thermo Fisher ScientificによるLife Technologiesの買収における利益について、将来見通しに関する記述を含んでいます。将来見通しに関する記述と、実際の結果が著しく異なり得る重要な要因は、以下に関連するリスクや不確実性を含んでいます。新製品開発と重大な技術変化への適合の必要性/成長を高めるための戦略の遂行/経済情勢および関連する不確実性/顧客の設備投資方針および政府の財政援助政策への依存/国際取引に対する為替レート変動の影響/医療保険制度改革立法の影響/知的所有権の使用および保護/政府規制の変更による影響/公共事業受注に関する法令の影響およびLife Technologies買収に関連して期待された利益が、予測通りに実現しない可能性/統合戦略の遂行、期待された相乗効果、経営効率の達成が期待された期間内に実現できない、またはまったく実現できない可能性。将来見通しに関する記述と、実際の結果が著しく異なり得るさらなる要因は、2013年9月28日終了の四半期に係る当社の四半期報告書(Form 10-Q)に記述されています。これは、米国証券取引委員会に保管され、当社ウェブサイトinvestorsセクションのSEC Filingsの項目のもと、閲覧可能です。将来のある時点で、将来見通しに関する記述を更新する予定ですが、公表日時点では予期していなかった事象が発生した場合でも一切の義務を負いません。このため、これらの公表日現在における予想に基づいた記述を過度に信頼することは控えるようお願いします。
本リリースは、Thermo Fisher Scientificが、2014年2月3日(米国現地時間)に発表したプレスリリースの抄訳です。
英文プレスリリースは、 http://news.thermofisher.com/press-release/corporate/thermo-fisher-scientific-completes-acquisition-life-technologies-corporation をご参照ください。
本和訳版プレスリリースは、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。
本和訳版プレスリリースを資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンである英語版と照らし合わせていただくお願いいたします。
■サーモフィッシャーサイエンティフィック株式会社(日本法人)について
米国Thermo Fisher Scientific Incの日本法人である、サーモフィッシャーサイエンティフィック株式会社は、総合システム分析機器およびバイオ関連機器、研究用試薬などの販売会社です。日本国内では横浜、東京、大阪、福岡に拠点を持ち、質量分析計をはじめとする各種分析機器、各種バイオ関連機器、計測器、医療機器、ラボ用ソフトウェア、研究用試薬を取り扱っています。
本社 : 神奈川県横浜市神奈川区守屋町3-9
代表取締役社長: イアン・マイケル・スミス
URL : http://www.thermofisher.co.jp
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ビジネスサーモフィッシャーサイエンティフィック株式会社

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