サイエンス&プログラミング教材『レゴ(R) WeDo 2.0』 を使用した公開授業を実施いたしました

― 事後レポート ― 日時:2016年3月16日(水)10:30~  場所:筑波大学附属小学校(5年生)

ブロック玩具のレゴ社の教育部門レゴ エデュケーション(東京都港区赤坂)は、2016年4月1日(金)発売の『レゴ(R) WeDo 2.0』を使った小学校でのメディア向け公開授業を2016年3月16日(水)に、筑波大学附属小学校の5年生の授業において実施いたしました。

公開授業の様子
公開授業の様子

■『レゴ(R) WeDo 2.0』について
『レゴ(R) WeDo 2.0』は、ICT機器を有効活用しながら、身近な科学的問題を題材にしたプロジェクト型学習を行うことのできる教材です。レゴ(R)ブロック、ソフトウェア、プロジェクトのユニークな組み合わせで、児童たちは課題に取り組みながら問題解決力や思考力を鍛えることができます。

レゴ(R) WeDo 2.0 https://education.lego.com/ja-jp/learn/elementary/wedo-2


■筑波大学附属小学校における授業の様子
同校5年生の児童たち、38名が「総合」の授業の一環として、楽しくプログラミングを体験。
2人1組で、『レゴ(R) WeDo 2.0』を使用して、授業が行われました。レゴを組立て、自分たちで動きを考えてプログラムを組み、レゴを動かすという通常の授業とは少し違う内容で、児童からは、「どうしたらうまく、動くんだろう」とクラスメイトと「こうすれば、いいのかな」など相談しながら、授業が進行しました。「小さい時から組み立てていたレゴを動かすことができるなんて、面白い」などの意見を児童から聞くことができ、この授業を通して、積極的な課題解決の様子が見ることができました。


■筑波大学附属小学校 理科 鷲見 辰美先生 コメント
自らが試行錯誤し、成功体験をしてもらいたいというねらいから、レゴとプログラミングを組み合わせた授業を取り入れました。理科の実験は、失敗するとすぐには、やり直しがききませんが、この授業では、失敗してもすぐにやり直すことができ、成功するまで失敗することができます。座学ではなく、実際に自分で考えて、手や体を動かすことで、仕組みを覚えることができるので、児童も楽しんでいます。また、授業を通じて、自発的に取り組むようになったような印象があります。


■LEGO Education 日本代表 須藤 みゆき コメント
プログラミングや情報教育は将来役立つスキルとして各国で注目されており、日本でも多くの先生が児童たちに体験させたいと思いつつ、特に小学校の分野ではなかなか分かりやすく教える方法がないのが現状です。しかし『レゴ(R) WeDo 2.0』ならば、モデル制作も簡単、プログラミングも直感的に行うことができますので、先生に専門的な知識がなくとも児童たちが楽しく触りながら自然に機器の扱い方を身につけることができます。また、小学校理科で扱う内容とリンクしているので、教科書で学んだ基礎から発展させて活用や表現する能力を伸ばすことができます。児童たちが課題に興味を持ち、主体的に取り組みながら試行錯誤を通じて思考力を鍛えることができる、まさにアクティブラーニングに最適な教材です。
今回の授業では、「先生の言うことを聞く」という授業ではなく、児童が自発的に創意工夫をしながら、楽しんでいる姿が印象的でした。同じ教材を使用しながらも、最終的には、児童それぞれが違うプログラムを作成してくれたのも嬉しかったです。今後、筑波大学附属小学校の児童の皆さんをはじめ、多くの小学生に使用していただければと考えています。


【実施概要】
日時:2016年3月16日(水)10:15~12:00
会場:筑波大学附属小学校 ICTルーム 3階
内容:新製品『レゴ(R) WeDo 2.0』のご説明
   (LEGO Education 日本代表  須藤 みゆき)
   『レゴ(R) WeDo 2.0』を活用した公開授業 10:30~11:10(約40分)
   (筑波大学附属小学校 理科  鷲見 辰美先生)


【レゴ エデュケーションとは】
URL: http://www.LEGOeducation.jp
レゴ エデュケーションは、1980年にレゴ社の教育部門として設立し、世界60カ国以上の教育機関に、レゴ(R)ブロックを活用したハンズオンの体験型の教材とカリキュラムを提供しています。誰もが馴染みのあるレゴ(R)ブロックと最新のデジタルソリューションを組み合わせた教材をご提供することで、児童たちが積極的に授業に参加し、仲間と協働しながら問題解決に取り組む力を育む教育環境作りをサポートしています。


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