フロスト&サリバン、調査レポートを発表:「データ生成および消...

フロスト&サリバン、調査レポートを発表:「データ生成および消費の増加が、世界のデータセンターコロケーションサービスを促進」

米国に本社を置くビジネスコンサルティング企業、フロスト・アンド・サリバン・ジャパン株式会社(所在地: 東京都港区、代表取締役:ロビン・ジョフィ)(以下、フロスト&サリバン ジャパン)は、「データ生成および消費の増加が、世界のデータセンターコロケーションサービスを促進」について調査レポートを発表いたしました。
フロスト&サリバンの最近の分析によると、世界のコロケーションサービス市場の規模は、2020年の510億ドルから、2030年までに1648.4億ドル、年平均成長率12.4%に達すると予測されます。市場成長の要因は主に、ハイパースケールデータセンターの需要の増大、市場における投資の拡大、データ生成および消費の大規模な増加、5G、IoTなどの新技術により大幅に増大するデータトラフィックなどが挙げられます。

アジア太平洋地域(APAC)では、ハイパースケールクラウドプロバイダーおよび、コンテンツ・デジタルメディア分野が今後データセンターコロケーションの成長をけん引すると予測されます。同地域では、金融サービス業界からの需要がデータセンターコロケーションの持続的な成長を推進するでしょう。欧州市場は力強い成長を見せており、その多くはFLAP(フランクフルト、ロンドン、アムステルダム、パリ)市場によるものです。欧州ではまた、ハイパースケールに合わせた設計のBTS(ビルト・トゥ・スーツ)型施設が利用されています。米国では、デジタルインフラ、そして5G、IoT、エッジコンピューティングなどの技術イノベーションが主に市場をけん引しています。

「増加するデータに対応するための高度なプロセッサーおよびサーバー納入の増加により、新たなインフラソリューションの必要性が生まれました」、フロスト&サリバン、エネルギー&環境部門のリサーチディレクター、ゴーサム・グナナジョティは言います。「企業は急速にこれらの新たなテクノロジーの利用へと動いています。複数のハイパースケールプロバイダーが、高度な冷却・出力ソリューションを必要とし、高度な処理技術を導入すると予測されます」。

グナナジョティは更に言います、「ハイブリッドクラウドの急速な導入は、企業のクラウド戦略において重要なポイントとなりつつあります。さらに、ハイパースケールプロバイダーがサステナブルな政策をリードするなか、コロケーションプロバイダーはそれに続き、サステナビリティに注力しようとしています」。

成長機会を獲得するには、市場関係者は以下の分野に注力する必要があります:
• 市場拡大のための新製品開発:データセンター機器のOEM企業は、現地に研究開発ラボを設置し、地域ごとのテクノロジー調査を推進し、現地市場のニーズに沿った製品を提供するべきである。
• 収益増加のための地理的拡大:市場関係者はデータセンター運営者と提携し、彼らが施設を建設しようと計画している様々な地域にて製品およびソリューションの販売促進を行う。
• 遅延解消のニーズに対応したエッジおよびモジュラー型データセンター:データセンター運営者は、エッジデータセンターに直接アクセスするために、グローバルなテレコム企業と提携すべきである。これにより関係者はエッジデータセンターの技術を理解し、新製品のフィールドテストを実施できる。
• クラウドの成長を利用し収益を多様化:データセンター受託企業は、収益の流れを成長させ、既存のデータセンターサービスとのカニバリゼーションの影響を抑制するためのクラウドソリューションを提供することができる。

世界のデータセンターコロケーションサービスの成長機会は、フロスト&サリバンICT部門の最新の調査分析の一つで、Frost & Sullivan Leadership Councilを通して閲覧可能です。Frost & Sullivan Leadership Councilは、企業がこの不透明な未来で成功するための、継続した成長機会の流れを特定するためご支援します。

原文:

フロスト・アンド・サリバンについて

フロスト&サリバンは独自のリサーチに基づいて企業のビジネスを成長に導くグローバルな知見を提供し、ビジネスの新たな成長機会の創出からイノベーションの実現までを支援する、リサーチとコンサルティング機能の両方を兼ね備えた企業のナレッジパートナー。世界40拠点以上のグローバルネットワークを軸に、世界80カ国ならびに300に及ぶ主要な全てのマーケットを網羅することで、メガトレンドや海外新興市場の台頭、テクノロジーの進化などのグローバルな変化に対応し、企業がグローバルなステージでビジネスを成功させるための360度の視点に基づいた知見を提供しています。

フロスト・アンド・サリバン・ジャパン株式会社

設立:2014年1月
沿革:2009年3月 日本支社「フロスト&サリバン インターナショナル」設立
2014年1月 日本法人「フロスト&サリバン ジャパン株式会社」設立
代表者:ロビン・ジョフィ(代表取締役)
所在地:〒107-6123 東京都港区赤坂5丁目2番20号 赤坂パークビル23階
URL: https://frost.co.jp/

本リリースに関するお問い合わせ

フロスト・アンド・サリバン株式会社PR事務局(SivanS株式会社内)
担当:Supriti・高谷
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