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株式会社メディカル青果物研究所  カット野菜残渣を活用した大容量ミミズコンポストによる セシウムフリーの高機能バイオ堆肥の開発

平成24年度JST復興促進プログラムに採択

デリカフーズ株式会社のグループ会社である、株式会社メディカル青果物研究所(所在地:福島県伊達市、代表取締役:舘本 勲武)が、独立行政法人科学技術振興機構による平成24年度JST復興促進プログラム(課題名「カット野菜残渣を活用した大容量ミミズコンポストによるセシウムフリーの高機能バイオ堆肥の開発」)に採択されました。

カット野菜残渣
カット野菜残渣

■落ち葉堆肥が使えない! ―福島の農業基盤の危機的状況―
福島県土の71%は森林。森林から得られる落ち葉を土づくりにいかすことで、ミネラルたっぷりで糖度が高いおいしい野菜の生産が展開していました。

しかし、福島県の有機栽培農家は森林の枯葉などが放射能汚染により堆肥として使用できなくなり、そのストックも今年度に底をつき生産継続ができない状況にあります。


■カット野菜残渣を活用した安全安心な高機能バイオ堆肥の開発
メディカル青果物研究所及び親会社のデリカフーズ株式会社は飲食店向けであるカット野菜を製造販売しており、メディカル青果物研究所においても毎日500kg程度も出る食品残渣(カット野菜屑)の有効利用法を検討してきました。その中で仕入れ先である有機農家が東京電力福島第一原子力発電所事故以降、落葉などの放射能汚染により有機農業に必要不可欠な堆肥の生産ができず、困窮していることに注目しました。これらの問題を解決すべく、放射性セシウム量は不検出であり安全性の高い有機資源であるカット野菜残渣を高機能バイオ堆肥に変換し、有機農家などを対象に販売することを目指していきます。

*カット野菜残渣
http://www.atpress.ne.jp/releases/33018/a_1.jpg
*高機能バイオ堆肥
http://www.atpress.ne.jp/releases/33018/b_2.jpg


■大容量ミミズコンポストとエンドファイト
今回のJST復興促進プログラムでは、茨城大学農学部と日本原子力研究開発機構と共同で、カット野菜残渣を大容量ミミズコンポストによって生物的に分解し、コンポスト漕内において植物の生育を促進する植物共生菌「エンドファイト」の添加・増殖を促し、放射性セシウムの混入のない高品質・高機能なバイオ堆肥(エンドファイト添加ミミズ糞土)を開発します。
大容量ミミズコンポストは従来型のものに比して異なる素材を効率的に堆肥化すること、ミミズ糞土は良質な微生物群集を保持しており、従来の堆肥化の手法では高温で発酵するため、植物生育に有用な菌類が生存できませんでした。しかし、大容量ミミズコンポストは、ミミズが堆肥化を行うため15~25度で堆肥化プロセスのすべてが行われ、エンドファイトなどの植物生育に必要な菌類の増殖が可能となる特徴があり、従来の堆肥に比べて高機能なバイオ堆肥の製造に結びつけることができます。


■波及効果(経済的価値・社会的価値)
この大容量ミミズコンポストの導入によって、メディカル青果物研究所では一か月あたり廃棄物処理費用の約15万円が削減できるので、その分の費用を用いてコンポスト維持に専属の新規職員の雇用を創出することが可能となります。続いて高機能バイオ堆肥の販売段階における経済効果は、一般のミミズ糞土はkgあたり300円程度で販売されているので、メディカル青果物研究所で一日あたり製造される堆肥は90,000円程度となり、年間では3,000万円前後の経済価値となります。
将来的には親会社であるデリカフーズの食品残渣が10t/日程度にのぼり、最終的にはこれをメディカル青果物研究所で処理を行うと年間6億円程度の経済効果が見込めることとなります。
一方、需要先である福島県内の有機農家では、落ち葉堆肥が使えないために有機栽培の断念を検討している段階であります。そこに大量のセシウムフリーな高機能有機肥料を供給することで、長年かけて培った、高付加価値産品である有機野菜を、維持し販売することが可能となり、地場産品と地域農業を発展させることに直結します。


【会社概要】
社名   :デリカフーズ株式会社
コード番号:3392(東証二部)
本社   :東京都足立区六町四丁目12番12号
代表   :代表取締役 舘本 勲武
設立   :平成15年4月1日
資本金  :759,755千円

社名   :株式会社メディカル青果物研究所
所在地  :福島県伊達市梁川町やながわ工業団地1-36
代表   :代表取締役 舘本 勲武
設立   :平成9年9月1日
資本金  :24,000千円


【事業内容】
デリカフーズは「業務用の八百屋」です。産地から野菜を入荷し、お客様のニーズにあわせて工場で野菜をカット。ファミリーレストラン、ファーストフード、コンビニエンスストアなどの「外食産業」「中食産業」に新鮮なままの野菜をお届けしています。

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