第一回 鈴廣蒲鉾本店 魚肉たんぱく研究所 研究成果発表会を開催~「魚肉ペプチドFP20のアンチエイジング効果」について発表~
報道関係各位
プレスリリース 平成19年11月9日
株式会社鈴廣蒲鉾本店
第一回 鈴廣蒲鉾本店 魚肉たんぱく研究所 研究成果発表会を開催
~「魚肉ペプチドFP20のアンチエイジング効果」について発表~
株式会社鈴廣蒲鉾本店(所在地:神奈川県小田原市風祭245、代表:鈴木 博晶)は
平成19年11月9日(金)に大手町サンケイプラザにて
「第1回 魚肉たんぱく研究所 研究成果発表会」を開催し、
「魚肉ペプチドFP20のアンチエイジング効果」と題して研究発表を行いました。
1.「魚肉ペプチドFP20の機能性」
最初に、株式会社鈴廣蒲鉾本店 魚肉たんぱく研究所 植木 暢彦氏が
「魚肉ペプチドFP20の機能性」と題して、基礎研究の成果として抗酸化能と
ACE阻害活性についての発表を行ないました。
活性酵素を除去する抗酸化活性に関しては、3つの評価方法によって測定した
結果、大豆ペプチド、乳ペプチドに比べて、魚肉ペプチドFP20はいずれも高い
抗酸化活性を示しました。また、血圧上昇を抑制するACE阻害活性に関しては、
大豆ペプチド・乳ペプチドと比較した結果、魚肉ペプチドFP20は大豆ペプチドの
7.1倍・乳ペプチドの12.9倍高いACE阻害活性をもつ事を示しました。
2.「魚肉ペプチドの癌発生・進行抑制効果」
続く、関西大学化学生命工学部准教授 福永 健治氏が
「魚肉ペプチドの癌発生・進行抑制効果」と題して発表しました。
ラットを用い癌の発生・進行抑制に関する実験を行なった結果、魚肉ペプチドの
摂取により大腸癌の発生抑制、大腸癌の進行及び悪性化の抑制、移植癌の増殖
抑制が確認されたと発表しました。
3.「認知症に対するアンチエイジング効果」
最後に、神奈川歯科大学生体管理医学講座薬理学分野教授 李 昌一氏は、
「認知症に対するアンチエイジング効果」と題して発表しました。
アルツハイマー症の発症や神経細胞死には、活性酸素種の関連が考えられており、
βアミロイドも関係しているという。魚肉ペプチドはマウスの脳内酸化ストレス
を軽減し、βアミロイドの生成を抑制したことから、魚肉ペプチドを摂取する
ことで、アルツハイマー症の発症・増悪を抑制する可能性が示されました。
今後も、株式会社鈴廣蒲鉾本店は引き続き魚肉ペプチドの機能性について、
研究していく方針です。
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社小田原鈴廣
営業本部 広報・マーケティング課
担当 : 加藤
所在地: 〒250-0032 神奈川県小田原市風祭245
E-mail: katou-h@kamaboko.com
TEL : 0465-24-6278(直通)
FAX : 0465-23-2225