今から始められる健康法!”鼻呼吸”のメリット

多くの医師も警鐘を鳴らす“口呼吸” 鼻で呼吸するために必要なこととは?

世間的にはすっかりマスクを付けて過ごす生活が当たり前になってきました。
マスクをしていると呼吸もしづらくて、ついマスクを外したくなる衝動に駆られますよね。

今回は今すぐできる健康法として医師も注目している“鼻呼吸”についてご紹介します。

○呼吸法について

ところで、皆さんは普段呼吸をするときに、“口”と“鼻”どちらで呼吸していますか?
成人のおよそ7割は普段から口呼吸をしていると言われているのですが、
実のところ人間は“鼻”で呼吸するようにできている動物であると言われています。

人間を始めとした哺乳動物にとって、口は食べるための器官で、鼻は呼吸をするための器官としての働きがあるのですが、人間は進化の過程で言語を獲得して言葉を使うことができるようになりました。それによって口で呼吸することが増えてきたと言われています。

口呼吸だと楽に酸素を取り込めるのでつい頼りがちになってしまいますが、実は知らずのうちに身体にとって悪影響を及ぼす原因になることもあります。

○なぜ口呼吸がいけないのか

口呼吸をすることで生じる弊害としては大きく5つあります。

1. 虫歯や歯周病の原因
2. 口臭の原因
3. 風邪やアレルギーを起こしやすくする
4. 歯並びが悪くなる
5. 老化を促進する

まず1つめと2つめについてですが、これは「唾液」が大きく関係します。
唾液には口腔内の細菌や口の中に残った食べ物を洗い流すなどのさまざまな役割があります。
口の中の唾液は1日に1~1.5リットル分泌され常に分泌されているのですが、口呼吸をしていると唾液が分泌されにくくなり、虫歯や歯周病の原因菌も繁殖しやすくなったり、黄ばみの原因にもなります。

3つめの風邪やアレルギーを引き起こしやすくなる原因については、空気中には目には見えない細菌やアレルギー物質が浮遊しており、口で呼吸することでそれらは直接体内に取り込まれることになります。
体内に取り込みにくくするためにも鼻呼吸がおすすめです。

4つめの歯並びについては口周りの筋肉が関係しています。
歯並びは【舌が前歯を押し出す力】と【口周りの筋肉が歯を締め付ける力】のバランスが関わっています。
口呼吸をしていると口が開きっぱなしの状態になり下顎が下がり、同時に舌の位置も下がることによって口周りの筋肉が発達しない状態となります。
特にお子さまや歯科矯正をしている方は特に鼻呼吸を心がけていただきたいです。

5つめの老化の原因についても筋肉が関係しています。
口呼吸となると、口周りの筋肉(口輪筋)は常に緩んだ状態となります。
そうなると表情筋も緩んでいき、皮膚のゆるみにもつながります。
また、口呼吸は舌の筋肉も衰えてしまうので二重あごやいびきの原因にもなります。

○鼻呼吸のメリット

口呼吸に対して“鼻呼吸”は優秀な防御システムをもつ呼吸法なのです。
私たちの“鼻”には大きく2つの機能が備わっています。

・フィルター機能
鼻腔内に生えている鼻毛がフィルターの役割を果たしていて、外気を吸い込むときに空気中に含まれる花粉やホコリをブロックします。さらに鼻腔内の粘膜では粘液が分泌されていて、そこでウイルスや細菌などの小さい異物もブロックすることができます。

・加湿機能
鼻から吸い込んだ空気は、鼻腔を通って肺に取り込まれるまでに体内の適切な温度と湿度に調節されます。そのため、冷たく乾いた空気を吸い込んでも身体を乾燥や冷えから守ることができます。

上記以外にも、鼻呼吸によって得られるメリットは数多く、
虫歯や歯周病予防、いびきの軽減、呼吸機能の向上、顔つきの変化などさまざまな恩恵があります。

○鼻呼吸をサポートする“鼻うがい”とは?

このように“鼻呼吸”が私たちの身体にとってどんなメリットをもたらすかをご紹介しました。
鼻呼吸を継続するために必要な習慣として“鼻うがい”が挙げられます。

鼻うがいとは、その名の通り鼻の中を洗浄する行動のことです。
ただし、真水で鼻うがいをするとかなりの痛みが生じてしまいます。
これは“浸透圧差”が関係しています。浸透圧とは、異なる種類の液体が混ざり合ったときにお互いの濃度を一定に保とうとして水分の濃度が薄い方から濃い方に移動する圧力を指します。
体液は水よりも濃度が濃いために、鼻に入れたときに痛みが生じます。

そのためおすすめなのは、“生理食塩水”を使った鼻うがいです。
生理食塩水であれば体液とほぼ同等の濃度であるため痛みがなく鼻うがいをすることができます。

サイナスリンスは生理食塩水を用いた鼻うがい製品です。
その特徴としては
1. 専用の洗浄液の素が付属しているので簡単に鼻うがいができる
2. 240mlの大容量サイズなので鼻腔を丸洗いできる
3. ボトルは洗浄やレンジ滅菌によって繰り返し使用できる
ことが挙げられます。

ご自身で洗浄容器を用意して鼻うがいを実施することもできますが、何よりも毎日の健康習慣として“継続”するためにもこういった商品も併せて使用することもおすすめです。
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