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業界の未来を切り開く!次世代の水素供給革命  移動式小型高圧水素容器充填トラック  水素燃料電池ドローンを支える新技術Japan Drone 2025で披露

技術・開発
2025年5月28日 09:30
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2025年6月4日、幕張メッセで開催される「Japan Drone 2025」にて、業界初(※)の移動式小型高圧容器充填トラックが公開されます。本設備は、水素燃料電池ドローンの活用を飛躍的に拡大し、物流、巡視、監視、災害対応、インフラ点検など、多様な分野における運用を加速するとともに、マイクロモビリティへの水素供給も可能な次世代の技術として注目を集めています。従来の固定式充填インフラの制約を解消し、柔軟な水素供給を実現することで、持続可能なエネルギー社会の構築に貢献します。

(※)当社調べ


移動式水素充填トラック

移動式水素充填トラック



■水素燃料電池ドローンの普及を促進し、新たな運用領域を拡大

近年、物流や巡視・監視業務、災害対応、インフラ点検の分野でドローンの活用が進んでいます。特に水素燃料電池ドローンは、従来のバッテリー型ドローンに比べて長時間飛行が可能であり、広域の運用に適しているため、これらの業務に革新をもたらしています。しかし、水素供給のインフラが不足していることが課題となっていました。

今回発表した移動式小型高圧容器充填トラックは、ドローンの運用現場へ移動しながら水素を供給できるため、この課題を解決し、より広範囲でのドローン活用を可能にします。物流分野では、長距離輸送の実現に貢献し、巡視・監視業務では施設の安全管理を強化。災害対応においては、緊急時の状況把握や支援物資の輸送を迅速化し、インフラ点検では遠隔地や大規模施設の調査の精度向上に寄与します。



■マイクロモビリティへの水素供給による次世代の移動システム支援

本設備の特徴は、水素燃料電池ドローンへの供給だけではなく、マイクロモビリティへの水素供給も可能である点です。都市部では環境負荷の少ない移動手段として、また遠隔地ではインフラ点検や物資輸送の新たな選択肢として、水素活用の幅を広げることができます。



■サービスの特徴(3つのポイント)

1. 移動式充填で水素供給の制約を解消

ドローンやマイクロモビリティの運用現場へ柔軟に移動しながら水素供給を行うことで、多様な環境に対応可能。


2. 長時間飛行を可能にし、物流・監視業務の効率化を促進

広域監視や物流輸送に必要な長時間運用を支え、作業の精度向上と業務効率化を実現。


3. 災害対応やインフラ点検への活用を強化

緊急時の対応力を向上させるとともに、遠隔地や大規模施設の点検作業をよりスムーズに行える環境を構築。


〈業界へのインパクト〉

移動式小型高圧容器充填トラックの登場により、水素燃料電池ドローンの利活用が一層加速し、物流、巡視、監視、災害対応、インフラ点検など幅広い業務の効率化が期待されます。また、マイクロモビリティへの水素供給が可能になることで、都市部や遠隔地における環境負荷の少ない移動システムが確立され、持続可能な社会の実現へ貢献します。


Japan Drone 2025では、実機の展示や技術説明を行う予定です。水素燃料電池ドローンの新たな可能性を広げる最新技術を、ぜひ会場でご覧ください。



【防爆設備を搭載した移動式水素充填トラック】

車両     :いすゞフォワード4トン車

総重量    :8トン

防爆エリア設備:水素ポンプ・検知機

機械エリア設備:発電機・オイルポンプ・冷却装置

整備エリア  :油圧テーブル・キャビネット

水素保管   :7m3容器3本

置換ガス   :窒素

最高充填圧力 :45MPa



【ロボデックス 会社概要】

社名    : 株式会社ロボデックス

代表    : 代表取締役 貝應 大介

所在地   : 神奈川県横浜市旭区上川井町2176

ホームページ: https://www.robodex.net/

設立    : 2019年6月20日

事業内容  : 産業用ドローンに関する研究・開発・販売及び水素充填業務

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