実在する高校名がタイトル/地域再生・観光誘致にも寄与の実験的...

実在する高校名がタイトル/地域再生・観光誘致にも寄与の 実験的小説『小説 岡山県立津山高等学校』が原作! 映画「十六夜の月子」が「沖縄国際映画祭」で4/18(日)上映!

原作:津山街デザイン創造研究所所長 山本昇 映画:監督・脚本 頃安祐良/配給・制作 吉本興業  ~新たなジャンルのガイドブックとして地域の歴史・文化を紹介~

実在する地方の名門校の高校名をそのままタイトルとした『小説 岡山県立津山高等学校』(津山街デザイン創造研究所所長 山本昇・著)が、知られざる地域の歴史や文化を紹介した新たなジャンルのガイドブック本として評判を呼んでいます。本作品は、著者が同高で過ごした青春時代を基に、津山の歴史や文化に光を当てた作品で、2021年4月18日(日)に「沖縄国際映画祭」で上映される映画「十六夜の月子」の原作となっています。


「小説 岡山県立津山高等学校」映画化


小説は、自身がモデルの主人公が久々に津山を訪れ、高校時代を回想する構成。京都からの転校生が、部活動や恋愛、学園祭などを経験し、津山が生んだ偉人を知ることで「世界で活躍し、津山に錦を飾ろう」と大志を抱き、早稲田大学に入学するまでの姿を中心に描いています。


単なる学園小説ではなく、貴重な写真をふんだんに使い、玉手箱みたいに、歴史上や現代のビッグネームが次々と登場。津山市出身の稲葉浩志氏、オダギリジョー氏、河本準一氏、渋野日向子氏等のエピソード。「珈琲の文字がうまれたまち」津山の歴史。東大、京大、早稲田の総長や学長を輩出した学問の街 津山。宮本武蔵、忍者漫画NARUTOの作者 岸本 斉史氏、浄土宗の開祖 法然のふるさと旧美作国の首都津山。全日空、麒麟麦酒の創業者が津山出身など、知られざる事実を、読みやすい軽妙な文章と写真で紹介します。


特徴的なのは「ガイドブックを意識した」という名所や先人の説明。津山市内の観光名所や、城下町の成り立ち、洋学者たちの功績などが主人公の行動や恩師、恋人らとの会話などでリアルに紹介。さらに著者が、町興し団体「津山街デザイン創造研究所」の所長として実際に活動を行っている「津山国際環境映画祭の開催(観光庁公募事業「新しいツーリズム」採択案件)」「津山を世界の武道の聖地に推進活動」「美作国アートゾーン構想実現活動」「滞在型映画芸術文化都市・津山」など実際の地域再生活動も具体的に盛り込まれており、コロナ禍における地方再生本としても注目されています。


臨場感溢れる写真は、津山市観光協会や、津山高校時代の著者の同級生である写真家 片岡憲治氏が監修。また母校である津山高が出版に全面協力。写真部員や顧問が写した現代の校舎や生徒の写真も活用しています。


イナバ化粧品店・稲葉浩志さんの実家

映画「十六夜の月子」津山高校本館ロケ


著者は「地方は発信力が弱い。新たなジャンルのガイドブックを兼ねる小説として、歴史に光をあて、地元に誇りと自信を持ち、世界を羽ばたいた先人のように『自分で考え自分でやる」『思えばできる』という意識を高めてもらい、津山の魅力を全国に発信するきっかけになれば」と語ります。


本作は、津山高OBの頃安祐良氏による監督・脚本、配給・制作 吉本興業にて「十六夜(いざよい)の月子」として、オール津山ロケで撮影され映画化。2021年2月14日(日)に開催された「津山国際環境映画祭」での上映に続き、4月18日(日)には「沖縄国際映画祭」で上映されます。今後は、順次全国公開される予定です。


映画「十六夜の月子」ヒロイン

映画「十六夜の月子」ロケ地MAP


■沖縄国際映画祭にて原作本の映画化「十六夜の月子」上映情報

https://oimf.jp/movie/category/4/


日時:2021年4月18日(日) 11:20~

   ※『たまの映像詩集 渚のバイセコー』と同時上映

会場:桜坂劇場 ホールB



■津山国際環境映画祭(2021年2月14日(日))開催

http://bitotsuyama.com/eigasai/



<映画「十六夜の月子」映画監督 頃安祐良談(津山市出身・津山高校卒)>

「原作本を読んで、映画を撮って、津山高校だけでなく、津山っていい街なんだなと、再認識させられた。上京して18年。僕も津山に恩返しがしたいと思った」


映画「いざよいの月子」津山高校教室内ロケ

津山高校報道部撮影


【書籍概要】

小説 岡山県立津山高等学校

発行  :かざひの文庫

発売  :太陽出版

価格  :1,958円

     単行本 四六判 232ページ

発売日 :2021年1月30日

販売場所:岡山県内の書店や津山観光センター、Amazon、楽天ブックスなど


喧嘩あり、友情あり、恋あり……。

物語と現実の世界がリンクし、観光誘致にも寄与する実験的小説。


「小説 岡山県立津山高等学校」本文


●本文「プロローグ」より

津山は、岡山県の東北部に位置する、人口十万人の街でありながら、宇田川家や箕作家の人達をはじめ、数多くの洋学者を輩出した歴史ある学問の地である。

その流れは今も受け継がれており、顕著な実績は岡山県立津山高等学校の存在なくして語れないだろう。

岡山県立津山高等学校は、一八九五(明治二十八)年に開校した岡山県津山尋常中学校を祖とする、百二十五年以上の歴史ある誇り高きわが母校だ。


●著者プロフィール

山本 昇(やまもと のぼる) 1958年生まれ。京都市在住。

岡山県立津山高等学校、早稲田大商学部卒。同志社大大学院総合政策科学研究科博士前期課程修了。北海道大大学院経済学研究科にて現代経営学、立命館大大学院テクノロジーマネジメント研究科博士後期課程にて技術経営を学ぶ。大阪ガス勤務を経て、現在、地域再生、国際交流事業等を手掛ける株式会社リストワールインターナショナル代表取締役会長。早稲田大学マーケティングコミュニケーション研究所招聘研究員。津山モナコ国際文化交流協議会会長。津山国際環境映画祭総合プロデューサー。北海道都市文化デザイン研究所理事長。サステイナブルツーリズム総合研究所専務理事。在日フランス商工会議所(CCIFJ)会員。大阪ガス時代に、輸送用燃料としての天然ガス活用・天然ガス自動車の普及推進を担当。またパリ最古の権威ある料理学校ル・コルドン・ブルーの海外誘致(日本)に世界ではじめて成功。2018年、津山街デザイン創造研究所を設立。所長として「津山を武道の世界の聖地に」「美作国アートゾーン構想」「滞在型映画芸術文化都市・津山」等の実現活動を推進。



●津山街デザイン創造研究所

HP   : http://tsuyama-budo.jp/about-us/

YouTube: https://www.youtube.com/watch?v=ngcbZ2GMxgE


城東町並み保存地区

映画「十六夜の月子」ロケ地美都津山庵夕景


<クレジット>

写真監修:片岡 憲治

(C)映画「十六夜の月子」製作委員会、江見写真館、岡山県立津山高等学校報道部

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