スポーツ・健康・ウェルフェア分野の学際共創コンソーシアムを設...

スポーツ・健康・ウェルフェア分野の学際共創コンソーシアムを設立 ~産学官地連携プロジェクト推進で、研究を社会実装/事業化へ~ アクティブライフ共創コンソーシアム設立記念シンポジウム開催

日時:2022年9月29日(木)15:00~17:30 形式:【対面】立命館大学びわこ・くさつキャンパス【オンライン】Zoom配信

 立命館大学スポーツ健康科学総合研究所(滋賀県草津市 所長:伊坂忠夫)と東京大学スポーツ先端科学連携研究機構(東京都目黒区 機構長:中澤公孝)は、スポーツ・健康・ウェルフェア分野の研究を開発・実証・社会実装する学際共創型拠点「アクティブライフ共創コンソーシアム」を10月1日(土)に設立します。設立に際し、設立記念シンポジウム「世界水準の研究成果による地域・社会課題の解決に向けて」を、9月29日(木)、立命館大学びわこ・くさつキャンパスおよびオンラインにて開催いたします。

 世界に先駆けて少子高齢化が進展する日本において、持続可能性のある社会を将来にわたって構築するためには、「健康寿命」の延伸による生産年齢人口の増加など、社会的価値の変容を伴う取り組みが求められています。
 本コンソーシアムでは、個々人が目指す人生の豊かさや幸せと、高い生産性と活力ある社会の両立を可能とする、アクティブライフ社会の実現を目指しています。
 そのため、健康・長寿の実現、スポーツを通じたQOLの向上、まち・社会の健康の実現といった研究テーマを設定し、学術・研究機関のみならず産業界から地域自治体・市民にいたる産学官地の多様なステークホルダーで連携し、その研究成果の社会実装に取り組んでまいります。
 今回のシンポジウムでは、両大学の研究者による講演・パネルディスカッションを行い、世界水準の研究成果による地域・社会課題の解決の可能性について議論を深めます。

■シンポジウム 概要

日 時 : 2022年9月29日(木)15:00~17:30
形 式 : 【対  面】立命館大学びわこ・くさつキャンパス ローム記念館 5階 大会議室 〒525-8577滋賀県草津市野路東1丁目1-1(定員80名)
【オンライン】Zoomウェビナーによる配信
対 象 : どなたでもご参加いただけます。
参 加 費 : 無料
申込方法 : 以下のURLからお申し込みください。
       https://bit.ly/activelife0929
主 催 : 立命館大学スポーツ健康科学総合研究所
共 催 : 東京大学スポーツ先端科学連携研究機構

■シンポジウム タイムスケジュール

2022年9月29日(木)15:00~17:30
「世界水準の研究成果による地域・社会課題の解決に向けて」
15:00 開会    丸 朋子(フリーアナウンサー)
15:05-15:10  開会挨拶  田畑 泉(立命館大学スポーツ健康科学部 特命教授)
15:10-15:15  来賓挨拶1 室伏 広治(スポーツ庁長官)※ビデオメッセージ
15:15-15:20  来賓挨拶2 三日月 大造(滋賀県知事)※ビデオメッセージ
15:20-15:35  コンソーシアム概要紹介 コンソーシアム事務局
15:35-16:25  ■基調講演「パラリンピックブレイン―アスリート研究から迫る人間の未知なる可能性―」 中澤 公孝(東京大学大学院総合文化研究科 教授)
16:25-16:35  休憩
16:35-17:25  ■若手研究者によるディスカッション「アクティブライフ社会実現に向けた次世代のスポーツ健康科学研究」
 <パネリスト>
 ・鎌田 真光(東京大学大学院医学系研究科 講師)
 ・金子 直嗣(東京大学大学院総合文化研究科 助教)
 ・前大 純朗(立命館大学スポーツ健康科学部 助教)
 ・坂上 友介(立命館グローバル・イノベーション研究機構 助教)
 <モデレーター>
 ・伊坂 忠夫(立命館大学スポーツ健康科学部 教授、立命館大学副学長)
17:25-17:30 閉会挨拶 伊坂 忠夫

■アクティブライフ共創コンソーシアムについて

【活動内容】
○研究開発
・研究ターゲットに基づく研究開発の実施
・産学官地を巻き込んだ大型研究を企画・組織化
・地域・自治体との連携による実証研究の実施

○融合戦略
・人文社会科学系の知見と融合し総合知で課題抽出
・社会実装の法的側面(規制等)や倫理的側面(ELSI等)を踏まえた研究戦略

○社会実装・事業化
・産学官地連携による研究成果の社会実装
・ファンド投資機能を含む起業・事業化の支援
・立命館大学や東京大学のOB・OGの起業家人材と連携した事業化推進

○人材育成・交流
・研究プロジェクトに大学院生を参画させ、社会実装人材を輩出
・クロスアポイントメント制度等を通じた産学官地人材の流動・交流を実施

【事業計画】
・学際共創研究プロジェクトの推進
(プロジェクト例:びわこ文化公園都市エリアにおいて、産学官地のステークホルダーが集まり、滋賀県民のからだとこころ、まちの健康を向上させる「健康しが」実現に向けた研究・地域連携)
・若手研究者・大学院生ならびに社会実装人材の育成・輩出
・研究開発および研究成果の社会実装
・講演会・セミナーの開催

※HPより入会申し込み受付中。詳細はHPよりご確認ください。https://www.activelife.design/

■立命館大学スポーツ健康科学総合研究所について

2022年4月開設。約20年にわたるスポーツ・健康・ウェルフェア分野における研究・学術成果の知見を活かし、80名を超える研究者が、国内外のトップレベルの研究機関と連携して基礎研究から社会実装までを一気通貫で推進。研究ターゲットは「健康・長寿の実現」「スポーツを通じたQOLの向上」「まち・社会の健康の実現」。

■東京大学スポーツ先端科学連携研究機構について

東京大学スポーツ先端科学連携研究機構(UTSSI)は、スポーツをキーワードとして先端学術・技術を結集し、その成果を人類が直面している超高齢社会、多様性社会の推進などの社会課題解決に資することを目的として、2016年に拠点として設置、2020年に連携研究機構として改組された全学研究組織。多様な専門領域の専門家と、学内外を問わず、産官学および地域社会との連携を通じ、実効性のある社会還元・社会実装につなげていくことを使命としている。

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