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    一般社団法人 日本姿勢予防医学協会

    社内うつを防げ!すべり座りを坐骨座りに変える 『デスクワーク姿勢研修』開始

    従業員ひとりが1年間メンタル疾患で休むと損失は年収の約3倍

    サービス
    2019年9月19日 11:00

    セルフケア事業を展開する「一般社団法人 日本姿勢予防医学協会(大阪市北区)」は2019年9月19日より、社内うつの予防として「デスクワーク姿勢研修」を企業向けに開始いたします。慢性疾患などの身体状況が抑うつ発症に影響することが研究でも明らかになる中で※1、正しい座り方によって体への負荷を軽減し、社内うつ発症リスクの低減を目指します。


    椅子に座った女性の姿勢イメージイラスト


    ■年収500万円の従業員が1年休むと約1490万円の損失※2

    社内うつの発症は対象者のパフォーマンスが落ちるだけでなく、代わりや周りのフォローが必要となり表1の通り、損失額は年収の約3倍になると試算されています。これは発症前の状態を維持するため費用ですので、投資ではなく単なる損失となります。


    表1



    ■情報通信業や金融業のうつ発症リスクは全社平均の3倍

    厚生労働省 平成29年の労働安全衛生調査※3によると、図1の通りメンタルヘルス不調により休職する割合は全体で0.4%、業種別では情報通信業や金融業が1.2%と非常に高くなっています。


    図1



    ■座る時間が社内うつ発症に影響!座り方改革でリスクを減らす

    世界20ヶ国の成人を対象に平日の座位時間を調査したシドニー大学の研究結果では平均5時間に対し、日本人が最長の7時間です※4。また、職場でのイスに座る時間を減らすことは、メンタルヘルスにとって有益な可能性があることが示唆されています※5。


    もちろん、図2の通り、仕事満足度がうつ発症に大きく影響するため、デスクワーク姿勢の改善だけで問題解決するとは言い切れません。従業員自ら、仕事を変更することは困難ですが、座る姿勢を変え、体の負担を減らすことは可能です。


    図2



    ■首が前に傾くほど首や肩への負担が増大する

    米ニューヨーク市の脊椎専門のクリニックの外科医長を務めるケネス ハンスラージ氏によると首が前に傾くほど頚椎にかかる負荷は増え、図3のようにもっとも姿勢が悪いと27kg(60lbs)になると解明しています※6。つまり、前述の座位時間の長さとは別に、デスクワーク姿勢の悪さが体への負担を増していることがわかります。


    図3



    ■「デスクワーク姿勢研修」の主な内容

    1:姿勢チェック

    2:肩こりさらばのイスの座り方

    3:ぽっこりお腹と腰痛解消エクササイズ

    4:目も気分もスッキリエクササイズ

    5:ぐっすり眠れるエクササイズ


    デスクワーク姿勢研修


    デスクワーク姿勢研修_2


    デスクワーク姿勢研修料金表



    お申込み方法:まずはホームページまたはお電話から、お問い合わせ下さい。

    運営    :一般社団法人 日本姿勢予防医学協会


    【公式サイト】

    https://jppm.or.jp/index.html



    ■会社概要

    会社名 : 一般社団法人 日本姿勢予防医学協会

    代表理事: 中田 智子

    所在地 : 〒530-0001 大阪府大阪市北区梅田2丁目4-9

          ブリーゼブリーゼ3階 プラスムーブ梅田ブリーゼサロン

    監修医師: 池川クリニック 院長 池川 明氏

    所属学会: 日本統合医療学会

    URL   : https://jppm.or.jp/index.html



    <引用元>

    ※1

    The contributions Made by job satisfaction and psychosocial stress to the development and persistence of depressive symptoms: A 1-year prospective study

    Journal Of Occupational and Environmental Medicine(2019)


    ※2

    株式会社Avenir メンタルヘルスコラム

    https://www.avenir-executive.co.jp/sangyoui/column-kyusyokusya/


    ※3

    厚生労働省 平成29年の労働安全衛生調査

    https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/dl/h29-46-50_gaikyo.pdf#page=6


    ※4

    Bauman AE et al. The descriptive epidemiology of sitting: A 20-country comparison using the International Physical Activity Questionnaire (IPAQ). Am J Prev Med, 2011; 41: 228-235.


    ※5

    Cross-sectional associations between sitting at work and psychological distress: Reducing sitting time may benefit mental health

    Mental Health and Physical Activity Volume 6, Issue 2, June 2013, Pages 103-109


    ※6

    Assessment of stresses in the cervical spine caused by posture and position of the head

    Surgical technology international 25:277-9 ・ November 2014

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