死生観のリデザイン!三和物産『死ンキング展』イベントレポート

死生観のリデザイン!三和物産『死ンキング展』イベントレポート

明るい葬儀用品メーカー「三和物産株式会社」主催、金沢大学の学生4名とともに企画を行った『死ンキング展』が、2024年3月9日(土)に金沢のまちなか 香林坊で開催されました。大盛況に終わった今回の展示会をうけ、今後は他の地域での『死ンキング展』開催を検討中。三和物産本社では『死ンキング展mini』を2024年4月27日(土)まで開催しています。


イベント中の様子


【誰にでもいつかくる終わりについて考えることで、人生のヒントを見つける】という新しい観点を提示した『死ンキング展』。実際に就活に悩む学生や、人生における選択に迷っている方も来場し、学生が企画した4つの体験を行ったことでヒントを得られたと話す方もいました。



■体験者のコメント

『今後の就職先など、人生を見つめ直すきっかけになった』

『パートナーと参加し、お互いにじっくり話すいい機会になった』

『家族と過ごす時間をもっと大切にしようと思った』

『もっとやりたいことがあると思っていたが、自分は今死んでも良い人生だったと思った』


イベントの様子1

イベントの様子2

イベントの様子3

イベントの様子4

イベントの様子5


死ンキング展で企画をした学生は4名。それぞれ1つブースを担当し、学生ならではの目線でアイデアを出し合いました。当日は大学生が多く来場し、死ンキングすることで就活・人生・家族との向き合い方のヒントを見つけられた方もいました。企画側の学生も、この死ンキング展が今後の生き方を改めて考えるきっかけとなったようです。



■三和物産と共に企画を行った学生のコメント

『【死】という若い世代からすると考えたくないもので、かつ、いつかは嫌でも考えないといけないというものを、これからの人生をより良く生きることに活かせるということが伝えたかったです。すぐには考え方をアップデートできないと思うので、今回のイベントをきっかけに、少しでも【死】について想いを馳せる時間が増えたらいいなと思います。今回のようなたくさんの人が関わるプロジェクトにこれからも参加し続けたい、新たな挑戦もしていきたいと思うようになり、そのための休学を決意しました。』


『死に対する多様な考え方や死が与える大きな影響力を再度深く知ることができました。その結果、本当の意味で死というものを扱う難しさを学べたと思います。またそんな死であるからこそ、死ンキングというコンテンツを展開していくことは多くの人に大きな影響を与える可能性があるように感じました。死を扱う展示会があってもいい、さらには、日常的に死ンキングするようなことがあってもいいんだなと思えるようになりました。』


『全員が同じ方向を向くということの難しさはこれまでの学校生活などで実感していたため、より知識や個性の固まった大人や大学生が一つになるということは、それなりの難しさがあるのだろうと思っていましたが、毎回のMTGで常に「なぜ」を確認し合っていたため、最後まで皆さんが同じ方向を向いて頑張れたのかなと思います。同じ学生や若者に「本当に大切なもの」に気づくきっかけとなるイベントでありたい、という想いで臨みました。』


『日常生活で「死から逆算」して自分の今の行動や生活を見直すことが増えました。自分の人生は自分だけのものではないと気づき、「死から逆算した人生」を想像して自分の人生を見つめることは人との関わりや人への想いを見つめ直すことでもあると思いました。』


学生スタッフ1

学生スタッフ2

学生スタッフ3

学生スタッフ4


『死ンキング展mini』は2024年4月27日(土)まで三和物産本社で開催中。

体験希望、見学希望の方はお気軽に下記URLからご予約ください。

https://forms.gle/MUBehkdfHSe8xved6



■三和物産の取り組みについて

三和物産株式会社は、『つながりが実感できる新たな別れのカタチをつくる』をミッションに掲げる葬祭用品メーカーです。お別れのワンシーンにおいて、あたたかく優しい物語になるような商品の開発に取り組んでいます。また、死や別れがタブー視される傾向にある日本の現状に対して『死生観のリデザイン』を掲げ、死から生をポジティブに考えてもいい社会をつくることを目指しています。



■今回の開催について

本展は、令和6年能登半島地震を受けて企画されたものではなく、それ以前より企画を行ってきたものです。開催の是非について運営チームでの検討を重ねてまいりました。本展は死別や別れについて軽々しく扱う意図はなく、誰にも訪れる別れを考えることで、今をよりよく生きていくためのヒントを得るためのきっかけとなればと考えています。

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