とりんく、保育ICTや写真販売サービス事業者に 写真AI技術の提供開始、保育ICT「コドモン」に先行導入
サービス
2025年5月22日 10:00株式会社とりんく(本社:東京都品川区、代表取締役:山中健太郎、以下 とりんく)は、AI写真サービス「とりんく」で培った保育写真に関するAI技術の、保育ICT事業者や写真販売サービス事業者などへの展開を開始します。またその第一弾として、保育・教育施設向け業務支援システム「CoDMON(コドモン)」の機能の一つである「写真共有・販売」において、とりんくが提供する画像認識AI技術が導入されたことをお知らせいたします。
■ 保育写真AI技術の外部提供の背景
とりんくは、創業から2024年11月まで親会社であった株式会社エクサウィザーズで培った、高度な画像AI技術を有する保育xAI企業です。その技術を価値の源泉とした「AI写真サービス とりんく」を、2023年7月に本格提供開始し、短期間で多くの施設でご導入頂くに至りました。
しかしながら昨今のAIの進化のペースには目覚ましいものがあります。一方で公共性の高い保育・教育施設において新規性の高いサービスの普及には、他業界に比べて時間がかかりがちです。このような中で、当社は技術・プロダクト開発に経営資源を集中し、保育ICT事業者さまや写真販売サービス事業者さまなど、保育・教育施設と深い関係性を有するパートナー企業とタッグを組んで、とりんくの保有する技術および価値を保育業界に普及させていくやり方が、社会に与えるインパクトを最大化する方法だと考えました。
今後とりんくは、コドモンに限らず、保育ICT事業者さまや写真販売サービス事業者さまを始めとする保育・子育て支援事業者と、オープンかつフラットな関係でお付き合いをさせていただきます。
しかしながら昨今のAIの進化のペースには目覚ましいものがあります。一方で公共性の高い保育・教育施設において新規性の高いサービスの普及には、他業界に比べて時間がかかりがちです。このような中で、当社は技術・プロダクト開発に経営資源を集中し、保育ICT事業者さまや写真販売サービス事業者さまなど、保育・教育施設と深い関係性を有するパートナー企業とタッグを組んで、とりんくの保有する技術および価値を保育業界に普及させていくやり方が、社会に与えるインパクトを最大化する方法だと考えました。
今後とりんくは、コドモンに限らず、保育ICT事業者さまや写真販売サービス事業者さまを始めとする保育・子育て支援事業者と、オープンかつフラットな関係でお付き合いをさせていただきます。
■コドモンにとりんくの技術が導入された背景
「コドモン」では、これまでにも施設で撮影した写真を保護者に向けて「コドモン」アプリを通じて簡単に共有・販売できるサービスを展開してきました。施設で撮影された写真を保護者と共有したいというニーズは高く、保育時間中の子どもの様子を伝えることは、保護者との連携を深めるうえでも非常に重要な取り組みです。
一方で、保育業務と並行して写真を撮影し、それらを整理・分類して保護者に配信・販売する作業は、手作業と目視によって行われることが多く、職員にとって大きな負担となっており、現場の業務負荷の一因となっています。
こうした課題を解決するために、コドモンではAIの活用を、内製も含め様々な選択肢を並べて検討したところ、AI写真サービス「とりんく」が保育専用の独自AIで業界トップレベルの認識精度、コストパフォーマンスを有すると判断し、導入に至りました。
一方で、保育業務と並行して写真を撮影し、それらを整理・分類して保護者に配信・販売する作業は、手作業と目視によって行われることが多く、職員にとって大きな負担となっており、現場の業務負荷の一因となっています。
こうした課題を解決するために、コドモンではAIの活用を、内製も含め様々な選択肢を並べて検討したところ、AI写真サービス「とりんく」が保育専用の独自AIで業界トップレベルの認識精度、コストパフォーマンスを有すると判断し、導入に至りました。
■ コドモンに導入される「とりんく」の機能
①事前登録不要・成長にも対応する顔認識
通常の顔認識では、子ども一人ひとりの顔写真を事前に登録することで認識が可能になります。これに対し、「とりんく」が導入された「せんせいフォト」では、保育・教育施設の職員が日々撮影している写真の中から、AIが子どもの顔を自動的に検出し、それぞれの顔データを登録する仕組みで、顔写真の事前登録を行わずに顔認識が可能となりました。また、新たに子どもの顔データを登録する際には、AIが既に登録されているすべての子どもの顔データと照合を行い、同一の子どもの顔データが重複して登録されることを防ぎます。これにより高い精度で子どもを識別できるようになります。
さらに、とりんくは日々学習を続けるため、子どもたちの成長に伴って顔つきが変化しても、顔認識に誤りが生じにくい点も大きな特長です。
さらに、とりんくは日々学習を続けるため、子どもたちの成長に伴って顔つきが変化しても、顔認識に誤りが生じにくい点も大きな特長です。
②クラス単位での写真の自動振り分け
園児台帳のクラスデータと連動し、顔認識された写真を自動的にクラスごと分類できます。これにより、年に一度の園児台帳のメンテナンスだけで従来行われていた手作業や目視による振り分け作業が不要になります。
③子どもごとの撮影枚数の偏りを可視化
保護者に写真を共有する際、枚数に偏りがあると「うちの子の写真が少ない!」といった声が寄せられることがあります。そのため、写真の公平性を保つ目的で、これまでは子どもごとに写っている枚数を手作業で数える必要がありました。AIの顔認識によって、自動的に子どもごとの写真枚数をカウントできるようになり、業務負荷が軽減されます。
定期的に子ども毎の写り込み枚数を確認することで、偏りの予防になると同時に、偏りの原因を探る過程で子どもたちの個性に関するヒントを得ることにも繋がります。
定期的に子ども毎の写り込み枚数を確認することで、偏りの予防になると同時に、偏りの原因を探る過程で子どもたちの個性に関するヒントを得ることにも繋がります。
④写真の自動アップロード
専用のスマートフォンアプリを使って、スマートフォンで撮影した写真をコドモンの管理画面に自動アップロードします。これにより、写真の取り込み漏れを防止し、販売・共有が簡単に行えるようになります。
■今後の展開
今回とりんくがコドモンに提供するのは、「AI写真サービス とりんく」の一部の機能に留まります。コドモンとの協業においては、さらに高度な技術を提供することで、より大きな付加価値の提供を目指します。他方、コドモン以外の保育ICT事業者さま・写真販売サービス事業者さまとのパートナーシップも深化させていきます。パートナー各社の抱える課題を、とりんくの技術・機能で解決し、より大きな社会的インパクトを創出して参ります。並行してパートナーシップの拡大にも取り組みます。
■株式会社とりんく 会社概要
◆所在地:東京都品川区西五反田八丁目4番13号 五反田JPビルディング10階
◆資本金:1,000万円
◆代表者:代表取締役 山中健太郎
◆設立:2021年5月17日
◆事業内容:AI写真サービス「とりんく」等のAIを利活用したサービスの開発及び販売
◆資本金:1,000万円
◆代表者:代表取締役 山中健太郎
◆設立:2021年5月17日
◆事業内容:AI写真サービス「とりんく」等のAIを利活用したサービスの開発及び販売
<<お問い合わせ・ご質問等>>
株式会社とりんく 広報担当
MAIL :inside@tlnk.jp
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