芍薬が彩る春の庭「つくば牡丹園」、いよいよクライマックスへ 水面に浮かぶ「芍薬の花筏(はないかだ)」今年も登場
春の名花と新緑が同時に楽しめるガーデン、5月25日まで
約2万坪の自然の地形を生かした里山に、牡丹と芍薬が合わせて約800種類・約6万株がリレーのように順次、咲き誇る世界最大級(※)のピオニーガーデン「つくば牡丹園」(茨城県つくば市、園長:関 浩一)は、5月に牡丹から芍薬へと主役が移り、春の庭がクライマックスを迎えます。5月の毎週末には、園の風物詩でもある「芍薬の花筏」も登場します。
※牡丹・芍薬を合算した栽培品種、株数において/当園調べ
筑波山と満開の芍薬
【園長おすすめ、これから見頃を迎える花】
園長・関 浩一が「娘たち」と呼ぶ愛情たっぷりの花々の中から、5月に見頃を迎えるおすすめ品種。
<牡丹>
黄冠 :黄色系の王道。花弁の内側に紅紫の斑があり、
香りも高く“黄色の牡丹の王様”とも。
ハイヌーン:アメリカ原産の可愛らしい黄色の牡丹。
香りが良く、芍薬の季節へのバトンを繋ぐ存在。
※黄系の牡丹は遅咲き品種で、当園では「サラブレッドみほ」堆肥により大輪の花を毎年開花させています。
黄冠
ハイヌーン
<芍薬>
スカーレットオハラ:シャープな赤がまぶしく、映画『風と共に去りぬ』の主人公を思わせる華やかな芍薬。
レッドチャーム/レッドグレイス:手毬咲きのレッドチャーム、カーネーションのように咲くレッドグレイス。赤のグラデーションの違いを楽しめます。
ビロードクイーン:白とビロード色のコントラストが美しい、気品ある2色咲き。
ボールオブビューティ:優しいピンクと白のコントラストで、上品な雰囲気。
プリンセスマーガレット:牡丹のように幾重にも重なる濃いピンクの花弁が豪華。愛らしい姿も人気。
スカーレットオハラ
レットドチャーム
レッドグレイス
ビロードクイーン
プリンセスマーガレット
【5月の風物詩「芍薬の花筏」】
つくば牡丹園の春を代表する風物詩「芍薬の花筏」を今年も開催します。摘花された芍薬の花びらを池に浮かべ、一期一会の水面の景色を演出します。
開催日:2025年5月3・4日、10・11日、17・18日、24・25日(各土日)
芍薬の花筏は、5月の週末に開催(ヒーリングエリアの池にて)
花筏と芍薬 5月
【特別販売:つくば牡丹園オリジナル牡丹「トリビュート」30万円】
平成12年につくば牡丹園で誕生した希少品種「トリビュート」。故 橋田元日本ぼたん協会会長が交配に取り組んでいたものの発見当時は枯れかかっていたため当園にて再生。その再生時の穂木3株のうち2株の鉢植えをギャラリーで展示販売。アプリコットオレンジの花色が大変珍しく注目を集めている。
稀少なトリビュート30万円(税込) 1
稀少なトリビュート30万円(税込) 2
【ギャラリー展示販売&特別ワークショップ】
中村 典子氏、「はいいろオオカミ+花屋 西別府商店」西別府 久幸氏のアート作品を展示販売。
すべて一点ものの作品に加え、最終日には西別府氏によるアレンジメント・ワークショップも開催。
<ワークショップ概要>
● 日程 :2025年5月25日(日)13:00~
● 定員 :15組限定
● 参加費:5,500円(税込)
申し込みは、公式SNS/メルマガ、またはギャラリーで予約受付。
西別府氏
西別府氏のアート作品
中村氏のアート作品
【フォトスポット&フォトコンテスト】
今年新設したフォトスポットや、芍薬の丘、薬用芍薬畑、ヒーリングエリアなど園内には絶景が点在します。お気に入りの1枚をSNSに投稿する「マイピオニーフォトコンテスト」も実施。
フォトスポット
【キッチンカー&カフェ情報】
例年よりもキッチンカー出店を拡大し、日替わりで多彩なメニューを提供中。園内のカフェでは「焼き芋ラテ」「芍薬茶」も人気です。
カフェイメージ
【つくば牡丹園 「PEONY GARDEN2025」 開園概要】
開園期間 : 2025年4月9日(水)~5月25日(日) ※47日間
営業時間 : 9:00~17:00(最終入園16:30)
所在地 : 茨城県つくば市若栗500
入園料 : 大人1,500円 [シーズンパス 2,000円](税込)、
中学生以下無料
駐車場 : 普通車300台/大型車20台(無料)
ペット : 入園可能(リードをつけてご入園ください/
ペットマナーにご協力お願いします)
公式HP : http://jp.peonygardentokyo.com
公式YouTubeチャンネル: https://www.youtube.com/watch?v=NT4BIFxrmfg
SNS : 最新情報はFacebook( https://www.facebook.com/peonygardentokyo/ )、
Instagram @peonygardentokyo 、
X(旧Twitter) @GardenPeony で更新していきます。
【つくば牡丹園 園長 関 浩一 略歴】
株式会社リーフ つくば牡丹園 園長 兼 土職人
株式会社つくば薬草研究所 所長
東京農工大学大学院 博士(農学)
昭和35年生まれ。「芳紀」という牡丹に一目惚れし、平成元年「つくば牡丹園」を開園。30年以上にわたる土壌改良の技術を元に開発された、馬ふんベースの発酵堆肥「サラブレッドみほ」を開発。令和4年
3月には、東京農工大学大学院にて博士課程(農学)を修了し、大学院で学んだ知識と現場での実践経験、その両方を持っているのが自分の強みと自覚し、今後はこれらを若い人たちに伝えていくことが自分の使命だと考えている。
園長
【つくば牡丹園について】
1989年に開園し、今年35周年。農薬不使用・酵素農法にこだわった土職人が「百花の王」ともいわれる牡丹・芍薬を800種類6万株を植栽した約2万坪の世界最大級の牡丹・芍薬の庭園。中には齢150年の古株もあり、ここにしかない珍しい種も。都心から車で40分の場所にもかかわらず、カワセミも訪れるほどの自然豊かな景観美しく、鳥のさえずりや花々の甘い香りが一面に広がるビオトープになっている。地球にやさしい、子供も安心して土にまみれて遊べる貴重な場だから、園のテーマは「GO NATURAL」。
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