【10代が、日本を変える!?】フツーの会社員だった私が、NPO法人を設立した理由。
こんにちは!中高生向けのキャリア教育NPO法人 Grow&Leap代表の倉田です。
フツーの会社員だった私が、どんな経緯があってNPO法人を設立するまでしてやりたいことができたのか?についてお話しします。
フツーの会社員だった私が、どんな経緯があってNPO法人を設立するまでしてやりたいことができたのか?についてお話しします。
私はもともと「いい高校、いい大学にいけるように頑張る」という人生に、幸せを十分感じて生きてきました。もちろん「就活が嫌いだから、一番早く決まったところに」という理由で就職した受験対策の予備校でも、上司に「目標を持ったら?」と言われるくらい欲がなく、すみっこで言われたことを黙々とやる、目立たない人でした。
「社会課題を解決したい!」とか、ましてや「会社やNPO法人を立ち上げたい!」なんて、一度だって考えたことはありませんでした。
「社会課題を解決したい!」とか、ましてや「会社やNPO法人を立ち上げたい!」なんて、一度だって考えたことはありませんでした。
でも、任されたことには真摯に向き合うタイプではあったので、大学に合格したい生徒のためにと、合格までの道しるべを示すべく、日夜尽力していました。しかし、毎回何時間もかけて準備した合格カリキュラムをつくった上で、生徒と向き合って面談するたびに、生徒の口からは、こんなセリフが出てきました。
「あ、課題やってませんでした」
「本当にやる気が出なくて...」
「学校、行きたくないです」
「合格カリキュラム」という商品は「合格したい」という人に提供してはじめて、価値が発生するものだと思いますが、塾に通う多くの子が、その前提の手前にいるのです。私が一生懸命時間をかけて「合格カリキュラム」を準備する分だけ、複雑な気持ちになりました。
【「合格」を目指したいのは誰なんだろう?】と。
私でも、塾でもなく、本人のはずなのに。そんな疑問が、毎日脳内を駆け巡りましたが、面談の席で生徒と対峙するだけでは、彼らが頑張りたいと思う理由も、私が、彼らを鼓舞してでも頑張らせたいと思う理由も、見つけられなかったのです。
そんな中、ある生徒さんの高校の文化祭に招待され、舞台発表を見に行った日から、私の考え方は大きく変わりました。そこには面談の場で見るいつもの無気力な彼らの姿はなく、本気で物事に向き合う姿勢や、誰かのために!という心、感謝する心が、その表情と眼差しから真っ直ぐ伝わってきたのです。全力で演技を終えて、観客にお辞儀をする中高生たちの清々しい表情に、強く感動しました。
そしてこれこそが、すべての10代が自分の内側に秘めているものを発揮した姿だと思いました。このエネルギーを、画一化されたものに収斂させるのではなく、それぞれが向かうべきところに注ぐことができたなら、明日は確かにもっとよくなると直感したのです。
また同時に、彼らの「頑張る理由」を、対峙するのではなく、同じ方向を見て一緒に探したいという抑えきれないモチベーションが、私の内側から湧き起こったのです。もし彼らが「人生をかけても成したい!」と思えるものに出会い行動したなら、すぐ目の前の人から始まって、地域、日本、世界をもっとよりよく変えていくことができると確信しました。
【「合格」を目指したいのは誰なんだろう?】と。
私でも、塾でもなく、本人のはずなのに。そんな疑問が、毎日脳内を駆け巡りましたが、面談の席で生徒と対峙するだけでは、彼らが頑張りたいと思う理由も、私が、彼らを鼓舞してでも頑張らせたいと思う理由も、見つけられなかったのです。
そんな中、ある生徒さんの高校の文化祭に招待され、舞台発表を見に行った日から、私の考え方は大きく変わりました。そこには面談の場で見るいつもの無気力な彼らの姿はなく、本気で物事に向き合う姿勢や、誰かのために!という心、感謝する心が、その表情と眼差しから真っ直ぐ伝わってきたのです。全力で演技を終えて、観客にお辞儀をする中高生たちの清々しい表情に、強く感動しました。
そしてこれこそが、すべての10代が自分の内側に秘めているものを発揮した姿だと思いました。このエネルギーを、画一化されたものに収斂させるのではなく、それぞれが向かうべきところに注ぐことができたなら、明日は確かにもっとよくなると直感したのです。
また同時に、彼らの「頑張る理由」を、対峙するのではなく、同じ方向を見て一緒に探したいという抑えきれないモチベーションが、私の内側から湧き起こったのです。もし彼らが「人生をかけても成したい!」と思えるものに出会い行動したなら、すぐ目の前の人から始まって、地域、日本、世界をもっとよりよく変えていくことができると確信しました。
しかし、そのモチベーション、そのスピリッツを注げるような「未来」を描く機会が、日本の10代にはまだ届ききっていません。時間という余白も、チャンスという体験の場も、見つけることが難しいのです。まだ出たことのない社会がどんな世界で、どんな人たちがいて、どんなことを求められているのか、実感が湧かず、切り離された世界の中で生きているように思います。
社会に出る前の20年間の間に、10代に知らせるべきことは「科目学習」「部活動」で十分だろうか。そんな問いを立てるとき、私の答えは「NO」でした。
彼らが、実体のない、誰のためなのかもわからない、ただ、呪文のような「将来のため」ではなく、実感の伴う、自分のための、そして力を与えたい誰かのための心からエネルギーのわく「将来のため」に、頑張れるように後押しはできないか。
そして、辿り着いたのが、「個性教育」です。
10年ちょっと生きてきた中でも確かに彼らの中に形成されている、世界で自分だけの「生い立ち」から生まれる感性、すなわち、その、一人一人の個性を活かせないか。
個性をもっと表現したり、思考したり、吟味する機会を与えられないか。
自分にしか描けない、自分と相手の「個性」を活かす、10代のキャリアデザインを応援したい。そのグランドデザインの中で【進学】という要素が必要なのであれば、それを上手に位置づけて、本来のスピリッツを極力削らない形で【受験】というゲートを通過するお手伝いをしたい。
そんな気持ちでGrow&Leapは立ち上がり、気づけば多くの人が集まるようになりました。今は、学問を40パーセント、人生を60パーセント、学ぶ時代がきていると思います。
勉強も、部活も、さらに、キャリアデザインも。
自分と相手の「個性」を活かす、自分らしい道を随時模索しながら、10代のうちに「今しかできない」「ここでしかできない」「自分しかできない」経験をたくさん積み、しなやかで逞しく、世界に羽ばたいてほしいと思っています。
社会に出る前の20年間の間に、10代に知らせるべきことは「科目学習」「部活動」で十分だろうか。そんな問いを立てるとき、私の答えは「NO」でした。
彼らが、実体のない、誰のためなのかもわからない、ただ、呪文のような「将来のため」ではなく、実感の伴う、自分のための、そして力を与えたい誰かのための心からエネルギーのわく「将来のため」に、頑張れるように後押しはできないか。
そして、辿り着いたのが、「個性教育」です。
10年ちょっと生きてきた中でも確かに彼らの中に形成されている、世界で自分だけの「生い立ち」から生まれる感性、すなわち、その、一人一人の個性を活かせないか。
個性をもっと表現したり、思考したり、吟味する機会を与えられないか。
自分にしか描けない、自分と相手の「個性」を活かす、10代のキャリアデザインを応援したい。そのグランドデザインの中で【進学】という要素が必要なのであれば、それを上手に位置づけて、本来のスピリッツを極力削らない形で【受験】というゲートを通過するお手伝いをしたい。
そんな気持ちでGrow&Leapは立ち上がり、気づけば多くの人が集まるようになりました。今は、学問を40パーセント、人生を60パーセント、学ぶ時代がきていると思います。
勉強も、部活も、さらに、キャリアデザインも。
自分と相手の「個性」を活かす、自分らしい道を随時模索しながら、10代のうちに「今しかできない」「ここでしかできない」「自分しかできない」経験をたくさん積み、しなやかで逞しく、世界に羽ばたいてほしいと思っています。
団体概要
特定非営利活動法人Grow & Leap
代表者 :代表理事 倉田佳代子(くらたかよこ)
所 在 :〒461-0001 愛知県名古屋市東区泉一丁目7番30号デュオヴェール久屋大通302号
設 立 :2018年4月(2021年5月法人化)
事業内容:中高生のキャリア支援
URL :https://growandleap.com/(ホームページ)
https://www.instagram.com/growandleap(Instagram)
代表者 :代表理事 倉田佳代子(くらたかよこ)
所 在 :〒461-0001 愛知県名古屋市東区泉一丁目7番30号デュオヴェール久屋大通302号
設 立 :2018年4月(2021年5月法人化)
事業内容:中高生のキャリア支援
URL :https://growandleap.com/(ホームページ)
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