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大田区の文学遺産×舞台芸術『馬込文士村 空想演劇祭2023』開催! 川端康成や三好達治の作品を映像演劇で表現

~劇団 山の手事情社 安田雅弘氏がアートディレクターを担当~

公益財団法人大田区文化振興協会(所在地:東京都大田区、理事長:津村 正純)は、大田区の豊かな文学遺産と舞台芸術を融合させた地域密着型イベントとして『馬込文士村 空想演劇祭2023』を2023年12月9日(土)、12月10日(日)に開催いたします。

今年度制作する映像作品2点を配信に先がけて上映。さらに昨年度の映像作品から『千代と青児』を舞台公演として上演します。また同時収録の生ライブも実施するなど、本企画ならではのラインナップで映像演劇、そして地域ゆかりの文学作品の魅力をお伝えします。


イメージイラスト

OTA ART PROJECT ロゴ


URL: https://www.ota-bunka.or.jp/event/list/detail?54442



■馬込文士村 空想演劇祭とは

かつて大森一帯に存在した「馬込文士村(まごめぶんしむら)」は、尾﨑士郎を中心に、宇野千代、川端康成、萩原朔太郎など、名だたる文豪や詩人たちが居住し、お互いの作品に影響を与えながら交流を深めていました。『馬込文士村 空想演劇祭』は、そんな大田区にゆかりのある作家たちの作品を、演劇やダンスといった実演芸術と共に紹介するために立ち上げた地域密着型の企画です。今年で開催4年目を迎えます。



■2023年度 ラインナップ

『馬込文士村 空想演劇祭2023』では、今年度制作の映像作品2点を上映いたします。

一つは『横笛』(原作:三好達治)、もう一つは『片腕』(原作:川端康成)です。これらの映像作品は大田区の文学遺産を新たな形で提示し、地域とのつながりを強調します。さらに昨年度の映像作品『千代と青児』(原作:宇野千代)を演劇公演として上演。恒例の出演となっているスタンダップコメディアン清水宏による『馬込の文士2023』では、文士の人となりを掘り下げた抱腹絶倒のトークなど、見どころ、聴きどころ満載のラインナップとなっています。

なお、今年度発表の2つの映像作品は大田文化の森ホールでの上映会後、2024年1月21日(日)から演劇動画配信サービス「観劇三昧」でも配信を予定しております。


『横笛』より

清水 宏(スタンダップコメディアン)

2022年度制作『千代と青児』より


■イベント開催概要

・公演名 : OTAアート・プロジェクト

       『馬込文士村 空想演劇祭2023』 作品上映&演劇公演

・上映日 : 2023年12月9日(土)、12月10日(日) 各日14時開演

・会場  : 大田文化の森ホール

       (東京都大田区中央2-10-1)

・料金  : 一般 2,000円、18歳以下 1,500円 ※未就学児入場不可

・チケット: https://yyk1.ka-ruku.com/ota-s/showList

・主催  : 公益財団法人大田区文化振興協会、大田区

・後援  : 特定非営利活動法人 大田まちづくり芸術支援協会(asca)

・協力  : 一般社団法人 大田観光協会、特定非営利活動法人 馬込文士村継承会、

       特定非営利活動法人 大森まちづくりカフェ、馬込文士村ガイドの会、

・制作協力: 劇団 山の手事情社


<プログラム>

●映像作品(2023制作映像)

(1) 『横笛』~詩集「故郷の花」より~(きたまり / KIKIKIKIKIKI)

原作      :三好達治

構成・振付・演出:きたまり

出演      :やまみちやえ(太棹三味線)、山道太郎(声)、嵯峨治彦(馬頭琴)、

         石原瀞山(尺八)、きたまり(ダンス)

撮影場所    :馬込ハウス、洗足池公園


(2) 『片腕』(劇団 山の手事情社)

原作      :川端康成

演出      :斉木和洋

出演      :谷 洋介、名越未央、松永明子、渡辺加奈子、有村友花

撮影場所    :本妙院


●演劇公演(2022制作映像より)

・『千代と青児』(劇団 山の手事情社)

原作:宇野千代

出演:越谷真美、山本芳郎、川村 岳、中川佐織


●スタンダップコメディ

・『馬込の文士2023』

出演:清水 宏



■「馬込文士村 空想演劇祭」アートディレクター 安田雅弘(Yasuda Masahiro)

東京生まれ。演出家。劇団 山の手事情社主宰。早稲田大学在学中に劇団を結成、日本の現代演劇を代表する劇団の演出家として、国内外で評価されている。2013年ルーマニアのシビウ国際演劇祭より「特別功労賞」を受賞。さまざまなワークショップの講師もつとめ「自分を魅力的に見せる多方面にわたるヒント」としての〈演劇的教養〉を一般社会で活用することにも力を注いでいる。2018年『魅せる自分のつくりかた』(講談社選書メチエ)を上梓。



■劇団 山の手事情社

1984年、早稲田大学演劇研究会を母体に結成。以来、一貫して「演劇にしかできないこと」を追求する、実験的な作劇を展開。1993年・1994年には“下丸子[演劇]ふぇすた”に参加し、現代演劇を代表する舞台芸術集団として発展。1997年より現代人を制約された動きで表現する《四畳半》という演技様式に取り組み、近年海外での公演も多い。2013年に専用の稽古場及び事務所を大田区に移転。地域との連携も積極的に実施。代表作は、「テンペスト」「タイタス・アンドロニカス」「オイディプス王」「道成寺」「傾城反魂香」など。



■公益財団法人大田区文化振興協会について

名称  : 公益財団法人大田区文化振興協会

代表者 : 理事長 津村 正純

所在地 : 東京都大田区下丸子3-1-3 大田区民プラザ内

設立  : 1987年(昭和62)7月

事業内容: ・大田区内文化施設の管理運営

      ・公演、展示等様々な主催事業の実施

      ・区民の自主的文化活動の支援 等

URL   : https://ota-bunka.or.jp/

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