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清潔大好き日本人・汗拭きシートを4人に1人が愛用中  購入時に重視する点、利用シーンで男女に差 <汗拭きシートに関する意識調査>

~ 汗拭きシート使用にコツあり!キーワードは“メントール”と“香り” ~

 株式会社プラネット(所在地:東京都港区、代表取締役社長:田上 正勝)は、消費財にまつわるトピックスをお届けする「Fromプラネット」の第15号として、汗拭きシートに関する意識調査の結果をご紹介します。

表1
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■もはや夏の必需品。4人に1人が汗拭きシートユーザー
 気温も湿度も上昇し、汗ばむ季節になりました。と同時に、気になるのが汗対策です。外出先から帰社した後の会議やダッシュで乗り込んだ電車の中など。「もしかして、わたし、汗臭い!?」こんなシーン、体験したことありませんか?
 日本人は体臭の少ない民族と言われていますが、臭いへの敏感さは世界一と言っても過言ではありません。そこで、汗ばむ季節のお役立ちアイテム、汗拭きシートの意識調査を実施しました。
 まずは、汗拭きシートの使用状況を調査。全体では26.9%と4人に1人が使用しているという結果が出ました。男女比で見ると、男女ともに働きざかりの30代の使用率が高く、30代女性に至っては、45.2%と約半数が使用している実態がわかりました。

出典  :インターワイヤード株式会社が運営するネットリサーチ
     『DIMSDRIVE』実施のアンケート「汗拭きシート」。
調査期間:2015年5月22日~6月5日、DIMSDRIVEモニター5,635人が回答。
     表2~表5・エピソードの出典も同アンケートです。

表1:「あなたは“汗拭きシート(ボディシート)”を使いますか」についての回答
https://www.atpress.ne.jp/releases/67697/img_67697_1.jpg


■男女で差が出る、汗拭きシートの利用シーン
 汗拭きシートの使用状況がわかったところで、どんな時に利用しているかを調べてみました。最も多かったのは、「(日常的な)外出時」で、41.1%。後は僅差で「通勤・通学時」26.7%、「仕事中・勉強中など」25.7%、「スポーツしたとき」25.3%が続きました。
 注目したいのは、男女で汗拭きシートを利用している状況が違うことです。「仕事中・勉強中」は、女性が13.3%に対して、男性は39.0%。逆に「朝着替える前・寝起きに」は、男性が18.9%に対して、女性は30.3%と高い回答率です。仕事中に男性の利用率が高いのは、営業職など外勤の人が多いからではないかと考えられます。寝起きの使用については、女性は光熱費・水道代を意識し、朝のシャワーを汗拭きシートで代用している人がいるのではないかと推測されます。

表2:「汗拭きシートの利用シーンはどんな時ですか」についての回答
https://www.atpress.ne.jp/releases/67697/img_67697_2.jpg


■最も重視するのは、汗でベタついた肌をサラサラにすること
 表3で使用目的を聞いていますが、男女ともに「汗のベタつきをとるため」が圧倒的に多いという結果に。汗拭きシートは、他人に与える不快感よりも、やはり、自分の不快感を取り除くために使用しているということがわかりました。
 そこで、汗拭きシートを購入する時に、何を重視しているかを聞いてみました。最も多かった回答は「さらさら感」で56.6%。次いで「価格」47.5%、そして「(メントールなどの)清涼感・ひんやり感」36.4%となりました。
 男女比を見てみると、「(メントールなどの)清涼感・ひんやり感」を重視するのは、男性が47.9%に対して、女性が25.7%。20%以上、男性の方が重視しているようです。反対に、女性が男性よりも重視しているのは、「香りがよい」ことと「肌や洋服が白くならない」ことでした。この調査から、男女で汗拭きシートの購入ポイントがかなり違うという、興味深い結果が得られました。

表3:「汗拭きシートの使用目的はなんですか」についての回答
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表4:「(制汗、消臭以外に)購入する際に重視する点はなんですか」についての回答
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■清潔好き日本人は、汗拭きシートにも菌対策を期待している
 購入する際の重視ポイントがわかったところで、今ある効果にどんな付加機能があったらうれしいかを調査しました。
 最も多かったのは、「殺菌・抗菌作用」で59.0%。清潔好き日本人らしく、汗をふいた時に肌の抗菌もしたいとの意見が寄せられました。実際に、抗菌効果があると言われる銀イオン(AG+)を配合した商品がすでに登場しています。
 次に、「UVカット効果」が44.2%で、回答の男女比を見ると、女性が61.4%と多くを占めています。こちらも、拭くことでUVカットができる商品が存在しています。
 その他、「虫よけ効果」40.3%、「保湿効果」32.6%、「トイレなど水に流せる」24.3%といった回答が続きました。これらの付加機能がついている商品も販売されており、ほかに、汗を拭くと同時に角質ケアができるものや、男性を意識した真っ黒の汗拭きシート、エステなどで脱毛した後の敏感な肌にも使用できる低刺激商品など、高機能の商品が増えています。
 汗を拭くだけでなく、あれもこれもケアしたいという消費者のリクエストに応えて、汗拭きシートも多様化しているようです。

表5:「汗拭きシートにあったらうれしい付加機能・高機能はなんですか」についての回答
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■汗拭きシートの効果を最大限に引き出す、自分流の使い方いろいろ
 汗を拭く目的だけでなく、さまざまな付加機能も求める消費者の心理がわかりました。そこで、汗を拭く以外に使用法があるか、または汗拭きシートの使い分け方法について聞いてみました。
 回答で多かったのは、メントール系のシートを眠気覚ましに使用するというもの。首の後ろを拭くとスッとして、眠気が緩和できるようです。また、使用した後に、身の回りのものを拭くといった掃除に使う人が多いこともわかりました。
 珍しい使用方法では、喉が痛い時に首にシトラス系のシートをまくと咳がおさまるというもの。レモンには殺菌作用があり、ビタミンCは痛めた喉の粘膜に有効と言われています。匂いだけで効果があるかは不明ですが、“病は気から”とも言うので試してみる価値はあるのかもしれません。
 また、「腕時計のバンドの当たっているところを拭くと、その部分の汗止めになる」というお役立ち情報もありました。腕時計のバンドにたまる汗は、ベタベタして不快そのもの。ぜひ、試してみたいアイディアではないでしょうか。

おすすめのシートの使い方(使い分け方法)
https://www.atpress.ne.jp/releases/67697/img_67697_6.jpg


■失敗キーワードは“メントール”と“香り”みんなの失敗談を発表
 最後に、汗拭きシートにまつわる失敗談を聞いてみました。回答で多かったのは、メントール系の汗拭きシートで目の周りや皮膚の薄いところを拭いたら痛くなったというもの。肌の弱い人は、メントール系シートの利用は慎重にした方がよさそうです。
 また、汗拭きシートの“香り”にまつわる失敗談も多くみられました。「汗拭きシートのキラキラの香りのまま、取引先と会い気まずかった」「臭いを抑えるつもりで使ったのに、体臭と混ざっては吐きそうな臭いになってしまった」「揮発性の“アルコール臭”がきつかったので、昼食時に酒を飲んでいると疑われてしまった」など。このように、汗の臭いへの気遣いが無駄にならないように、TPOを考えながらシートの香りは使いわける必要があるのかもしれません。
 臭いに敏感な日本人ならではの汗拭きシート事情、いかがでしたか?気遣うことばかりが増えている現代ですが、自分がリフレッシュするために使うと思えば、汗拭きシートはとても便利なアイテムです。この機会に自分に合った商品を探して、今年の猛暑を爽やかに乗り切りましょう。


【株式会社プラネットとは】
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