クラウドサービス情報開示認定機関ASPIC※1が、3件のクラ...

クラウドサービス情報開示認定機関ASPIC※1が、 3件のクラウドサービスを新たに認定し、 情報開示認定は累計268サービス。 特定個人情報ASP・SaaS※2では、2サービス目

~本情報開示認定制度は、平成19年から総務省ご指導の下、 ASPIC※2が立ち上げ・推進しており、利用者が安心して利用できる クラウドサービスの普及推進※3を図っています。~

一般社団法人ASP・SaaS・AI・IoTクラウド産業協会(ASPIC)は、2020年11月12日、クラウドサービスの安全・信頼性に係る情報開示認定機関として、申請された下記3件のクラウドサービスについて審査した結果、認定機関の定める審査基準に従って「安全・信頼性に係る情報開示」が適切に行われていることを認定いたしました。

この認定は、サービスの安全性、信頼性に関する情報を正しく開示しているクラウドサービスにのみ与えられるもので、利用者の安心・安全なクラウドサービスの選定に資することを目的としたものです。今回の認定により、累計185社の268サービスが認定されました。


(1)特定個人情報ASP・SaaS

・株式会社ショーケース:「ProTech ID Checker」


(2)ASP・SaaS

・HENNGE株式会社:「CHROMO(クロモ)」

・大日本印刷株式会社:「DNPサイネージ配信管理システム SmartSignage」


図 新規認定会社ロゴとクラウドサービス安全・信頼性情報開示認定制度認定マーク


※1 ASPIC

一般社団法人ASP・SaaS・AI・IoTクラウド産業協会(略称:ASPIC、東京都品川区、会長:河合 輝欣)は、令和2年4月1日に「特定非営利活動法人ASP・SaaS・IoTクラウドコンソーシアム」(略称:ASPIC)から法人名称等の変更を行いました。

発表資料: https://www.aspicjapan.org/pdf/20200401_2.pdf


※2 特定個人情報ASP・SaaS

特定個人情報の取扱いについては、個人情報保護委員会が策定したガイドライン「特定個人情報の適正な取扱いに関するガイドライン(事業者編)」(個人情報保護委員会:H26.12.11(H29.5.30 最終改正))への遵守が求められています。特定個人情報ASP・SaaSは、これらのガイドラインに基づき情報開示項目が設定されており、クラウドサービス事業者は、サービス内容等の情報開示を行います。これにより、クラウドサービス利用者は、クラウドサービス事業者からの開示情報を通じて、安心安全なサービスの選定、利用が可能となります。併せて、クラウド事業者は、安心安全な特定個人情報 ASP・SaaS であることを対外的に訴求できます。

詳細は下記ページ参照:

https://www.aspicjapan.org/nintei/tokuko-nintei/index.html


※3 普及推進のためのWebinar

ASPICでは、安全・信頼性のあるクラウドサービスの普及推進に向けて、クラウドサービス事業者様向けのWebinar「第31回 クラウドサービス情報開示認定申請のためのセミナー」(参加無料)を12月下旬に開催予定です。ご興味のある方は、「5. 本件連絡先(申請受付窓口)」までご連絡ください。



新規認定サービス及び直近で認定を更新したサービスを紹介します。

認定サービスの開示情報につきましては、利用者が比較、選択等する際の参考に利用いただけるよう、認定機関ASPICホームページに掲載しております。

認定機関ASPICは、今後もクラウドサービスの安全・信頼性の向上に関し、クラウドサービス事業者、利用者双方のために、クラウドサービス情報開示認定制度の普及・高度化・拡充に努めてまいります。


1. 新規認定サービス

新規認定した2種類、3サービスを示します。今後も申請があったものから順次、審査を行い、情報開示が適切と判断されるサービスを認定していく予定です。


■特定個人情報ASP・SaaS申請:1サービス(1事業者)

No      :1

サービスの名称:ProTech ID Checker

事業者の名称 :株式会社ショーケース

サービスの概要:スマートフォンで撮影した本人写真と身分証の顔写真を照合して本人確認できる機能を、タグ設置のみで各種Webシステムから利用可能としたオンライン本人確認サービス


■ASP・SaaS申請: 2サービス(2事業者)

No      :1

サービスの名称:CHROMO(クロモ)

事業者の名称 :HENNGE株式会社

サービスの概要:自治体と市民の双方向コミュニケーションを実現するためのメッセージ配信やアンケート機能などを備え、市民参加型の行政運営を支援する自治体向けプラットフォームサービス


No      :2

サービスの名称:DNPサイネージ配信管理システム SmartSignage

事業者の名称 :大日本印刷株式会社

サービスの概要:各種デジタルサイネージ(電子看板)に表示するコンテンツの簡易な作成、コンテンツ即時配信、機器状態監視機能などを統合的に提供するサイネージ配信管理サービス


※ASPICでは、IoTクラウドサービス情報開示認定(ASP・SaaS及びIaaS・PaaS)の取得を推進しております。現在までに認定されたサービスは、次の通りです。


(1)IaaS・PaaS(IoT) https://www.aspicjapan.org/nintei/ip-iot/service_search.html

・IoT-EX株式会社:「IoT相互接続サービス」(認定日:2019.10.07)


(2)ASP・SaaS(IoT) https://www.aspicjapan.org/nintei/asp-iot/service_search.html

・株式会社NTTPCコミュニケーションズ:「セキュアカメラクラウドサービス」(認定日:2019.07.10)

・株式会社NJS:「SkyScraper」(認定日:2019.12.23)

・ユニテックシステム株式会社:「CORRECT TIME NAVI(コレクトタイムナビ)」(認定日:2020.03.02)



2. 認定更新サービス一覧

令和2年5月から直近までで認定更新した、32サービスを認定日毎に示します。認定は、認定日より2年間有効です。


<認定更新サービス一覧>

https://www.atpress.ne.jp/releases/234887/att_234887_1.pdf



3. 情報開示認定制度の経緯と現状

●平成19年、情報開示認定制度については、安心安全なクラウドサービスの推進のため、総務省とASPICが合同で「ASP・SaaS普及促進協議会」を立ち上げ、この協議会で、ISO27001を参照したセキュリティ対策ガイドラインの策定、ASP・SaaSの安全・信頼性に係る情報開示指針の策定を行い、この指針をもとに、情報開示認定制度の検討、立案を行いました。

●平成20年4月、「ASP・SaaSの安全・信頼性に係る情報開示認定制度」を創設し、認定機関をFMMC、認定事務局をASPICとして、運営を開始しました。

●平成24年9月、ISO27017を参照したガイドライン、情報開示指針をもとに「IaaS・PaaSの安全・信頼性に係る情報開示認定制度」及び「データセンターの安全・信頼性に係る情報開示認定制度」を新設しました。

●平成29年10月、認定機関はFMMCからASPICに移管されました。

●平成29年10月、「医療情報ASP・SaaS情報開示認定制度」、「特定個人情報ASP・SaaS情報開示認定制度」を新設しました。

●平成30年12月、「ASP・SaaS(IoTクラウドサービス)情報開示認定制度」、「IaaS・PaaS(IoTクラウドサービス)情報開示認定制度」を新設しました。

●令和2年4月1日、ASPICがNPO法人から一般社団法人へ名称変更等を行ったことに伴い、情報開示認定機関を一般社団法人ASPICに移行しました。


これまでに認定されたサービスは、累計268サービス、185事業者となっています。



4. ASPIC20年の活動について

ASPICはクラウドサービス(ASP)の黎明期である1999年に、業界唯一の団体として創立以来、昨年2019年11月に、20周年を迎えることが出来ました。

これも偏に総務省はじめ関係者の皆様の厚い御指導、御支援の賜物と御礼申し上げます。

20年にわたり、ASP・SaaS・クラウドの「普及促進・市場拡大」及び「安心・安全」を2大目標として、取り組んできました。


(1) ASP・SaaS・クラウドの認知度の向上

・事業者、利用者に対するセミナーの開催、白書等刊行物の発刊による情報発信

(2) ASP・SaaS・クラウドの市場の創成・拡大

・分野別クラウド研究会の開催、国等への提言、調査研究、委員会への参画等による普及促進・市場拡大に貢献した。

(3) クラウドサービスの安心安全の推進

・総務省と合同・連携による「ASP・SaaS・クラウドの普及促進協議会」

・「データセンター促進協議会」の開催(28回)

・クラウド事業者向け、利用者向けの28のガイドラインおよび情報開示指針の策定(協議会で)

・クラウドサービスの情報開示認定制度の創設、運営(259サービスの認定)等により安心安全なクラウドサービスの推進に貢献した。

(4) クラウド事業者へのビジネス支援

・ASPIC クラウドアワード(13回開催)、分野別クラウド研究会(年間24回開催)、ビジネス交流会、情報提供(年間94回)等により、会員、クラウド事業者のビジネス推進・拡大に貢献した。

(5) クラウド利用者向けのクラウドサービスの紹介

・事業者からのクラウドサービスを紹介サイト(アスピック)に掲載し、利用者のビジネス支援、事業者のビジネス支援を推進した。

(6) IoT、AI、クラウドサービスの市場の創造

・IoTセキュリティガイドラインと情報開示指針の策定及びIoT情報開示認定制度の創設

・総務省の実証事業、実装事業への参画


IoT・AIを駆使した認知症対応型実証、ビッグデータ活用による認知症対応型IoTサービス実装事業の実施等により安心安全なIoT、AIクラウドサービス市場の創造を推進した。

これらの活動により、2008年に団体として、又2012年に河合会長が個人として総務大臣表彰を受賞しました。


今後ともIoT、AIクラウドサービスの安心安全な市場創造を行って参りまので、引き続きASPICへのご支援の程、よろしくお願い申し上げます。



5. 本件連絡先(申請受付窓口)

一般社団法人ASP・SaaS・AI・IoTクラウド産業協会

(クラウドサービス情報開示認定機関)

クラウドサービス情報開示認定事務局

〒141-0031 東京都品川区西五反田7-3-1 たつみビル2F

担当   : 岩田・門井・国松

TEL    : 03-6662-6854

Fax    : 03-6662-6347

mail   : aspic@cloud-nintei.org

認定サイト: https://www.aspicjapan.org/nintei/

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