【星のや東京】「発酵×フレンチ」で免疫力を高めるコース「Ni...

【星のや東京】「発酵×フレンチ」で免疫力を高めるコース「Nipponキュイジーヌ~発酵~」秋メニュー提供開始~茸(きのこ)や秋刀魚など、山と海の旬を堪能するフルコース~|開始日:2022年9月28日~

各施設が独創的なテーマで圧倒的非日常を提供する「星のや」。東京・大手町の日本旅館「星のや東京」は、2022年9月28日に、「Nipponキュイジーヌ ~発酵~」秋メニューの提供を開始します。「Nipponキュイジーヌ ~発酵~」は、発酵食品とフレンチの調理技法を融合した独創的なコース料理です。秋のコースでは免疫力を高めるのに効果的といわれる発酵食品とあわせて、秋が旬の食材である「茸(きのこ)」や「秋刀魚」、「ぶどう」などを味わえます。星のや東京でしか食べることのできない旬の恵みを感じるメニューです。

「Nipponキュイジーヌ ~発酵~」について

2020年8月に提供を開始した「Nipponキュイジーヌ ~発酵~」は、免疫力を高めるのに効果的といわれる発酵食品とフレンチの融合を楽しめるコース料理です。古来より、日本で親しまれてきた醤油、味噌などの調味料や、漬物、塩辛といった保存食など多種多様な発酵食品。これらに含まれる乳酸菌や納豆菌、麹菌は、身体に良い影響を与える「善玉菌」と呼ばれ、腸内環境を整える働きをします。身体を健康な状態に保つ免疫細胞の約6割が腸に存在していることから、発酵食品を食事に取り入れることで、免疫力を高める効果が期待できると言われています。(*1)発酵や熟成によって栄養価や旨味が増した食品を、旬の食材や日本各地の珍しい食材と組み合わせ、フレンチの技法を用いて調理することで、食材の魅力を引き出し、新たな味わいを生み出すコース料理です。
*1 参考:光岡知足著「腸を鍛える―腸内細菌と腸内フローラ」2015年


メニュー紹介

<丸> 竹炭チュイル/すっぽんのパートブリック包み

独特な形をした器は、「星のや東京」の建設時に地中から掘り出された江戸時代の大名屋敷の柱と言われる神代木を、現代の木と積層し、遥かな時を越えて形にしました。柱に刺さっていた杭は、日本伝統の鍛冶職人が叩き直したことで、ピックに生まれ変わりました。その器で提供するのは、バッカスチーズと竹炭を混ぜたチュイルと冬眠前の秋からが旬といわれるすっぽんを使用した一品です。脂がのり身がぷりぷりとしたこの時期のすっぽんを、身から内臓まで使用し、パートブリックで包みフリットにします。身の弾力とパートブリックのパリパリな食感の対比を楽しむことができます。青唐辛子醤油を使用し、身の旨味と内臓のほろ苦さにキレを加えた味付けです。

<石> 五つの意思

五味(酸・塩・辛・苦・甘)をそれぞれ小さな料理に詰め込み、繊細な技術で表現した星のや東京総料理長 浜田 統之の代表的な料理の一つです。一つ一つの料理の味付けには、日本で古来より親しまれてきた糠漬けや麹といった発酵食品や、大豆を麹菌で約15か月発酵させた「浜納豆」、豆腐を味噌もろみにじっくりと 150 日以上漬け込んだ「豆酩(とうべい)」などの珍しい発酵食品を取り入れています。
写真左から
【酸】かますのルーロー(三五八漬け)
【塩】ボルシチ(トマト味噌)
【苦】秋刀魚のコロッケ(秋刀魚の糠漬け)
【辛】ブフ・オ・キャロット(浜納豆)
【甘】栗のレバーペースト(とうべい)


<逢> 鰹の藁焼き

脂がのり、濃厚な味わいの戻り鰹の身と、普段は捨ててしまう血合いを3種類の酒盗のソースとあわせます。一切れの鰹を異なる味わいを持つ3つの部位に切り分けた一品です。脂の多い部位には、生姜と茄子をあわせた酒盗のソース、身の柔らかい部位には、にんにくとグリーンオリーブを使用した酒盗のグリーンタプナードを添えます。鉄分が多い血合いの部位は、醤油漬けにし、梅肉と生の粒胡椒を酒盗のソースを混ぜ、赤紫蘇のような香りをもつスパイス「スマック」を添えて提供します。


<包> 平目のアンクルート

2枚に重ねた平目を糠漬けにしたポルチーニ茸、海老と帆立のムース、ほうれん草と共に発酵バターを使ったパイ生地で包み、焼き上げた魚料理です。ソースには、古漬けにしたエシャロットを加えたブールブランを使用しているため、古漬け特有の強い酸味がソースに奥深さを加えます。ふんわりとした平目の旨味とポルチーニ茸の香り、乳酸発酵由来の酸味をもつブールブランのソースの相性は抜群です。


<薫> 牛フィレと茸のコンソメ

炭火焼にすることで余分な脂を落としながらも香ばしさを加えた牛フィレと、旬のジロール茸とモリーユ茸の旨味と香りをまとわせたコンソメと合わせた肉料理です。コンソメに練りこんだねさし味噌が、スープに塩分とともに旨味や香りを与えます。ねさし味噌は徳島県で古くから作られている豆味噌の一種です。付け合わせには、高温高湿で熟成させた黒ごぼうとコンソメを吸うことで一層旨味を増した海老芋を添えました。秋の香りを存分に堪能できる一皿です。


<濁> ぶどう

秋に旬を迎えるぶどうに、米と米麹、水を原料とし発酵させたどぶろくのアイスクリーム、巨峰のグラニテをあわせたデザートです。ぶどうとどぶろくが持つ甘味と酸味がマッチしたお口直しの一皿です。


<百> ゆり根のモンブラン

ほくほくとした食感と優しい甘味を持つゆり根とホワイトチョコレートで仕立てた、真っ白な見た目のモンブランです。中のソースには、濃く煮出したアールグレイとともに、爽やかな酸味のかぼすを使っています。ベルガモットとかぼすの香りをまとったソースが、ゆり根の甘みをより引き立てます。


「Nipponキュイジーヌ ~発酵~」秋メニュー概要

■提供開始日:2022年9月28日
■料金   :1名 21,780円(税・サービス料込)*宿泊料別
■予約   :要予約。公式サイト([https://hoshinoya.com/tokyo/]{https://hoshinoya.com/tokyo/})にて前日まで受付
■対象者  :宿泊者
■備考   :状況によりメニューの内容、食材が一部変更になる場合があります。


星のや東京総料理長 浜田 統之(はまだ のりゆき) プロフィール

1975年 鳥取県生まれ 18歳からイタリア料理の世界で腕を磨き、24歳でフランス料理に転身
2000年 FFCCフランス料理コンクール出場
2004年 ボキューズ・ドール国際料理コンクール 日本大会 史上最年少優勝
2005年 ボキューズ・ドール国際料理コンクール 世界大会出場
2007年 ボキューズ・ドール アカデミー会員に選ばれる
2010年 ル・テタンジェ国際料理賞 コンクール・ジャポン 3位入賞
2012年 ボキューズ・ドール 国際料理コンクール アジア大会 準優勝
2013年 ボキューズ・ドール 国際料理コンクール フランス大会本選 世界第3位 銅メダル獲得
2016年 星のや東京料理長に就任
2017年 ボキューズ・ドール国際料理コンクール 30周年記念ガラディナーで約1,500名の世界の食通に魚料理を提供
2022年 星のや東京総料理長に就任


星のや東京

現代に合わせて進化した「塔の日本旅館」。地下2階、地上17階の塔型の空間は、畳敷きの玄関、伝統的な和室や各階のお茶の間ラウンジ、最上階の温泉で構成されています。日本の歳時記に合わせた室礼、日本文化を身近に感じられる体験や日本旅館らしいおもてなしを提供します。

〒100-0004 東京都千代田区大手町一丁目9番1/客室数 84室
[https://hoshinoya.com/]{https://hoshinoya.com/}


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