株式会社京阪流通システムズ(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:松下靖)が運営する京阪沿線の4つのショッピングセンター、京阪シティモール、京阪モール、枚方モール、くずはモールにおいて、7月23日(水)より夏を彩るねぶた展示をスタートいたします。
2024年の青森ねぶた祭でねぶた大賞を受賞した女性初のねぶた師 北村麻子氏による『鬼子母神』が、現在開催されている大阪・関西万博 EXPO2025のサスティナブルフードコート 大阪のれんめぐり~食と祭EXPO の入り口に展示されています。そのフードコートの各店の看板もねぶたの技巧を生かして制作されており、SNSなどを中心に話題を集めています。そんな北村麻子氏制作の作品を夏休み期間中に4施設それぞれのテーマで装飾として展示を行います。
伝統的な手法を用いながらも、どこか現代的で繊細な色使いが美しい作品の数々を巡ってみてください。本取り組みもクリスマス同様、株式会社松屋とのコラボレーションにより、1度きりで使い捨てになりがちな館内装飾のリユースとして循環型の社会を見据えた装飾の在り方を提案するものです。
なお、この取り組みは、京阪グループが推進する、“SDGsを実現するライフスタイル”を企画・提案する「BIOSTYLE PROJECT」の一環です。

展示場所詳細・各テーマ
▶京阪シティモール
8階レストランフロア 装飾スペース
テーマ:おもちゃ箱
近年京阪シティモールのある天満橋駅周辺では都市生活者が増加しており、当施設でも今年春に都市生活者への利便性向上のためのリニューアルを行いました。天神祭をはじめ、水辺が気持ち良いこれからの季節、ファミリーで楽しめるかわいらしいねぶたモチーフをご覧ください。
▶京阪モール
本館1階 正面入口横ディスプレイスペース
テーマ:アニマル
沿線随一の乗降客数を誇る京橋駅は、ファッショナブルな女性が多く行き交うエリアとなっています。そんなトレンドと「KAWAII」に敏感な方々へ通勤通学時に癒しを与える動物モチーフを展示します。
▶枚方モール
2階 セガフレード カフェ前
テーマ:伝統ねぶた
昨年オープンした新施設「枚方モール」の中にはCANDEO HOTELS(カンデオホテルズ)大阪枚方へあがるエレベーターがございます。そこにご宿泊の国内外のお客さまの目に触れる場所には青森ねぶたまつりを彷彿とさせる伝統ねぶたの縮小版『風神・雷神』を展示します。
▶KUZUHA MALL
本館ミドリノモール1階 モールアベニュー(吹き抜けスペース)
テーマ:天体モチーフ
天野川流域の枚方市と交野市の一帯は「七夕伝説ゆかりのまち」として「七夕」を題材にした数多くの歌が詠まれました。そんな歴史的背景を館内デザインコンセプトに採用した施設らしく、吹き抜けに天体モチーフのねぶたが灯ります。
作者 プロフィール
北村 麻子(きたむら あさこ)
https://asako-kitamura.com/
1982年10月生まれ、ねぶた師史上初の女性ねぶた師。
父親であり、数々の功績を残すねぶた師の第一人者、六代目ねぶた名人の北村隆に師事。
2007年、父親の制作した大型ねぶた「聖人聖徳太子(ねぶた大賞受賞)」に感銘を受け、ねぶた師を志す。
2012年、青森市民ねぶた実行委員会から依頼されデビュー。
女性として史上初のねぶた師となる。
そのデビュー作「琢鹿(たくろく)の戦い」が優秀制作者賞を受賞したことで注目される。

これまでに、その年の最も優れたねぶた制作者に与えられる賞である、最優秀制作者賞を3回受賞、優秀制作者賞5回受賞、その他、陸奥文化選奨受賞、日経ウーマン・ウーマン・オブ・ザ・イヤー2014など多数受賞している。
メディアでは情熱大陸、NHKスペシャル、NHK WORLD JAPAN、NEWSZERO、沸騰ワード他、数々の番組や雑誌で取り上げられている。
近年ではねぶたの技法を用いた造形作品の制作にも精力的に取り組み、ねぶたの魅力を国内外に発信しており、2025大阪・関西万博では大型ねぶた他、アップサイクル和紙を使用した中型ねぶたなどの展示。
装飾コラボレーション:松屋銀座の地域共創 × 青森県「ねぶた」 × 京阪流通システムズ
株式会社松屋(東京都中央区)の「デザインで繋ぐ、地域共創装飾プロジェクト」に賛同し、2021年から続けているサステナブル装飾を使用したコラボレーションが今回も実現。商業施設の館内装飾はその時々のテーマに合わせて制作、設置されるため撤去後には廃棄してしまう事も少なくありません。処分するものをゼロにすることは難しくても、再利用できるようあらかじめ綿密にデザインし、アイデア次第で新しいデザインに見せていく、出来る限り使い捨てを減らしていくことは私たちにもできるかもしれません。そこで今回お借りしたのは松屋銀座が過去数年にわたってクリスマス装飾で使用してきたねぶたたちです。松屋銀座の取り組む地域共創、地域貢献のバトンをお預かりし、価値ある資源をリユースする新たな挑戦を是非ご覧ください。価値ある技術を次世代へと受け継ぎ、良い物を大切に使うという、これからの時代のもっとも大切な価値観を装飾というさりげなく、それでいて華やかな表現の場で提案いたします。
▲2022~2024年クリスマスに松屋銀座で使用されていた時の様子
●松屋銀座の取り組みについて
1869年創業、「デザインの松屋」という独自性を武器に常に時代を切り開いてきた百貨店。近年、地域産業のイノベーションに着目し地方視察を重ね、商品を通して地方の魅力を発信するなど、日本各地のものづくりを育む一端を担ってきたなか、2020年に館内装飾を通じた新しいプロジェクトが始動。館内を華やかに飾るばかりではなく、社会的課題への取り組みの視点、SDGsの観点を館内装飾に盛り込みつつ、日本の物作りを銀座から発信し、地方へ世界へとつながりを持たせていく「デザインで繋ぐ、地域共創装飾プロジェクト」を展開しています。参考URL:https://matsuya-kyoso.jp/
■会社概要
商号:株式会社 京阪流通システムズ
代表者:代表取締役社長 松下 靖
本社:〒540-0032 大阪市中央区天満橋京町1‐1 KEIHAN CITY MALL 3F
TEL:06-6944-3087 FAX:06-6944-3047
設立:2002年8月8日
事業内容:ショッピングセンター等の商業施設の経営、プロパティマネジメント事業
資本金:100百万円
URL:https://www.mall-keihan.co.jp/
■各店舗情報
京阪シティモール TEL:06-6944-5088(代表)〒540-0032 大阪市中央区天満橋京町1‐1
アクセス:京阪電車・Osaka Metro「天満橋」駅・大阪シティバス「天満橋」下車すぐ
駐車場 約490台/提携駐車場含(有料、お買い物での優待あり)
営業面積:約32,000㎡ 店舗数:約80店舗
URL:https://www.citymall.jp
京阪モール TEL:06-6353-2525(代表)〒534-0024 大阪市都島区東野田町2-1-38
アクセス:京阪電車・JR・Osaka Metro「京橋」駅下車すぐ
駐車場 約200台(有料、お買い物での優待あり)
営業面積:約28,300㎡(京阪百貨店、Kぶらっと、KiKi京橋含む) 店舗数:約170店舗
URL:https://www.keihan-mall.jp
枚方モール TEL:0570-025-678(代表)〒573-0032 大阪府枚方市岡東町19-1
アクセス:京阪電車「枚方市」駅下車すぐ
駐車場 約400台(有料、お買い物での優待あり)
営業面積:約33,800㎡ 店舗数:約90店舗
U R L:https://www.hirakata-mall.jp/
KUZUHA MALL TEL:072-866-3300(代表)〒573-1121 大阪府枚方市楠葉花園町15-1
アクセス:京阪電車「樟葉」駅下車すぐ
駐車場 約3,000台(有料、お買い物での優待あり)
営業面積:約72,000㎡ 店舗数:約240店舗
URL:https://kuzuha-mall.com
SDGsを実現するライフスタイルを提案する 京阪グループの「BIOSTYLE PROJECT」について
健康的で美しく、クオリティの高い生活を実現しながら、SDGsの達成にも貢献していく。京阪グループでは、そんな循環型社会に寄与するライフスタイルを「BIOSTYLE(ビオスタイル)」として展開し、お客さまにご提案しています。
規制や我慢だけから生まれる活動ではなく、“人にも地球にもいいものごとを、毎日の生活の中に、楽しく、無理なく、取り入れていくことができる明るい循環型社会の実現”に貢献するため、京阪グループにできうる様々な活動を推進していきます。
「BIOSTYLE PROJECT」について詳しくはこちら▶ https://www.keihan.co.jp/corporate/sustainability/biostyle/