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近大経営学部生が「母の日に向けた切り花販売イベント」を開催 大学生の花に対する意識調査を同時実施

調査・報告
2025年5月2日 15:00
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令和7年(2025年)1月に行った「課題解決型 KINDAI ビジコン」の様子
令和7年(2025年)1月に行った「課題解決型 KINDAI ビジコン」の様子
近畿大学経営学部(大阪府東大阪市)は、令和7年(2025年)5月9日(金)に、東大阪キャンパスで「母の日に向けた切り花販売イベント」を開催します。これは、令和7年(2025年)1月に本学が開催した課題解決型ビジネスコンテストにおいて優秀賞を受賞した経営学部生の企画を実現するもので、切り花の販売と併せて、大学生の花に対する意識を探るアンケート調査も実施します。

【本件のポイント】
●JA全農長野を母体とする京阪神地区信州花き販売促進協議会と連携し、母の日に向けた切り花販売イベントを実施
●アンケートで意識調査を行い、大学生の花への関心や購入意欲を可視化
●学生は実践的な経験を積み、企画の成果をもとに今後のマーケティング戦略に生かす

【本件の内容】
本学が毎年開催している「課題解決型 KINDAI ビジコン」では、協賛企業が提示する課題に対して学生がビジネスアイデアを競います。令和7年(2025年)1月に行った際には、京阪神地区信州花き販売促進協議会(大阪府大阪市)から「信州の花フェア売場ブース用キット」の課題を示され、参加した12チームのうち、3チームが優秀賞に選ばれました。そのうちの1つの企画を社会実装することを目的として、京阪神地区信州花き販売促進協議会と連携し、切り花の販売イベントを実施します。
イベントは母の日に合わせて開催し、「信州の花」をテーマにアルストロメリア、ダリア、シャクヤク、ハイブリッドスターチス、ユーカリの5種を販売します。イベントを運営する学生たちは、花の魅力を伝えるために来場者の目線に合わせて花がよく見える高さや角度で展示を行い、花本来の美しさをより感じてもらえる工夫をしました。また、看板や花瓶もカジュアルなデザインで統一し、おしゃれで立ち寄りやすい空間づくりをめざしました。特に看板は写真でインパクトを出して遠くからでも目を引くようにしています。同時に購入者を対象としたアンケート調査を行い、花に対する若者の意識や購入意欲を可視化し、消費行動分析につなげます。回答者には、長野県産リンゴを使用したジュースを配布予定です。
この取り組みにより、若者の花に対する印象や関心の有無、贈答経験などを把握し、今後の販売活動やフラワーマーケティング戦略に生かすことをめざしています。

【開催概要】
日時  :令和7年(2025年)5月9日(金)11:00~17:00
場所  :近畿大学東大阪キャンパス 21号館1階ピロティ
     (大阪府東大阪市小若江3-4-1、近鉄大阪線「長瀬駅」から徒歩約10分)
対象  :近畿大学生
販売内容:アルストロメリア、ダリア、シャクヤク、ハイブリッドスターチス、ユーカリ(予定)
販売価格:1本 300円(税込)、5本セット 1,000円(税込)
布施ゼミInstagram:https://www.instagram.com/fuse_seminar/

【代表学生のコメント】
近畿大学経営学部経営学科4年 吉田美悠(よしだみゆう)さん
本イベントの企画にあたっては、「若者がどのようなきっかけで花を手に取るのか」「花の魅力を若者にどう伝えるか」といったテーマに真摯に向き合い、アイデアを練り上げました。そのアイデアをリアルな場で具現化し、来場者の反応を通じて検証する貴重な機会をいただきありがたく思います。
イベントを通じて、信州産の新鮮な花の美しさに触れていただくと同時に、普段はなかなか口に出せない「母親への感謝」を、花という形で表現するきっかけとなればと考えています。大学生にとって、花がより身近な存在となり、生活の中での彩りや心の豊かさを再認識する機会となることを期待しています。

【関連リンク】
経営学部 経営学科 教授 布施匡章(フセマサアキ)
https://www.kindai.ac.jp/meikan/124-fuse-masaaki.html

経営学部
https://www.kindai.ac.jp/business/