【葛西臨海公園】 8/1㈮~17㈰ 花と光のムーブメント「海と自然と、いのちとつながる。― Connect with Everything ―」開催

4万本のひまわりと光・アートの新たな調和

サービス
2025年7月24日 14:00
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東京都は、四季を通じた花と光の演出によって公園の新たな楽しみ方をお届けする「花と光のムーブメント」を令和4年度より実施しています。
都心からほど近くにありながら、空と海が大きく広がる葛西臨海公園では、今年も4万本のひまわりが咲き誇るひまわり畑がお目見え。8/1㈮~17㈰の夜は、ひまわり畑を舞台に、光の演出とアートを組み合わせたインスタレーションを開催いたします。ひまわりと光・アートによってもたらされる、いのちの鼓動や人と自然との繋がりを、ぜひ、葛西臨海公園でご体感ください。

1.実施概要

【会期】2025年8月1日(金)〜17日(日)
(各日18時〜20時30分は光・アートによるインスタレーションを実施)
【会場】葛西臨海公園(ひまわり畑)
【展示作品】宮島達男氏による「Peace to the Sunflowers」
【料金】入場無料

「海と自然と、いのちとつながる。― Connect with Everything ―」 特設サイト

2.会場図

約3,800㎡の敷地に約40,000本・3種類のひまわりが咲く「ひまわり畑」内に、宮島達男氏の作品「Peace to the Sunflowers」を展示します。
(※18時~20時30分のみ点灯)

3.イベント内容

イベントコンセプト

海と自然と、いのちとつながる。
―Connect with Everything―

あなたの夏に、特別な景色を。
都心からわずか15分。
そこには、広大な海と自然の原点があります。
海と空と40,000本のひまわりと。
夏の夕暮れに、海と空が柔らかいオレンジ色に染まる頃、
それは海と地上が一体になる瞬間。
夏の夜の帳が下りる頃、自然とアートが調和したひまわり畑、
それは時間を超えていのちの鼓動、自然と人のつながりを感じる瞬間。
都心の喧騒から離れてこの景色に出逢うことで、
きっと、ここでしか体験できないあなただけの夏を手にすることでしょう。

花と光の演出

観覧車のそばには、今年も約3,800㎡のひまわり畑(約40,000本)が登場。ひまわりの品種は、「ソニア」「バレンタイン」「はるかのひまわり(復興ひまわり)」の3種です。
昼間は、夏の太陽に向かって背筋をピンと伸ばして咲くひまわりに囲まれた別世界のような写真や、観覧車を背景に、色鮮やかな黄色いひまわりの写真を撮ることができます。夜のひまわりは光やアート作品と共に、昼間とは違ったここだけ、今だけの姿を見せてくれます。この夏は、ぜひ、このひまわり畑にお越しください。

ひまわり畑の様子(2022年8月撮影)
ひまわり畑の様子(2022年8月撮影)

アート紹介

本イベントでは、アーティストの宮島達男氏を起用。「生命・永遠・関係性」をテーマに、夜のひまわり畑を、デジタルカウンターを用いたアートで彩ります。出現したデジタルカウンターは、時間の流れ、生命のリズムや輪廻転生、そして自然との深いつながりを表現しています。広大な自然を感じられる葛西臨海公園で、アートを通じ、夏の特別な夜をお楽しみください。

作品名:Peace to the Sunflowers(場所:ひまわり畑内) ※18時~20時30分点灯

ドローイング ©2025 Tatsuo Miyajima
ドローイング ©2025 Tatsuo Miyajima

ひまわり畑の中には、アーティスト宮島達男氏による、平和に暮らせる社会を希求した作品が夜間に出現します。「自然とアート」「時間と生命」「人と環境」をテーマに、ひまわり畑に29本のデジタルカウンターが設置されます。デジタルカウンターは、9から1までカウントダウンし、それぞれのデジタルカウンターが、かけがえのない一人一人の「命」を表現しています。

■アーティストプロフィール

宮島 達男 (TATSUO MIYAJIMA)

現代美術家

1957年生まれ。1988年 ヴェネツィア・ビエンナーレ新人部門に招待され、デジタル数字を用いた作品で国際的に注目を集める。以来、国内外で数多くの展覧会を開催し、世界30カ国250か所以上で作品を発表している。1990年ACCの招きでニューヨーク滞在。1993年 カルティエ現代美術財団の招聘でパリ滞在。
代表作に《Mega Death》(1999 / 2016)、《Counter Void》(2003、 テレビ朝日蔵)、《Sea of Time ’98》(1998)など。被爆した柿の木2世を世界の子どもたちに育ててもらう「時の蘇生・柿の木プロジェクト」(1995-)も推進している。1998年 ロンドン芸術大学名誉博士授与。2006-2016年 東北芸術工科大学副学長。2012-2016年 京都造形芸術大学副学長。2020年 芸術選奨文部科学大臣賞。
[Photo: Lisson Gallery Milano]

宮島 達男 氏
宮島 達男 氏

■プロデューサープロフィール

杉山 央 (OU SUGIYAMA)

新領域株式会社CEO/アートとテクノロジーの交差点に立ち“新しい体験=新領域”を創出するプロデューサー。2018年「MORI Building DIGITAL ART MUSEUM: EPSON teamLab Borderless」室長として世界最大規模の没入型ミュージアムの立ち上げを牽引。2023年虎ノ門ヒルズ「TOKYO NODE」開業の責任者として、Rhizomatiksや蜷川実花との共創による革新的な体験型展覧会を連続して プロデュースした。
2024年新領域株式会社を設立。2025年大阪・関西万博シグネチャーパビリオン「いのちのあかし」計画統括ディレクター、2027年横浜国際園芸博覧会 テーマ事業館・展示ディレクターを務め、アートとテクノロジーを横断しながら新たな体験と空間の創造に取り組んでいる。

杉山 央 氏
杉山 央 氏

その他

「海と自然と、いのちとつながる」というイベントコンセプトを、ご自宅でも再体験いただきたいという思いから、今回、宮島達男氏デザインによるシードペーパー(古紙を原料にした紙に花の種を漉き込んだペーパーのこと)をご用意いたしました。期間中の各日、アンケートやSNS投稿にご協力いただいた方に先着順でプレゼントいたします。シードペーパーに吹き込まれたいのちをご自宅で育てながら、時間を超えたいのちの鼓動、人と自然との繋がりに、今一度思いを馳せてみませんか。(詳細は特設サイトをご確認ください。)

シードペーパーイメージ
シードペーパーイメージ

4.パークステートメント

東京都では、2040年の都立公園のあるべき姿として、豊かな緑を育み、次世代につなぎ、国内外の人を惹きつける魅力を生み出す、一人ひとりのウェルビーイングに貢献する公園をめざしています。公園を利用するすべての方に、公園の新しい価値を提案、共有したいという想いから、都立公園の一部では、四季を通じた花と光の演出を行ってきました。
葛西臨海公園は、平成元年に緑と水と人のふれあいをテーマに五つのゾーンを配して誕生した歴史ある公園です。葛西臨海水族園や隣接する葛西海浜公園と共に、広大な敷地を活かして、独自の自然環境を利用した取組を行っています。永きにわたり、海と深いつながりを持ってきた地域の歴史を踏まえながら、多様な生き物の生息・生育環境に配慮した環境整備を進めるとともに、海辺のレクリエーション空間としての魅力を向上させてきました。「生命」の源である海とつながり、人と自然の調和を五感で感じる葛西臨海公園は、自然環境を体感しながら、地球の未来に想いを馳せる貴重な場として、これからも役割を果たし続けていきます。

5.イベント関連情報

クリスタルビュー

イベント期間中は、9時から19時まで開放します。(※通常は9時~17時)
普段はご覧いただけない夕暮れの景色もお楽しみください。

キッチンカー

イベント期間中は、キッチンカーが出店し、軽飲食の販売を行います。
詳細は「海と自然と、いのちとつながる。― Connect with Everything ―」 特設サイトをご確認ください。

【場所・時間】
・中央園路 水族園入口付近/9時00分~20時00分
・ひまわり畑付近/9時00分~16時30分

※キッチンカーは、荒天時には休業する場合があります。
※当日の出店業者は変更になる場合がございます。

6.葛西臨海公園内の施設情報|葛西臨海水族園 

イベント期間中の8/10㈰から8/14㈭の間、園内の葛西臨海水族園では、開園時間を延長します。あわせてお楽しみください。

【場所】葛西臨海水族園
【時間】9時30分~20時00分(入園および入園券の販売は19時00分まで)

<葛西臨海水族園について>

7.交通アクセス

◇公共交通機関をご利用の場合

【電車】
JR京葉線・武蔵野線「葛西臨海公園」駅下車、徒歩1分
(JR京葉線利用で「東京」駅から約20分、JR武蔵野線利用で「西船橋」駅から約20分)

【バス】
都バス「葛西臨海公園駅前」停留所、京成バス「葛西臨海公園駅」停留所下車、徒歩1分
(「葛西駅前」「西葛西駅前」停留所から都バス<臨海28-1、葛西21、西葛20乙>「葛西臨海公園駅前行き」または、
「葛西駅」「一之江駅」停留所から京成バス<シャトル☆セブン SS07系統、SS08系統>「東京ディズニーシー行き」)

車でお越しになる方

首都高速道路湾岸線 葛西ICから約10分

※大型バスをご利用の際は、事前に予約が必要になります。
※土曜日・日曜日・祝日など、混雑が予想される日のご来園は公共交通機関をご利用ください。

8.「花と光のムーブメント」とは

都立公園にて、新たな魅力ある大規模花壇を創出し、四季を通じた花と光の演出によって公園の新しい楽しみ方を届けることを目的に行われている東京都の取組です。

9.注意事項

気象災害等により、イベントや一部サービスを中止・休止・変更することがあります。ご来園前に「海と自然と、いのちとつながる。― Connect with Everything ―」特設サイト、葛西臨海公園公式X(旧Twitter)にて最新情報をご確認ください。

10.取材・掲載に関するお問い合わせ先

「海と自然と、いのちとつながる。」PR事務局(株式会社ライツアパートメント内)
担当:山本(090-9830-5403)・山下(080-4951-8730)
Mail:art-kasai@rights-apartment.com

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ひまわり畑の様子(2022年8月撮影)
ドローイング ©2025 Tatsuo Miyajima
宮島 達男 氏
杉山 央 氏
シードペーパーイメージ

公益財団法人 東京都公園協会

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