株式会社京阪流通システムズ(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:松下靖)と、青森県黒石市は文化交流による持続可能な地域活性化に向けた連携協定を2025年7月25日に締結いたしました。京阪流通システムズでは、2023年のくずはモールリニューアル広告でモデルとして起用した青森県黒石市「ルビンのこけし」をきっかけに、毎年夏に青森県津軽エリアの観光地域づくりを推進する一般社団法人Clan PEONY 津軽主催の「津軽ツナガルマルシェ」を開催してまいりました。津軽エリアの特産物や伝統工芸品の販売、ワークショップ、三味線演奏、LIVEなどさまざまな発信を行う中で、黒石市で生産される「黄美香(きみか)メロン」や、黒石ねぷた祭りで使用した「ねぷた絵」を再利用したアート商品販売、黒石市出身のドラマー「にゃんごすたー」のパフォーマンスと毎回独自のコンテンツでマルシェを盛り上げてきた黒石市とさらなる文化交流を図るべく、本協定を締結いたしました。青森県津軽は伊丹空港から青森空港を結ぶ1日6便の直行便があり、所要時間約1時間半から2時間弱とアクセス良好。ユネスコ世界遺産に登録されている白神山地や数ある温泉地、りんごをはじめとした農産物、寒流と暖流が交じり合う青森の海が育むおいしい魚介類など日本有数の食材の宝庫でもあります。そんな青森県津軽の四季折々の魅力を発信し、沿線地域の皆さまとともに一緒に楽しみたい…そんな思いからさらに一歩先へと交流の深度を高めてまいります。
大阪―京都を結ぶ京阪グループとしての沿線活性化はもちろん、日本全体の持続可能な活性化を目指し、商業施設という人が集まる「場」をいかした取り組み事例として、今後もさまざまな地域、団体の皆さまとつながりを構築するための第一歩と位置付けております。
なお、この取り組みは、京阪グループが推進する、“SDGsを実現するライフスタイル”を企画・提案する「BIOSTYLE PROJECT」の一環です。

締結式概要
タイトル:文化交流による持続可能な地域活性化に向けた連携に関する協定締結式
日 時:2025年7月25日(金)
場 所:青森県黒石市 黒石市役所わのまちセンター1階 イベントホール
出 席 者:黒石市
黒石市長 髙樋󠄀 憲 / 商工観光部長 太田 淳也
株式会社京阪流通システムズ
代表取締役社長 松下 靖 / 取締役 成長推進室副室長 林 英生
敬称略
本協定締結までの流れ
2021年より京阪流通システムズでは、百貨店・松屋銀座の「地域共創プロジェクト」に賛同し、クリスマスや夏のシーズン装飾、施設のリニューアル販促などでコラボレーションを行ってきました。この取り組みでは、松屋銀座の館内装飾で使用したものをリユースすることで、循環型の社会を見据えた装飾の在り方を提案しており、松屋銀座「地域共創プロジェクト」をきっかけにさまざまな地域の方々と関わりをもち、地域共創、地域貢献のバトンをお預かりし、商業施設という「場」を活かした発信を行ってまいりました。
その数あるご縁の中で、特に青森県津軽エリアの皆様とは2023年くずはモールリニューアル販促でのコラボレーション以降、毎年「津軽ツナガルマルシェ」の開催とともに観光PRや、文化体験ワークショップなどを開催してまいりました。関西エリアの方々へ青森県津軽エリアの魅力発信、おいしい食べ物との出会い、観光への興味関心促進など、地域の方々へ「人生の楽しみのご提案」として続けていく中で、過去くずはモールを彩ってきた「ルビンのこけし」「にゃんごすたー」などを生んだ黒石市とさらに文化交流を図るべく本協定を締結することとなりました。
本協定締結のきっかけとなった「ルビンのこけし」について
松屋銀座の地域共創プロジェクトの一環として青森県黒石市との取り組みにより、津軽こけしの未来へ向けた新しいデザインとしてうまれた「ルビンのこけし」。グラフィックデザイナー 佐藤卓氏がデザインした未来の「津軽こけし」は壺のシルエットが向き合った顔に見える「ルビンの壺」にちなんで、「ルビンのこけし」と名付けられています。こけしとこけしの間にある隙間が沿うラインを形成しており、カップルや家族が寄り添う姿に重なるような形が特徴です。「ルビンのこけし」は津軽こけしの名工、内閣総理大臣賞を受賞した阿保六知秀工人と、そのご子息である阿保正文工人によりひとつずつ丹精を込めて作られ、木の温もりと繊細な技術が感じられる品質を実現。さらに2024年9月には3体がぴったりと寄りそう「ルビンのこけし フレンド」が登場し、津軽こけしの文化継承に一役買っています。
参考「ルビンのこけし」:https://www.rubin-no-kokeshi.jp/
青森県黒石市について
黒石市は、津軽弁で「心地よい」という意味をあらわす「あずましの里」として知られています。豊かな歴史に恵まれ、代々その歴史を守り続けてきました。中でも江戸時代に誕生した中町こみせ通りはその歴史と保存状態から、「重要伝統的建造物群保存地区」、「日本の道100選」に選ばれ、夏は日差し、冬は吹雪から黒石の人々を守ってきました。また、伝統的な祭り「黒石よされ」は毎年8月に開催され、大勢の踊り子により夜遅くまで踊られます。流し踊りだけでなく、廻り踊りは観客を巻き込んでの盛り上がりとなります。
参考「黒石市」:http://www.city.kuroishi.aomori.jp/
松屋銀座「地域共創プロジェクト」について
2020年に発足した、日本各地で継承されている伝統工芸・産業・文化を絶やすことなく新たな機会創出と発展を遂げることを使命としたプロジェクト。様々な地域の魅力、伝統に根差した真摯なモノ作りとコラボレーションし、松屋銀座の店内装飾、それらの館内外でのリユース促進活動、商品化、ブランディングなどを通して、魅力を発信しています。
参考「松屋の地域共創」:https://matsuya-kyoso.jp/
関連イベント
「黒石よされinくずは」初開催!
青森県黒石市で毎年8月15日~16日に行われ、日本三大流し踊りのひとつとされている「黒石よされ」を樟葉駅前広場で初開催。青森県黒石市よりお囃子・踊り手の方々が来阪し祭りを盛り上げてくださいます。男女の恋の掛け合い唄が起源といわれ、古くから踊り継がれる黒石よされは、参加してこそ楽しい祭りであり、流し踊りの途中で行われる廻り踊りでは、多くの市民や県内外からの観光客が飛び入り参加し夜遅くまで踊るそうです。そんな黒石市の楽しい祭りを体感してみませんか⁉
タイトル:黒石よされinくずは
日 時:2025年8月10日(日)16:00~21:00
場 所:樟葉駅前広場・ハピネスパーク KUZUHA グラススクエア(樟葉駅下車すぐ)
内 容:16:00~「ねぷたの絵付け」体験ワークショップ、こども縁日、キッチンカー
18:00~ステージプログラム開始
黒石市長挨拶、千葉勝弘社中より黒石よされ解説・実演、
マルシェ紹介、演奏、手踊りなど
主 催:黒石市
共 催:株式会社京阪流通システムズ
協 力:津軽南地域観光推進協議会 樟葉駅前広場活性化協議会
京阪ホールディングス株式会社

千葉勝弘社中
第2代青森県手踊名人・津軽三味線の名手 千葉勝弘氏率いる 青森県黒石市の津軽民謡(手踊り・三味線・唄)チーム。国内外での活動のほか、日本民謡協会主催「民謡民舞少年少女全国大会」全国優勝をはじめ数々の賞を受賞しています。8月15~16日に開催される「黒石よされ」でも生演奏を披露。

津軽南地域観光推進協議会PRブース
弘南鉄道弘南線の沿線自治体である黒石市、平川市、田舎館村で構成される協議会。黒石よされの黒石市はもちろん、昨年アニメ化され話題になった『じいさんばあさん若返る』の舞台である平川市、そして田んぼアートで全国的に有名な田舎館村と魅力ある自治体が手を組み観光PRを行います。

ねぷた絵師 藤田克文氏によるねぷたの絵付け体験
16:00~/17:30~ 各回6名様まで
所要時間:60~90分
参 加 料:4,400円(税込)
参加方法:事前予約当日払い
(参加枠がある場合のみ当日参加可)
申込方法:
予約フォームに必要事項をご記入の上、申込ください。
プロフィール:
幼少時代よりねぷたづくりに熱中。黒石市職員として勤務する傍ら、プロフィール:1986年には、高さ9m、幅12mもの「日本一のねぷた」の制作にもプロフィール:携わる。現在は、「黒石ねぷた絵師乃会」の会長を務める。

「津軽ツナガルマルシェ」
青森県津軽エリアの観光地域づくりを推進する一般社団法人Clan PEONY 津軽との取り組みで第4回目となる「津軽ツナガルマルシェ」を開催します。夏を彩る「金魚ねぷた」をモチーフとしたお土産ブランド「謹製 津軽たんげ」をはじめ、津軽地方の風土が育んだりんごや山菜の加工品、伝統工芸品など、津軽の魅力が詰まった特産品の販売と観光PRで、関西と津軽をつないで盛り上げます。さらに昨年登場した「ルビンのこけしフレンド」をくずはモール会場でははじめて数量限定で販売します。また、8/10(日)は、昨年大変な盛り上がりを見せた青森県黒石市出身のドラマー「にゃんごすたー」のステージ、そして樟葉駅前広場で同日に開催される「黒石よされinくずは」に駆けつけてくださる黒石市の「髙樋󠄀 憲市長」の来場を予定しております。おいしい、楽しいがたくさん詰まった期間限定のマルシェに是非ご来場ください。
タイトル:津軽ツナガルマルシェ
日 時:2025年8月9日(土)~8月11日(月・祝)10:00~21:00
場 所:本館ミドリノモール1階グランドアトリウム
ステージ・ワークショップ プログラム
にゃんごすたードラム演奏
10日(日) 12:30~/14:30~
プロフィール
青森県黒石市出身のドラマー。猫科。
白猫に戻るためにハリウッドを目指して世界中を冒険中。

千葉勝弘社中手踊り
10日(日)15:30~
津軽地方に伝わる伝統芸能。 かかとをつかず中腰の低い姿勢と、木の葉が落ちるような、しなやかな手先と指先のしなり。 そして、テンポの早い曲調で優雅に踊ります。 全国的に見ても難しい踊りと言われています。
ねぷた絵師 藤田克文氏によるねぷたの絵付け体験
11日(月・祝)11:00~/13:30~/15:00~/16:30~/18:00~ ※各回6名様まで
所要時間:60~90分
参 加 料:4,400円(税込)
参加方法:事前予約当日払い
(参加枠がある場合のみ当日参加可)
申込方法:
予約フォームに必要事項をご記入の上、申込ください

おすすめ・限定商品 ピックアップ
お土産ブランド 謹製 津軽たんげ
昨年販売スタートした松屋銀座が手掛ける青森県津軽地域のお土産ブランド「謹製 津軽たんげ」は金魚ねぷたをモチーフにしたかわいいパッケージが贈り物にぴったりです。

ルビンのこけしフレンド 京阪カラー限定販売
各日 2セット/各7,700円(税込)の数量限定です。

黒石市 黄美香(きみか)メロン
昨年、一昨年と人気の希少メロンが今年も登場します。「黄金のメロン」「お月見メロン」とも呼ばれ、平均糖度が16度以上という上品な甘みと高い香りが特徴。

南八甲田の水で育った 黒石産野菜のクリーミーポタージュ
八甲田連峰の伏流水が湧き出る地・黒石のおいしい水で育まれた野菜をクリーミーなポタージュに仕立てました。野菜の旨味がたっぷり入った濃厚な味わいです。

アップルパイ限定販売
各日数量限定、各種660円(税込)にてアップルパイを販売いたします。
言わずと知れた日本一のりんごの産地で手作りされるアップルパイは、お店によって個性が光り何軒食べまわっても飽きがこないほど。たくさんあるお店から今回は厳選された3店舗をお届け!
【弘前市】タムラファーム

りんご生産から加工、販売まで自社で行う企業。地元ではアップルパイ以外にもりんご生果やジャム、ジュース、シードル、アップルワインなどを製造・販売しています。

【弘前市】ボンジュール

弘前アップルパイ総選挙で過去3連覇をはたした、アップルパイ激戦区の弘前市内でナンバーワンとの呼び声高い名店。1日300個売れるというアップルパイをご賞味あれ。

【藤崎町】アントルメ佐藤菓子店

りんごの品種・ふじ発祥の地、藤崎町に店を構える1924年創業の老舗洋菓子店。青森県内で初めて現代の名工認定を受け、2代目店主は黄綬褒章を受勲。

※雨天の場合は、イベントを中止または一部内容を変更する場合がございます。
※イベントは都合により予告なく内容を変更・中止する場合がございます。
※写真はイメージです。
SDGsを実現するライフスタイルを提案する 京阪グループの「BIOSTYLE PROJECT」について
健康的で美しく、クオリティの高い生活を実現しながら、SDGsの達成にも貢献していく。京阪グループでは、そんな循環型社会に寄与するライフスタイルを「BIOSTYLE(ビオスタイル)」として展開し、お客さまにご提案しています。
規制や我慢だけから生まれる活動ではなく、“人にも地球にもいいものごとを、毎日の生活の中に、楽しく、無理なく、取り入れていくことができる明るい循環型社会の実現”に貢献するため、京阪グループにできうる様々な活動を推進していきます。
「BIOSTYLE PROJECT」について詳しくはこちら▶ https://www.keihan.co.jp/corporate/sustainability/biostyle/
■会社概要
商号:株式会社 京阪流通システムズ
代表者:代表取締役社長 松下 靖
本社:〒540-0032 大阪市中央区天満橋京町1-1 KEIHAN CITY MALL 3F
TEL:06-6944-3087
FAX:06-6944-3047
設立:2002年8月8日
事業内容:ショッピングセンター等の商業施設の経営、プロパティマネジメント事業
資本金:100百万円
URL:https://www.mall-keihan.co.jp/
■施設情報
KUZUHA MALL
TEL:072-866-3300(代表)
住所:〒573-1121 大阪府枚方市楠葉花園町15-1
アクセス:京阪電車「樟葉」駅下車すぐ
駐車場:約3,000台(有料、お買い物での優待あり)
営業面積:約72,000㎡
店舗数:約240店舗
URL:https://kuzuha-mall.com