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    PGF生命調べ  パートナーのどこに満足? 女性を満足させる三つの要素

    ~人生の満足度に関する調査2016~

    PGF生命(プルデンシャル ジブラルタ ファイナンシャル生命保険株式会社、代表取締役社長 兼CEO 添田 毅司)は、2016年11月11日(金)~11月13日(日)の3日間、20~79歳の男女を対象に「人生の満足度に関する調査2016」をインターネットリサーチで実施し、2,000名の有効サンプルの集計結果を公開しました。(調査協力会社:ネットエイジア株式会社) 【第1章:仕事・マネーの満足度】 ■「報酬に満足」約29%、昨年調査より約5ポイント上昇 ■働き方改革の成果は?「職場の人間関係」改善傾向も「休暇の取りやすさ」は昨年調査から横ばい ■仕事満足度に影響するのは“報酬”“身につけられるスキル”“職場環境” 働く人にとって、仕事や報酬の満足度は人生の満足度に大きく影響すると考えられます。そこで、20~79歳の男女2,000名(全回答者)のうち就業者(1,226名)に、仕事に関する状況について、現時点でどの程度満足しているのかを質問しました。 まず、これまでの人生における仕事・職業の満足度をみると、『満足している』(「非常に」と「やや」の合計、以下同じ)は38.9%、『満足していない』(「あまり」と「全く」の合計、以下同じ)は32.7%となり、満足している人が満足していない人を上回りました。 年代別に『満足している』割合をみると、20代から40代は30%台なのに対し、50代は42.4%、60代・70代は57.8%となり、50代以降に上昇していく傾向がみられました。さまざまな経験を経て50歳を過ぎてから、ようやく自身の仕事や職業に満足できるようになるのかもしれません。 報酬や仕事の内容についてみると、≪報酬≫では、『満足している』は28.6%、『満足していない』は42.9%となり、満足していない人のほうが多い結果となりました。しかし、昨年の調査結果と比較をすると、『満足している』が2015年から約5ポイント上昇しており、報酬に満足している人は増加傾向にあるようです。 他方、≪評価≫、≪職場での役割や仕事の内容≫、≪職場で得られるスキル・経験≫では、いずれの項目も満足している人の方が多い結果となりました。 次に、働きやすさに関する満足度についてみると、≪職場の人間関係≫では、『満足している』は45.3%、『満足していない』は23.1%となり、≪休暇の取りやすさ≫では、『満足している』は49.4%、『満足していない』は21.3%と、どちらも半数近くの人が働きやすさに満足していることがわかりました。昨年の調査結果と比較すると、≪職場の人間関係≫では、『満足している』が5ポイント以上の上昇となりました。 また、今年の調査から新たに聴取した≪人事制度・福利厚生≫では、『満足している』が28.8%、『満足していない』が31.0%と不満足層が若干上回る結果となりました。≪通勤(時間・手段など)≫では、『満足している』は58.3%、『満足していない』は15.2%と、こちらは満足している人が半数以上になり、人事制度や福利厚生に不満はあれど、働きやすさについてはおおむね満足している人のほうが多いことがわかりました。 ここで、報酬や働きやすさの満足度別に、仕事・職業そのものに『満足している』と回答した割合をみてみました。すると、「報酬」に満足している層で仕事・職業そのものに『満足している』と回答した割合は83.1%であったのに対し、不満足層では16.7%と、66.4ポイントの開きがみられました。そのほか、「評価」(満足層75.6%、不満足層10.1%、以下同順)や「職場での役割や仕事の内容」(72.6%、11.0%)、「職場で得られるスキル・経験」(79.3%、10.8%)でも満足している層のほうが60ポイント以上高くなり、「職場の人間関係」(65.9%、11.4%)と「人事制度・福利厚生」(74.8%、19.7%)では、55ポイント前後高くなりました。“報酬”や“評価”、“仕事の内容”だけではなく、“身につけられるスキル”や、“職場の人間関係”“福利厚生”といった職場環境も仕事・職業の満足度に与える影響は大きいようです。 ■2人に1人以上が「毎月の収入額・貯蓄額に不満」 ■“終活”ブームでも「自身が亡くなった後の備えに満足」は60代・70代の4人に1人 続いて、全回答者(2,000名)に、家計の状況や老後の備えなど、お金に関する状況について、現時点でどの程度満足しているのかを質問しました。 まず、≪毎月の収入額≫についてみると、『満足している』は21.8%、『満足していない』は51.6%となり、≪毎月の貯蓄額≫では、『満足している』は16.1%、『満足していない』は57.1%となりました。半数以上の人が、毎月の収入や毎月の貯蓄額に不満を抱いているようです。また、≪毎月自由に使えるお金≫についてみると、『満足している』は26.0%、『満足していない』は43.4%と、毎月のお小遣いに不満を抱いている人のほうが多い結果となりました。 一方で、≪毎月の食事にかける金額≫では、『満足している』は33.8%、『満足していない』は25.8%と、満足している人のほうが多くなりました。収入やお小遣いに不満があっても、食生活は充実させられる工夫があるのかもしれません。 また、≪老後への備え(公的年金、個人年金保険など)≫や≪亡くなった後の備え(死亡保険、相続対策など)≫に関する満足度についても聞いたところ、いずれも満足していない人の方が多い結果となりました。 それぞれについて年代別にみると、≪老後への備え≫、≪亡くなった後の備え≫どちらも年代が上がるにつれ満足している人の割合は高くなったものの、60代・70代においても『満足している』割合は20%台にとどまりました。“終活”ブームと言われる昨今ですが、老後の備えや自身が亡くなった後の備えに満足しているシニアは多くないようです。 老後や終活の話題では、おひとりさまに焦点が当てられることがあります。 そこで、40代以上のおひとりさま(未婚で、且つ恋人がいない人)の回答をみると≪老後への備え≫では、『満足している』は9.2%、『満足していない』は67.0%と大きく差が開きました。また、≪亡くなった後の備え≫では、『満足している』は17.6%、『満足していない』は45.9%とこちらも不満足層が上回りました。男女別では、40代以上のおひとりさま男性では『満足していない』は51.9%と、半数以上が自身が亡くなった後の備えに不満があることが窺えます。安心して今後の人生を歩んでいくためにも、来年こそは老後や終活の備えについて考えてみても良いかもしれません。 【第2章:パートナーの満足度】 ■パートナーのどこに満足? 女性を満足させる三つの要素 ■九州・沖縄の女性は優しくて聞き上手? ■思いやりと適度な距離感を兼ね備えているのは北海道・東北の男性 ■収入の安定したパートナーを狙うなら東へ? ■パートナーのルックスに厳しいのは北海道・東北の女性 ■理想のパートナー像とギャップが大きい点は? 女性が期待する「収入」は夢・まぼろし? ■パートナーにがっかりしたくないなら四国・中国へ!? ■老後を一緒に過ごすならこんな人「優しさ・思いやりがある」「家族を大切にする」 次に、人生をともに歩むパートナーについて、パートナー(恋人・配偶者)がいる人(1,369名)に質問を行いました。 まず、今のパートナー(恋人・配偶者)に対し、≪満足している点≫を聞いたところ、「優しさ・思いやりがある」が最も多く48.5%、次いで、「家族を大切にする」が38.7%、「口うるさくない・自由にさせてくれる」が28.9%と続きました。 男女別にみると、「家事が好き・得意である」は男性23.1%、女性9.8%となり、男性では「優しさ・思いやりがある」「家族を大切にする」に次いで高くなりました。一方で女性は、「口うるさくない・自由にさせてくれる」(男性19.5%、女性36.3%)や「頼りがいがある」(男性16.0%、女性32.0%)、「収入が安定している」(男性2.8%、女性23.6%)がそれぞれ男性より高くなりました。女性は、パートナーの“適度な距離感”“頼もしさ”“安定した収入”に満足しているようです。 さらに、男女別にそれぞれの地域の結果をみていくと、いくつかの特徴がありました。 男性の回答では、「優しさ・思いやりがある」が、九州・沖縄では52.3%で他のエリアに比べて高くなりました。また、「相談できる」でも、九州・沖縄が38.6%で他のエリアに比べて高くなりました。九州・沖縄エリアでは、優しいだけではなく、良き相談相手であるパートナーに満足している男性が多いようです。 一方、女性の回答では、「優しさ・思いやりがある」が、北海道・東北では58.2%で他のエリアに比べて高く、「口うるさくない・自由にさせてくれる」でも北海道・東北は43.0%と中国・四国41.4%と並んで他のエリアより高くなりました。北海道・東北の女性は、優しいだけではなく、適度な距離感を保ってくれるパートナーに満足している傾向があるようです。 さらに、「収入が安定している」点に満足していると答えた女性は、北海道・東北26.6%、関東24.2%に対し、近畿20.8%、中国・四国22.4%、九州・沖縄20.0%と、東日本のほうが西日本よりやや高い傾向がみられました。 また、パートナーの「容姿が好み」と回答した男性は、北海道・東北が20.0%で他のエリアより高くなりましたが、女性の回答では、北海道・東北は6.3%と他の地域よりも低く、九州・沖縄16.4%、中国・四国13.8%、近畿11.5%など西日本のほうが高い傾向となりました。北海道・東北の男性はパートナーの容姿に満足している半面、女性は厳しい視点を持っているのかもしれません。 次に、今のパートナー(恋人・配偶者)に対し、≪理想像を大きく下回っている(ギャップが大きい)点≫を聞いたところ、男女で全く違う結果となりました。男性が今のパートナーに対し「理想を大きく下回っている」と回答したのは「家事が好き・得意である」(=ではなかった)と「優しさ・思いやりがある」(=がなかった)がともに10.4%で最も多く、「口うるさくない・自由にさせてくれる」(=口うるさい・自由にさせてくれない)が僅差の10.2%で続きました。“家事力”や“優しさ”に理想とのギャップを感じている男性が多いようです。一方、女性の回答では、「収入が多い」(=多くなかった)が20.6%で最も多く、また、男性の回答ではランク外となった「収入が安定している」(=していなかった)が12.3%で5位になりました。パートナーの収入に理想とのギャップを感じている女性は少なくないようです。 さらに、≪理想像を大きく下回っている(ギャップが大きい)点≫が、ある人(理想像を大きく下回っている点を挙げた人)とない人(「特になし」と回答した人)の割合を、男女に分けて、地域ごとにみていくと、男性では、「ある」は九州・沖縄(61.4%)と関東(56.7%)が他のエリアより高くなりました。九州・沖縄と関東の男性は、理想が高い傾向にあるのかもしれません。一方、ギャップが「ない」は中国・四国(63.0%)が他のエリアに比べて高くなりました。中国・四国では理想像と近いパートナーと巡り合えている男性が多いようです。 また、女性についてみると、≪理想像を大きく下回っている(ギャップが大きい)点≫が、「ある」は北海道・東北(68.4%)、中部(67.6%)、近畿(66.9%)が比較的高くなりました。一方、「ない」は中国・四国(41.4%)が他のエリアより高くなり、中国・四国では男女ともに、理想像に近いパートナーに巡り合えている人が多いようです。 そして、≪老後の生活のパートナーに対し、期待する点≫を聞いたところ、「優しさ・思いやりがある」が最も多く56.8%、次いで、「家族を大切にする」が38.5%、「口うるさくない・自由にさせてくれる」が32.2%で続きました。これらの上位項目は、今のパートナーに対して満足している点でも同様に上位になっていました。パートナーの良いところは、老後までずっと維持してほしいと思っている人が多いようです。 また、地域別にみると、九州・沖縄で「家族を大切にする」(50.5%)、「相談できる」(35.4%)が他の地域より高くなりました。九州・沖縄ではパートナーと向き合って家族を大切にしていきたいと考えている人が多いようです。 【第3章:人生の満足度を向上させるモノ・コト】 ■人生の満足度を向上させる趣味・レジャー1位「旅行」、2位「グルメ」 ■ハマり過ぎて、人生の満足度を低下させてしまった趣味 1位「ゲーム」2位「ネットサーフィン」 ■人生の満足度アップに貢献したネットサービスやウェブサイト 男女とも1位は「Yahoo!」 ■これからの人生の満足度アップに影響大な技術は「自動運転技術」「VR」「家事ロボット」 次に、全回答者(2,000名)に、人生を豊かにしてくれるものである趣味やレジャーについての質問を行いました。 まず、≪人生の満足度を向上させていると思う趣味・レジャー≫を聞いたところ、「旅行」が最も多く52.9%、次いで、「グルメ」が37.3%、「音楽」が29.7%、「ドラマ・映画」が25.6%、「スポーツ」が20.3%で続きました。 性年代別にみると、20代男性では「漫画・アニメ」が45.0%、「ゲーム」が42.0%で他の性年代層より高くなり、20代女性では「音楽」が42.5%、「ドラマ・映画」が35.0%で他の性年代層より高くなりました。20代では、エンタメ関連のコンテンツが人生の満足度を向上させているようです。 また、「旅行」は、60代・70代男性62.0%、女性71.5%と、昨年同様に男女ともに他の世代より高い結果となりました。時間やお金に余裕のあるシニア層では、旅行が人生の満足度を上げる定番の趣味となっているようです。 20代男女では「漫画・アニメ」(男性45.0%、女性38.0%)、「ゲーム」(男性42.0%、女性25.0%)と、他の世代と比べてインドアで楽しめる趣味の人気が高くなりました。今年大ヒットした「君の名は。」など日本アニメ映画の人気を支える世代の回答として、納得の結果かもしれません。 ※2016年調査では、「ネットサーフィン」を新たに聴取し、「パソコン」「ケータイ・タブレット」は非聴取とした。 では逆に、≪ハマりすぎて人生の満足度を低下させたと思う趣味・レジャー≫とは、どのようなものなのでしょうか。 ハマりすぎて人生の満足度を低下させた趣味・レジャーがある人(396名)の回答をみると、「ゲーム」が最も多く27.8%、次いで、「ネットサーフィン」20.2%が多くなりました。 男女別にみると、「ゲーム」(男性30.0%、女性24.9%)は男性のほうが高くなり、「ネットサーフィン」(男性17.5%、女性23.7%)と「SNS(Facebookなど)」(男性9.4%、女性13.9%)は女性のほうが高くなりました。ゲームの世界にハマりすぎてしまったのは男性、ネットの世界にハマりすぎてしまったのは女性のようです。 人生の満足度が下がるほどハマった趣味・レジャーではインターネット関連の趣味が多くなりましたが、使い方を間違わなければ人生を豊かなものにしてくれるのではないでしょうか。 そこで、≪人生の満足度アップに貢献したネットサービス、ウェブサイト、スマホアプリ≫を自由回答で聞いたところ、1位「Yahoo!」、2位「Google」、3位「LINE」、4位「楽天」、5位「Amazon」となりました。いまやインターネットを通じた“検索”“買い物”“コミュニケーション”は、人々の生活に欠かせないサービスになっているのではないでしょうか。 また、≪これからの人生の満足度アップに影響が大きいと思う技術やサービス≫を自由回答で聞いたところ、「自動車の自動運転技術」や「医療技術」、「介護技術」などが多数挙げられました。また、男性からは、ゲームなどで使われる「VR(仮想現実)」や、世の中の様々なモノをインターネットなどでつなげ、相互に制御する「IoT(モノのインターネット)」が多数挙げられました。一方、女性からは、掃除ロボットなどの「家事ロボット」や、「家事代行サービス」、インターネットを介した買い物の「ネットショッピング」や「ネットスーパー」といった生活に密着した技術・サービスが多数挙げられました。 さらに、≪将来の家庭用ロボットに期待することや家庭でしてほしいこと≫を自由回答で聞いたところ、「掃除」がダントツの1位、続いて2位「介護」、3位「料理」が多く挙がりましたが、4位には「話し相手」が続き、コミュニケーションの相手として家庭用ロボットに期待を寄せる人も多くいることが分かりました。 【第4章:人生の総括】 ■人生満足度 若者は下降傾向、シニアは上昇傾向? ■人生満足度の向上には「自分の性格」を好きになること、「スキル」を身につけること ■元気なうちにやっておきたいこと 2位「お世話になった人に感謝を伝える」、1位は? ■人生で、もう一度味わいたい感動や出来事とは? ■もう一度観たい舞台 1位「ライオンキング」2位「キャッツ」3位「オペラ座の怪人」 ■人生満足度を上げてくれた有名人 お笑い芸人部門1位「明石家さんまさん」、2位「ダウンタウン」 スポーツ選手部門1位「イチローさん」、2位「浅田真央さん」 アーティスト・アイドル部門1位「Mr.Children」、2位「中島みゆきさん」 全回答者(2,000名)に、≪人生の総合的な満足度≫を聞いたところ、『満足している』は46.2%、『満足していない』は24.8%、「どちらとも言えない」は29.1%となり、これまでの人生に満足している人のほうが多い結果となりました。 男女別にみると、『満足している』は、男性41.1%に対して女性51.1%と、女性のほうが10.0ポイント高い結果となりました。 年代別にみると、年代が上がるにつれ『満足している』割合が高くなる傾向がみられました。「どちらとも言えない」に注目すると、20代~50代では3割前後と多く、若い世代にとっては、今後どのような人生を送るかが、その後の人生の満足度を決めていくのかもしれません。 また、昨年の調査結果と比較すると、『満足している』は、全体では大きな変化はみられませんでしたが、年代別にみると、20代では5.2ポイント下降し、60代・70代では6.5ポイント上昇しました。若者の人生満足度は残念ながら下降傾向、シニアの人生満足度は上昇傾向にあるのかもしれません。 さらに、全回答者(2,000名)に分野別の満足度を聞いたところ、満足している人が多かったのは「趣味・レジャー」(46.2%)、満足している人が少なかったのは「マネー」(23.4%)という結果になりました。 男女別にみると、「恋愛・結婚」(男性33.7%、女性40.7%)と「健康」(男性36.1%、女性42.6%)では、女性のほうが満足度が高い傾向がみられました。女性は総合的な満足度で男性を上回っていましたが、中でも「恋愛・結婚」や「健康」の満足度が、人生の満足度に影響を与えているのではないでしょうか。 次に、全回答者(2,000名)に、性格や外見など、自分自身への満足度を聞いたところ、「性格」に『満足している』と回答した人は29.1%、「外見」では22.6%、「スキル・能力」では24.1%、「センス」では27.9%と、いずれも3割に満たない結果となりました。自分自身の性格や外見に満足し自信のある人は、それほど多くはないようです。他方、「育った環境」は43.3%と4割以上、「人生経験」では37.6%と4割近くが満足している結果になりました。 さらに、項目別にこれまでの人生の満足度をみると、いずれの項目でも満足している層のほうが人生満足度は高くなりましたが、特に差がみられたのは、「人生経験」(満足している77.7%、満足していない17.1%、以下同順)で60.6ポイントの開きがみられました。人生経験に満足している人ほど人生満足度は高いようです。また、「性格」(77.0%、25.7%)や「スキル・能力」(79.7%、27.9%)でも50ポイント以上の開きがみられました。自分の性格を好きになることや、自信の持てるスキルを身につけることも、人生満足度の向上には必要なようです。 また、同居形態別にこれまでの人生に『満足している』人をみると、一人暮らしでは33.7%、同居では48.7%と、家族などと同居している人のほうが高くなりました。一人暮らしは気楽なことも多いですが、家族や誰かと一緒に生活することで、より人生満足度は高くなるのかもしれません。 次に、性格(社交的vs人見知り)で分けると、社交的な性格では61.3%、人見知りな性格では37.3%となりました。積極的に人と接することで人生の満足度が上がっている人が多いようです。 さらに、生活で重視すること(仕事vsプライベート)や生活スタイル(アウトドアvsインドア)で分けてみると、仕事重視派が49.7%、プライベート重視派が45.4%とわずかに仕事重視派のほうが高くなり、生活スタイルでは、アウトドア派が57.5%、インドア派が41.3%とアウトドア派が高くなりました。平日は仕事に熱中し、休日は積極的に外で楽しむことでメリハリをつけると、人生の満足度に良い影響があるのではないでしょうか。 それでは、今後、さらに人生満足度を上げるために、どのようなことに取り組んでいきたいと考えられているのでしょうか。 全回答者(2,000名)に、“元気でいられるうちに是非これはやっておきたい・やってみたい”ということを聞いたところ、「行きたかった場所へ旅行する」が最も多く48.9%、次いで、「お世話になった人に感謝の気持ちを伝える」39.3%、「働ける限り働く」27.6%、「親孝行をする」26.3%が続きました。現時点で人生の満足度を向上させていると思う趣味・レジャーでも“旅行”が1位でしたが、これからも“旅行”によって人生の満足度を向上させたいと考えている人は多いようです。 性年代別にみると、「お世話になった人に感謝の気持ちを伝える」や「親孝行をする」は、20代から40代の女性が他の層より高くなり、親が若いうちに恩返ししたいと考えている女性が多い様子が窺えました。他方、「相続や遺品整理の段取りをしておく」は50代女性と60代・70代女性が他の層より高くなりました。50代以上の女性には、元気なうちに終活に取り組んでおこうと考えている人が多いようです。 また、全回答者(2,000名)に、人生で、もう一度味わいたい感動や、もう一度経験したい嬉しかった出来事を自由回答で聞いたところ、「アメリカ演奏旅行(20代女性)」などの海外旅行や「海外生活(50代男性)」、「海外留学(30代女性)」といった海外での経験、「学生時代の甘い恋(40代女性)」、「初恋(40代男性)」、「プロポーズ(30代女性)」といった恋愛経験、「主人との出会い(40代女性)」、「結婚(50代男性)」、「子どもが元気に生まれたこと(50代女性)」といった家族との出会いが多数挙げられました。 そのほか、「インターハイ出場(20代男性)」や「卒業式(20代女性)」、「大学受験合格(50代男性)」、「文化祭(20代女性)」といった学生生活での経験も多く挙がりました。そして、「100万円超えのボーナス(40代女性)」や「宝くじが当たった(20代女性)」といった大金を手にした経験も少数ですがみられました。 素晴らしい芸術もまた、人生を豊かに彩ってくれます。そこで、もう一度観たい舞台を聞いたところ、1位「ライオンキング」、2位「キャッツ」、3位「オペラ座の怪人」、4位「レ・ミゼラブル」、5位「ミス・サイゴン」となりました。 最後に、人生満足度を上げてくれたお笑い芸人やスポーツ選手、アーティスト・アイドルを聞きました。 まず、≪人生満足度を上げてくれたお笑い芸人≫では、1位「明石家さんまさん」、2位「ダウンタウン」、3位「ビートたけしさん」、4位「タモリさん」、5位「NON STYLE」と「ウッチャンナンチャン」でした。 男女別にみると、男女とも「明石家さんまさん」と「ダウンタウン」が1位、2位と続き、男性の3位は「ビートたけしさん」、女性の3位は「NON STYLE」でした。 次に、≪人生満足度を上げてくれたスポーツ選手≫では、1位「イチローさん」、2位「浅田真央さん」、3位「羽生結弦さん」、4位「錦織圭さん」と現役選手が並び、5位に「長嶋茂雄さん」がランクインしました。現役生活を引退して時間が経つ選手では、「王貞治さん」(7位)と「松井秀喜さん」(10位)もトップ10にランクインしました。 男女別にみると、男性では、1位「イチローさん」から5位「松井秀喜さん」まで、上位はプロ野球選手が占めました。 そして、≪人生満足度を上げてくれたアーティスト・アイドル≫では、1位「Mr.Children」、2位「中島みゆきさん」、3位「サザンオールスターズ」、4位「SMAP」、5位「THE BEATLES」となりました。 男女別にみると、男女とも1位は「Mr.Children」で、男性では、2位「サザンオールスターズ」、3位「中島みゆきさん」、女性では、2位「中島みゆきさん」、3位「SMAP」でした。

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    PGF生命調べ 
親から受けた支援額 
平均は「不動産購入時の頭金」563万円、
「子どもの教育資金」180万円、
「生活費(社会人以降)」139万円、
「結婚費用」137万円、「自動車購入時の頭金」133万円
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親から受けた支援額 
平均は「不動産購入時の頭金」563万円、
「子どもの教育資金」180万円、
「生活費(社会人以降)」139万円、
「結婚費用」137万円、「自動車購入時の頭金」133万円

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    2025年11月10日 10:45

    PGF生命調べ 
現段階の貯蓄額 
「100万円未満」は30%と調査開始以来最も高い水準に
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現段階の貯蓄額 
「100万円未満」は30%と調査開始以来最も高い水準に

    PGF生命調べ  現段階の貯蓄額  「100万円未満」は30%と調査開始以来最も高い水準に

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    2025年5月13日 11:00

    PGF生命調べ 
困ったときの親頼み 
「親から金銭面の支援を受けたことがある」
約2人に1人 
親からの支援を受けたお金の平均は
「結婚費用」140万円、「生活費」133万円、
「不動産購入時の頭金」517万円、
「子どもの教育資金」187万円、
「自動車購入時の頭金」150万円
    PGF生命調べ 
困ったときの親頼み 
「親から金銭面の支援を受けたことがある」
約2人に1人 
親からの支援を受けたお金の平均は
「結婚費用」140万円、「生活費」133万円、
「不動産購入時の頭金」517万円、
「子どもの教育資金」187万円、
「自動車購入時の頭金」150万円

    PGF生命調べ  困ったときの親頼み  「親から金銭面の支援を受けたことがある」 約2人に1人  親からの支援を受けたお金の平均は 「結婚費用」140万円、「生活費」133万円、 「不動産購入時の頭金」517万円、 「子どもの教育資金」187万円、 「自動車購入時の頭金」150万円

    PGF生命 (プルデンシャル ジブラルタ ファイナンシャル生命保険株式会社)

    2024年11月12日 12:45

    PGF生命調べ 
今年の還暦人の貯蓄額は平均2,782万円、
半数が「500万円未満」
    PGF生命調べ 
今年の還暦人の貯蓄額は平均2,782万円、
半数が「500万円未満」

    PGF生命調べ  今年の還暦人の貯蓄額は平均2,782万円、 半数が「500万円未満」

    PGF生命 (プルデンシャル ジブラルタ ファイナンシャル生命保険株式会社)

    2024年5月9日 11:00

    PGF生命調べ 
「親から金銭面の支援を受けたことがある」4割半 
支援を受けたことがあるもの 
1位「結婚費用」2位「生活費」
3位「不動産購入時の頭金」、 
支援額(平均)は「結婚費用」132万円、
「生活費」143万円、「不動産購入時の頭金」495万円、
「自動車購入時の頭金」131万円、
「子どもの教育資金」175万円
    PGF生命調べ 
「親から金銭面の支援を受けたことがある」4割半 
支援を受けたことがあるもの 
1位「結婚費用」2位「生活費」
3位「不動産購入時の頭金」、 
支援額(平均)は「結婚費用」132万円、
「生活費」143万円、「不動産購入時の頭金」495万円、
「自動車購入時の頭金」131万円、
「子どもの教育資金」175万円

    PGF生命調べ  「親から金銭面の支援を受けたことがある」4割半  支援を受けたことがあるもの  1位「結婚費用」2位「生活費」 3位「不動産購入時の頭金」、  支援額(平均)は「結婚費用」132万円、 「生活費」143万円、「不動産購入時の頭金」495万円、 「自動車購入時の頭金」131万円、 「子どもの教育資金」175万円

    PGF生命 (プルデンシャル ジブラルタ ファイナンシャル生命保険株式会社)

    2023年11月15日 14:30

    PGF生命調べ 
貯蓄の格差が広がる結果に。
今年の還暦人の貯蓄額は平均3,454万円と大幅増加、
一方で約4割が「300万円未満」
    PGF生命調べ 
貯蓄の格差が広がる結果に。
今年の還暦人の貯蓄額は平均3,454万円と大幅増加、
一方で約4割が「300万円未満」

    PGF生命調べ  貯蓄の格差が広がる結果に。 今年の還暦人の貯蓄額は平均3,454万円と大幅増加、 一方で約4割が「300万円未満」

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    2023年5月10日 14:45