企業向けIPコミュニケーションサービスのグローバル展開について

~第一弾、日系通信事業者初の国内外シームレスな 「グローバルIP内線通信サービス」を提供開始~

サービス
2010年11月4日 15:00
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 NTTコミュニケーションズ(略称:NTT Com)は、このたびグローバルに事業展開するお客さまの利便性向上を目的として、IP電話をベースとしたIPコミュニケーションサービスを国内外ワンストップで展開することで、お客さまのビジネスをより一層支援してまいります。

サービスイメージ図
 第一弾として、日系通信事業者で初めて国内外シームレスな企業向け「グローバルIP内線通信サービス」を2010年12月1日より提供開始します。

1. グローバルIPコミュニケーションサービス 提供背景
 近年、特にグローバルにビジネスを展開する企業においては、ネットワークのみならず、内線・外線といったボイス系サービスや、Web会議やメッセージング機能などのニーズが増加しています。
 NTT Comではそれらのニーズに対し、日本品質をグローバルに提供するため、グローバルで利用可能な企業向けIPコミュニケーションサービスを展開していきます。まずは、第一弾としてよりニーズの高い国内VoIPサービスと連携したグローバルIP内線通信サービスを提供し、今後は以下のような企業向けグローバルIPコミュニケーションサービスを順次、展開する予定です。

 ・海外拠点からの外線発着信を低価格かつ高品質に実現するサービス
 ・多彩なコミュニケーション手段を提供するクラウド型ユニファイドコミュニケーションサービス
 ・国内外シームレスで提供するSaaS型コンタクトセンターサービス

(別紙:グローバルIPコミュニケーションサービス全体概要 http://www.atpress.ne.jp/releases/17579/1_5.pdf )

2. グローバルIP内線通信サービスの提供について
(1) サービス概要
 国際IP-VPNサービス「Arcstar グローバルIP-VPN」を利用して、インターネットを介さないセキュアなIP内線通信サービスを実現します。お客さまの海外拠点間の内線通信はもちろん、NTT Comの提供する国内VoIPサービスと連携した国内-海外拠点間の内線通信を実現するサービスです。

(2) サービスの特長
■コスト削減に貢献
 お客さまの国内-海外拠点間、海外拠点同士の内線通信を定額で利用可能になります。
 また、海外拠点側ではお客さまの既存PBXを有効活用し、またお客さまにて新たなVoIP ゲートウェイ(GW)を準備することなく、NTT Comが提供するVoIP GWの設置のみで簡単に内線通信が可能となります。

■利便性向上
 お客さまの国内-海外拠点間において、“拠点番号+端末番号”で簡単に内線通信ができるため、国内外シームレスな社内コミュニケーションを実現し、利便性向上に貢献します。

■グローバルでワンストップマネジメントを実現
 ネットワークサービス~VoIP GWまで、NTT Comがエンド-エンドで一元提供を行うため、音声/データ通信の統合にともなう構築作業や、通信機器の運用・保守に関わる稼動を低減できます。

<サービスイメージ図>
http://www.atpress.ne.jp/releases/17579/1_1.png

(3) 提供料金(税抜)
 ■初期費用:11,000円/拠点~
 ■月額費用: 4,000円/拠点~
 ※現地通貨での請求にも対応可能です。詳細は別途お問い合わせ願います。

(4) 申込受付開始時期
 2010年12月1日

(5) 提供エリア
 159の国・地域(2010年9月末時点)
 ※ArcstarグローバルIP-VPNの提供エリアに準じます。

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