約6割がトラブル経験あり!フリーランス120人にトラブルに関...

約6割がトラブル経験あり! フリーランス120人にトラブルに関するアンケート調査を実施

つなぐマーケティングが運営しているフリーランス情報メディア「フリーランスガイド」は、フリーランスとして業務委託を請け負っている方120人を対象に、顧客とのトラブルに関してのアンケート調査をインターネット形式で実施しました。


詳細はコチラ: https://freelance-media.jp/questionnaire/post-529/


約6割がトラブル経験あり!フリーランスのトラブルに関するアンケート調査


<調査概要>

調査対象:フリーランス(業務委託)

調査人数:120人

調査日 :2021年09月11日~2021年09月17日

調査方法:インターネットによるアンケート調査


<調査結果サマリ>

・「契約書等を全く交わしていない」が35%

・「下請法について理解できてない」は38%

・「トラブルになった経験がある」と回答した人は約6割

・トラブルの原因については「報酬の支払いの遅延」が最多となった

・「解決できず泣き寝入りした」は32%

・トラブルになった時「相談したことがない」が38%



■Q1.主な取引先を教えてください

主な取引先を教えてください


最初に、調査対象者がどんなところと取引を行っているかを知るために、「主な取引先を教えてください」と質問し、4択で回答してもらいました。

事業会社から直接仕事を請けている人が38.7%で最多となり、次に仲介者を通して請けている人が31.9%という結果になりました。



■Q2.業務委託契約書等は取り交わしていますか?

業務委託契約書等は取り交わしていますか?


「業務委託契約書等は取り交わしていますか?」という質問した結果、契約書を「全く交わしていない」と回答した人が34.5%もいることが分かりました。

会社に勤めていても契約書回りは触れる機会が少ないため、フリーランスとして働き始めても契約書のことがよく分からず、面倒に感じてしまう人も多いのではないでしょうか。



■Q3.下請法についてどの程度理解していますか?

下請法についてどの程度理解していますか?


下請法について「あまり理解していない」が27.7%、「初めて聞いた」という人も10.1%となり、合わせると37.8%の人が下請法について理解できてないことが分かりました。

下請法(下請代金支払遅延等防止法)とは、親事業者(発注元企業)が優越的立場を利用して、報酬の不当な減額や支払いの遅延などを規制する法律です。

下請法を理解していれば、企業が違反行為を行ったときに強く言うことができますが、知らないと泣き寝入りしてしまうことになりかねません。



■Q4.取引先とトラブルになった経験はありますか?

取引先とトラブルになった経験はありますか?


「取引先とトラブルになった経験はありますか?」と質問した結果、57.1%もの人が、発注元企業とトラブルになった経験があると回答しました。

2020年に内閣官房が行った調査結果では37.7%、フリーランス協会が行った調査結果では45.6%でしたが、フリーランスの増加に伴ってトラブルに発展するケースが増えていることが分かります。



■Q5.トラブルの原因について教えてください

トラブルの原因について教えてください


Q4でトラブルの経験があると回答した方にトラブルの原因について、10個の選択肢の中から複数選択形式で回答してもらいました。

トラブルの原因で多かったのは、「報酬の支払いが遅れた(25件)」「理不尽な理由で報酬が減額された(17件)」「契約後に指示内容の変更・納期変更があった(13件)」「納品物の仕様やクオリティで顧客との相違があった(13件)」と続きました。

トラブルについて詳細を聞きましたので、一部ご紹介いたします。


「事前の案件説明と受注後の指示内容がまったく異なるものだった。(エンジニア)」

「細かく相談して欲しいと言う予定だったが、相談したら感情的になり、激怒される。デザインの提案が、後から覆ってくる。(Webデザイナー)」

「支払い遅れの催促後、中傷や住所などを利用してやるとの脅しを受けた。(福祉関係)」

「クラウドソーシングで受けた校正の仕事が、報酬とはまったく釣り合わない内容でした。応募の際にマニュアルがあることは知らされていましたが、マニュアルの種類とチェック項目が非常に多く、事前に・想定していた作業時間では到底終わらない仕事でした。(ライター)」

「仲介業者から禁じられている直接契約を結ぼうとしてきた。(ライター)」

「毎月、仕事内容の依頼を貰わなければ仕事に着手できないのですが月の中旬になってもメールが来なかったためメール連絡を数回しました。数日後に返事がきましたが、ノルマのある仕事であるため睡眠時間を削って作業しなければなりませんでした。その後も、連絡が不通になる頻度が増えました。(ライター)」



■Q6.トラブルは解決できましたか?

トラブルは解決できましたか?


「トラブルは解決できましたか」という質問には、6割弱の人が「納得いく形で解決した」「ある程度納得いく形で解決した」と回答した一方で、3割以上が「解決できず泣き寝入り」していることが分かりました。



■Q7.トラブルがあった時の相談先を教えてください

トラブルがあった時の相談先を教えてください


「トラブルがあった時の相談先を教えてください」と質問した結果、「相談したことがない」が38.2%で最多となり、次に「知人・家族」が30.9%となりました。

知人や家族は悩みを聞いてくれる相手としては、良き相談相手になってくれるかもしれませんが、的確なアドバイスをくれるかという点では少し疑問があります。

2020年11月に第二東京弁護士会が「内閣官房・公正取引委員会・厚生労働省・中小企業庁」と連携して、「フリーランス・トラブル110番」という事業を開始しましたので、トラブルがあった際は一度相談してみることをオススメします。



■調査結果のまとめ

今回の調査結果では、非常に多くのフリーランスがトラブルに直面し、3割以上の方が泣き寝入りしている現状が明らかになりました。

フリーランスは全て自己責任になるため、自身を守る術や知識を身に付ける必要があります。

最悪、訴訟問題に発展して多額の損害賠償を請求されることだって考えられます。

顧客とのトラブルで悩んだら、自己解決しようとするのではなく、無料相談を受け付けている相談窓口に相談してみるとよいでしょう。


アンケートの詳細はコチラ: https://freelance-media.jp/questionnaire/post-529/


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