超音波の本多電子、微細孔・袋穴に最適な減圧超音波洗浄機を発売  ~槽内部を減圧することで一般的には難しい洗浄も可能に~

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    2021年6月24日 10:00

    超音波応用機器メーカーの本多電子株式会社(本社:愛知県豊橋市、代表取締役社長:本多 洋介)は、洗浄槽内を減圧することで従来の超音波洗浄機では洗浄しきれなかった微細孔・袋穴の洗浄に最適な「WV-231S」をモデルチェンジし、新製品「WV-231-S1」を、2021年6月7日から販売開始いたしました。


    WV-231-S1 外観



    ■「WV-231-S1」開発の背景

    一般的な超音波洗浄機では微細孔や袋穴内部に滞留した気泡が原因で、超音波が内部まで届かず充分な洗浄効果が発揮できないことがありました。従来機「WV-231S」は、まず洗浄槽内部の圧力を下げること(減圧)で洗浄ワークに残った気泡が膨張し微細孔・袋穴から溢れ液面に浮き上がりやすくなります。次に洗浄槽内部の圧力を戻すと、残った気泡の体積は小さくなるため、微細孔・袋穴には減圧前よりも洗浄液が充填され超音波を内部まで届かせることが可能になりました。

    好評だった「WV-231S」ですが、減圧サイクルは1種類のみだったため対象の洗浄ワークによっては十分な洗浄効果を得られないことがありました。そこで「WV-231-S1」は、減圧サイクルを選択できるよう改良を行いました。対象の洗浄ワークや汚れに合った減圧サイクルをお選びいただくことで、より良い洗浄効果を発揮します。



    ■「WV-231-S1」の特長

    1. 様々な洗浄ワークや汚れに対応

    一般的には洗浄の困難な微細孔や袋構造の内部まで洗浄効果があります。

    槽内部を減圧することによって微細孔・袋穴に入った気泡を抜き、超音波を内部まで届かせ洗浄することが可能です。


    2. 洗浄時間の短縮

    減圧と常圧を自動で繰り返すため、汚れの剥離がスピーディです。


    3. 減圧サイクルを2種類から選択可能

    従来機の減圧45秒/常圧15秒に加え、減圧90秒/常圧15秒の減圧サイクルを実装しました。

    減圧時間を長くすることで、従来機より減圧力を高め、より微細孔・袋穴の気泡を抜くことが可能になり、洗浄性がアップしました。



    ■「WV-231-S1」の概要

    名称    : WV-231-S1

    販売開始日 : 2021年6月7日

    希望小売価格: 759,000円(税込)

    サイズ   : 【外寸】(W)382mm×(D)367mm×(H)440mm (ゴム足含む)

            【内寸】(W)280mm×(D)220mm×(H)254mm (12L)

    URL     : https://www.honda-el.co.jp/product/industry/lineup/cleaning/labo/wv-231-s1



    ■会社概要

    商号  : 本多電子株式会社

    代表者 : 代表取締役社長 本多 洋介

    所在地 : 〒441-3193 愛知県豊橋市大岩町小山塚20

    設立  : 1960年6月8日

    事業内容: 超音波応用機器製造

    資本金 : 1億円

    URL   : https://www.honda-el.co.jp/


    産業機器事業部 主力商品:超音波洗浄機、超音波溶着機、超音波カッター、

                 超音波レベル計 など

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