旺文社グループと中国NEUSOFTが中国市場におけるE-ラーニング事業で提携
報道関係者各位
News Release 2003年3月19日
株式会社旺文社
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旺文社グループと中国NEUSOFTが中国市場におけるE-ラーニング事業で提携
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旺文社グループ(本社:東京都新宿区、代表取締役:赤尾 文夫)と中国最大
のソフトウエア・ソリューション企業グループの NEUSOFT((ニューソフト、
中国名:東軟集団)、本社:遼寧省瀋陽市、代表:劉 積仁 総裁)は、中国市
場における英語教育関連のE-Learning、E-Testing事業を展開するにあたり、
業務提携を行うことになりました。
業務提携はまず手始めとして、NEUSOFTがこの春にオープンするオンライン大
学において、旺文社グループの株式会社教育測定研究所(所在地:東京都新宿
区、代表取締役:高村 淳一)が運用・販売しているインターネットを利用し
た英語テスト「英語コミュニケーション能力判定テストCASEC(キャセック)」
(*1)の中国版及び旺文社のEラーニング英語学習講座「Pカレッジ」(*2)の中国
版の展開を行います。
NEUSOFTによれば、現在中国には2億人の英語学習者が存在し、そのうちTOEFL、
GRE、GMAT、IELTS等の国際的な試験を含む英語テストの受験者数は約800万人
を数え、英語教育市場規模は人民元100億元(日本円換算約1470億円=2002年
末現在レート)となっており、今後WTOへの加盟や2008年のオリンピック、
2020年の世界博覧会の実施を踏まえれば、2005年には人民元200億元(約2940
億円)に達するものと見込まれています。
教育測定研究所がライセンス供与を行う「英語コミュニケーション能力判定テ
ストCASEC(キャセック)」は、既に日本では2001年8月よりインターネット上で
受験が可能になっており、受験者は2002年末で累計5万人に達しています。
NEUSOFTは、この中国版の開発・運用を行い、初年度のべ7万人の受験を目標に、
既に中国国内18大学でのトライアルテスト実施が決まっており、大連市政府も
採用を検討しています。
また、旺文社のEラーニング教材「Pカレッジ」は、CD-ROMとインターネットを
使った英語学習教材で、「TOEIC(R)テストスコアアップ講座 470点コース」
「TOEIC (R)テストスコアアップ講座 600点コース」「TOEIC(R)テストスコア
アップ講座 730点コース」「ビジネス英会話講座」の各コースを有し、
NEUSOFTはオンライン大学を通じてこの中国版の販売を行う予定です。
また、今後の業務提携内容として、旺文社グループとNEUSOFTはコンテンツ提
供以外に、教育測定研究所が開発しているコンピュータ測定ノウハウ(*3)と
NEUSOFTが有しているシステム開発能力とを融合し、新たに英語以外の言語分
野やIT等のE-Learning、E-Testing製品の共同開発やそれら新製品の日本にお
ける展開を視野に入れた話し合いを継続していくことに合意しています。
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(*1):英語コミュニケーション能力判定テスト「CASEC(キャセック)」
財団法人日本英語検定協会が開発し教育測定研究所が運用・販売しているコン
ピュータ測定上、第二世代型のテスト。
項目応答理論(Item Response Theory)を利用したコンピュータ適応型テスト
の実現により、被験者の応答に基づいて、出題の難易度を変化させることに成
功している。他テストでは、コンピュータ版のTOEFLが一部このシステムを用
いている。CASECは、2001年8月よりインターネット上で受験が可能になってお
り、受験者は2002年末で累計5万人に達している。
[URL: http://casec.evidus.com/ ]
(*2):旺文社のパーソナル学習講座「Pカレッジ」
旺文社が開発したCD-ROMとインターネットによるEラーニング学習講座。毎日
の学習はCD-ROMで成績管理や診断はインターネットで行い、ネット利用可能な
携帯へ重要単語を配信するモバイルサービスも利用できる。「TOEIC(R)テスト
スコアアップ」コースと「経済トピックで学ぶ ビジネス英会話講座」コース
がある。
[URL: http://p-college.obunsha.co.jp/ ]
(*3):コンピュータ測定の展望と応用
日本では現段階のコンピュータテストとは、ペーパーテストをそのままコン
ピュータに載せた第一世代型のことを呼びます(被験者は同じ問題を解くか、
あるいはランダムに出題される問題を解く)。
教育測定研究所では、第二世代型テストの開発コンサルティング等を通して、
今後は、第二・三世代の測定方法の普及を目指します。
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≪会社概要≫
◎株式会社旺文社
住所:〒162-8680 東京都新宿区横寺町55
代表取締役:赤尾 文夫
URL: http://www.obunsha.co.jp/
◎NEUSOFT(中国名:東軟集団)
住所:沈陽渾南高新技術産業開発区 東大軟件園
総裁:劉 積仁
URL: http://www.neusoft.com/
◎株式会社教育測定研究所
住所:〒162-8680 東京都新宿区横寺町55
代表取締役:高村 淳一
URL: http://www.jiem.co.jp/
≪本件に関するお問い合わせ先≫
●株式会社旺文社 担当:広報 三澤(みさわ)
E-MAIL: pr@obunsha.co.jp
TEL:03-3266-6292
FAX:03-3266-6045
●株式会社教育測定研究所
担当:e-Testing事業部 曽我(そが)・中谷(なかたに)
E-MAIL: pr@jiem.co.jp
TEL:03-3266-9364
FAX:03-3266-9362
【本件に関する写真のダウンロード】
下記URLにて、「提携調印式」の写真データをダウンロードいただくことが
できます。
[URL: http://ekn.jp/navi/0319.html ]
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