神戸市「Be Smart KOBEプロジェクト」に関する 実証事業開始について ~「ICTを活用したお子様とご高齢者様の見守り」に関する 実証事業を開始~

阪急阪神ホールディングスグループの阪神ケーブルエンジニアリング株式会社(本社:兵庫県西宮市、社長:藤井啓詳)、アイテック阪急阪神株式会社(本社:大阪市福島区、社長:清水正明)及び株式会社ミマモルメ(本社:大阪市福島区、社長:小坂光彦)は、神戸市が市内で技術実証・実装を支援する「Be Smart KOBE」プロジェクトの令和3年度「AI・IoT等を活用して社会課題解決を目指す事業」の実施企業に選定され、10月18日から『ICTを活用したお子様とご高齢者様の見守り』に関する実証事業を開始しました。


■実証事業について


【事業目的】

神戸市内の協力事業者との連携により、ICTを活用した見守りサービスを提供することで、市民の皆さまにとって安心・快適なまちづくりに寄与することを目的としています。


【実施期間】

2021年10月18日~2022年3月31日


【事業エリア】

・神戸市立本山第一、第二、第三小学校区を中心とした神戸市東灘区全域


【参加者(見守られる方)】

・神戸市立本山児童館、本山第一、第二、第三小学校及び

神戸インターナショナルスクールに通われている児童


・神戸市東灘区にお住いの高齢者の方

※応募状況により、対象者を拡大する場合があります。


【事業概要】

(1)まちなかミマモルメ ~まちなかでの見守り~

ビーコンタグを持つ参加者(見守られる方)が、まちなかに設置された各種受信機器※1の近くを通過すると、ご家族など(見守る方)のスマホにダウンロードしたミマモルメアプリに通過情報を通知します。

※1各種受信機器・・・実証事業エリア内の電柱、協力事業者や関係機関の施設に設置したビーコンタグを受信する固定型受信器と、配送・デリバリー車両や営業車などの車両に搭載した移動型受信器のことをいいます。


(2)改札ミマモルメ ~改札の入出場情報を活用した見守り~

参加者のうちPiTaPa利用者は、PiTaPaカードの情報をミマモルメアプリと連携することで、関西の私鉄及び地下鉄の改札の入出場情報をミマモルメアプリに通知することができます。現在はお子様向けに提供しているサービスですが、今回の実証実験ではご高齢者様を対象にサービスを拡大します。


(3)テレピー×ミマモルメ

~ビーコンタグ検知とビデオチャットロボットの連携による見守り~

神戸生まれの小型ロボット「動く電話テレピー」を自宅に設置することで、ビーコンタグを持つ参加者が帰宅した際に、ミマモルメアプリに帰宅情報を通知+ワンタッチでテレビ電話が可能となります。テレピーは遠隔操作で空間を360°確認できるため、お留守番しているお子様の様子を遠隔で確認しながら会話することができます。

また、新型コロナウイルスにより制限が設けられ面会が難しくなった高齢者施設に入所されているご高齢のご家族の面会や、お一人でお住いのご家族と、離れている場所でも一緒にお食事や会話を楽しむことが可能です。


■「Be Smart KOBE」とは

・兵庫県神戸市において、世界が将来直面する人口減少や高齢化、エネルギー転換などの課題を、「先進」的な技術を活用しつつ、人間中心の目線で解決することを目指し、「Human×Smart」な都市づくりに取り組まれているプロジェクトのことです。

https://www.city.kobe.lg.jp/a05822/smartcity/saisentangijutu_reiwasannendojigyou.html



■各社の役割

グループ各社の強みやノウハウを活かし、一体となって実証実験を行います。



阪神電気鉄道株式会社 https://www.hanshin.co.jp/


リリース https://www.hankyu-hanshin.co.jp/release/docs/23b102917877dd2ecf49acddff4fac5e3345ea4a.pdf


発行元:阪急阪神ホールディングス

    大阪市北区芝田1-16-1

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調査・報告
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