発達障がいや不登校の子どもを持つ家族への支援をテーマに「第8...

発達障がいや不登校の子どもを持つ家族への支援を テーマに「第8回LITALICO教育実践フォーラム」を開催

300名の教育関係者が支援ニーズのある 子どもの保護者への関わりを考える 【日時】6月26日(日)13:30~17:45 【会場】フクラシア品川クリスタルスクエア

「障害のない社会をつくる」というビジョンの下、障がい者向け就労支援事業や子どもの可能性を拡げる教育事業を全国展開する株式会社LITALICO(本社:東京都目黒区、代表取締役社長:長谷川 敦弥、証券コード:6187)は、教職員や医療・福祉・行政機関などで子どもの支援に携わる方を対象に、子どもたち一人ひとりの人生を豊かにするための支援について考える「第8回LITALICO教育実践フォーラム」を2016年6月26日(日)13時30分から、フクラシア品川クリスタルスクエアにて開催いたします。「家族支援」をテーマに、講演やパネルディスカッションだけでなく、参加者自らが保護者支援の在り方について考える演習も実施する参加型のフォーラムです。

今年4月に「障害者差別解消法」が施行され、教育現場においても個々の障がい特性や困り事に合わせた「合理的配慮」が求められるようになったほか、政府の教育再生実行会議で「発達障がいのある子どもへの支援体制の充実」が活発に議論されるなど、教育現場における子どもの発達の課題に対する支援の重要性が高まっています。

「LITALICO教育実践フォーラム」は、2012年の開始以来、特別支援教育を中心に学校全体で取り組むべき問題をテーマに講演やパネルディスカッションを行い、毎回多くの教育関係者の方にご参加いただいているイベントです。

第8回目となる今回は会場の規模を大きく拡大し、「家族支援」をテーマに、特に発達障がいや不登校のある子どもを持つ保護者へのコミュニケーションとその支援について取り上げます。鳥取大学大学院教授・LITALICO研究所所長の井上 雅彦先生による基調講演では、発達の遅れがある子どもや、学校で適応困難のある子どもを持つ保護者のニーズ理解と関わり方について、約300名の参加者が考える演習も取り入れます。また、北海道大学名誉教授で「こころとそだちのクリニック むすびめ」院長の田中 康雄先生らをパネリストにお招きし、医療の視点や欧米の状況との比較など、幅広い観点から「日本における親支援の現状と課題」について、パネルディスカッションを実施いたします。

「LITALICO教育実践フォーラム」は、今後も定期的に教育課題をテーマにしたフォーラムを開催してまいります。次回は11月27日(日)に、本フォーラム初となる関西エリアでの開催を予定しています。


【第8回LITALICO教育実践フォーラム概要】
■日時:2016年6月26日(日) 13:30~17:45(受付開始13:00)

■会場:フクラシア品川クリスタルスクエア(東京都港区港南1-6-41 品川クリスタルスクエア2F)
※JR品川駅港南口・京浜急行品川駅から徒歩8分

■スケジュール・登壇者
13:30~:開会挨拶
・株式会社LITALICO代表取締役社長 長谷川 敦弥

14:00~:インクルーシブ教育や合理的配慮に関する取り組みについて
・株式会社LITALICO執行役員 野口 晃菜

14:30~:基調講演・演習
テーマ「支援ニーズのある子どもの親とのコミュニケーション」
・鳥取大学大学院教授・LITALICO研究所所長 井上 雅彦先生

15:40~:パネルディスカッション
テーマ「日本の親支援の現状と課題~教育・医療・福祉、欧米との比較など多様な視点から」
・東京成徳大学 応用心理学部 福祉心理学科 教授 石田 祥代先生
・北海道大学名誉教授、こころとそだちのクリニック むすびめ 院長 田中 康雄先生
・一般社団法人そよ風の手紙 副代表 末吉 景子先生
(コーディネーター 井上 雅彦先生)

17:10~:参加者同士の情報交換会

17:40~:閉会挨拶

■対象:小学校~高等学校、幼稚園、保育施設の職員、スクールカウンセラー、
    医療・福祉・行政機関などで子どもの教育や支援に携わる方

■定員:300名

■参加費:無料(事前申込制)

■お申込み・お問い合わせ:
・参加希望の方は下記URLからお申し込みください
https://krs.bz/litalico/m/forum2016 (6月24日15:00締切)

・お問い合わせ先:TEL:03-5704-7361(地域教育相談室 村瀬・石田・岡野)

■主催:株式会社LITALICO(学習塾Leafプログレス、幼児教室Leafジュニア)


<基調講演・パネルディスカッション登壇者 プロフィール>
・鳥取大学大学院教授、LITALICO研究所所長 井上 雅彦先生
応用行動分析学を理論的基盤として障害や不適応状態について「環境」と「個人」両方向からの心理的支援や教育を研究。ペアレント・トレーニングシステムなどの支援プログラムの開発をはじめ、著書も多数。

・東京成徳大学 応用心理学部 福祉心理学科 教授 石田 祥代先生
博士(心身障害学)。現在「学齢児の支援システム」「特別ニーズ保育の家庭支援」「デンマークのインクルーシブ教育」等を研究。主な著書は「特別支援教育ハンドブック」(東山書房2014年)、「よくわかる障害児教育」(ミネルヴァ書房2013年)など多数。

・北海道大学名誉教授、「こころとそだちのクリニック むすびめ」院長 田中 康雄先生
児童精神科医。2016年より株式会社LITALICOのアドバイザーに就任。主な著書は「支援から共生への道」(慶応義塾大学出版会2009年)、「発達障害の子どもの心と行動がわかる本」(西東社2014年 監修)など多数。

・一般社団法人そよ風の手紙 副代表 末吉 景子先生
重度知的障がいと自閉症をあわせ持つ17歳の息子をはじめ3人の子を持つ母親。アメリカで本格的なABA療育を学び、帰国後もABAセラピストとしての活動を行う。現在「すまいるスペースそよ風の手紙」で療育を行っている。著書は「えっくんと自閉症」(グラフ社2009年)。


【LITALICOについて】
LITALICOは、2005年12月設立以来、日本における社会問題としての「障がい者雇用」分野に着目し、一法人としては全国最多となる全国53拠点で就労移行支援事業所を展開しています。企業向けの障がい者雇用支援から始まった事業は、現在では障がい者向け職業訓練事業、そして障がい者の家族向け事業や教育事業など、その領域を広げています。幼児教室・学習塾「Leaf」を首都圏と関西地方に63ヶ所で、IT×ものづくり教室「Qremo」を首都圏5ヶ所(いずれも2016年5月時点)で開校しています。2016年3月、東証マザーズに上場しました。詳細は http://litalico.co.jp/ をご覧ください。

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