「エマージェンシーコール」と「BCPortal」のシステム間...

「エマージェンシーコール」と「BCPortal」の システム間連携と機能向上について

災害時安否確認から情報集約/共有、意思伝達、再稼働までをワンストップ基盤化

インフォコム株式会社(東京都渋谷区、以下インフォコム)は、導入者数800社超、登録従業員数200万人超を誇る緊急連絡/安否確認サービス「エマージェンシーコール」と、企業/団体向け情報管理ポータル「BCPortal」のシステム間連携と機能向上を実施しました。
これまでのように、それぞれを単独のシステムとして利用するだけではなく、災害や事故・事件が発生した際に「危機管理対応基盤」としてご利用いただくことを想定した強化を行っています。

【背景】
地震/水害/台風/火山噴火など、日本国内の自然災害発生は増加かつ被害規模が大型化する傾向にあります。また、企業や団体においても、事故/事件が発生した場合、対応を誤ると社会的な信用を喪失する事態に陥ってしまうリスクが増大しております。

このような中、2011年3月に発生した東日本大震災を契機に、企業や団体における災害や事故/事件の対応に関する考え方は大きく変化しました。特に大災害への備えについては、従業員の安否確認だけではなく、「緊急連絡の確実な伝達」「拠点間/従業員間のコミュニケーション活性化」「広範囲のステークホルダーとの迅速な情報共有」など、事業継続体制の強化に積極的に取り組む企業や団体が増加しています。


【「エマージェンシーコール」と「BCPortal」のシステム間連携、機能向上について】
上記のような背景から、インフォコムでは、緊急連絡/安否確認サービス「エマージェンシーコール」と、企業/団体向け情報管理ポータル「BCPortal」それぞれの機能を向上させるとともに、「危機管理基盤」としての機能を発揮させることを目的に、相互のシステム間の連携強化を図ることとしました。システム間連携と主な機能向上の概要は以下のとおりです。

■「エマージェンシーコール」と「BCPortal」のシステム間連携(2016年1月予定)
・シングルサインオン
  ユーザー側のシステム利用時のシングルサインオン化
・発報情報連携
  「エマージェンシーコール」で発報した連絡内容の「BCPortal」への連携

■「エマージェンシーコール」の機能向上(2016年11月予定)
・安否確認報告集計/管理強化
  集計検索条件設定の自由度向上
  集計結果表示機能強化(グラフ描画等※)
・英語版管理機能追加
  企業人材のダイバーシティ化が進んでいることから、管理インターフェースなどの管理機能の英語版を提供
・フィーチャーフォン対応強化
  企業におけるスマートデバイス活用は急速に進展も、いまだフィーチャーフォン利用も根強いことから、非SSL能動回答機能を強化

■「BCPortal」の機能向上(2016年11月予定)
・グループトーク機能強化
  フィーチャーフォン版/PC版の提供
  スマホ版アプリ機能強化、ユーザーインターフェース改良
・メールフォーム機能強化
  集計結果の整理、グラフ化
  一般ユーザー閲覧用ページ設定
・管理機能追加
  ユーザーメタデータ(属性データ)追加


【危機管理ソリューションの今後の予定】
「エマージェンシーコール」「BCPortal」につきましては、当年度内において、さらに以下の機能向上を進める予定です。機能向上版の提供を開始する際に改めてご案内いたします。

■「エマージェンシーコール」
 http://www.infocom-sb.jp/
 ・位置情報連携(位置情報をキーとする発報機能)
 ・スマホアプリ機能強化(安否確認発信/連絡状況確認/二次安否確認などの機能を追加)
 ・システム収容力強化(ユーザー数増加を想定したサービス提供基盤強化)
 ・管理機能サイドの操作ログ記録(サポート効率化)
 ・地震津波オプション設定の可視化

■「BCPortal」
 http://www.sales-bcportal.jp/
 ・グループトーク機能の多言語対応(アプリメニュー英語版、グループトーク投稿の自動翻訳機能)
 ・データ自動削除機能(タイムライン/グループトーク/拠点画像などの条件設定による自動削除)
 ・二拠点化対応(障害時切替対応)

以上

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