太っていると「歯周病」になりやすい?意外と知られていない肥満...

太っていると「歯周病」になりやすい?意外と知られていない肥満と歯の関係

ダイエット専門院・渋谷DSクリニックによる【ダイエット通信 vol.12】

ダイエット専門院・渋谷DSクリニック(運営会社:医療法人社団 甲和会、東京都、理事長:林博之)は、11月24日に【ダイエット通信 vol.12】を公開しました。
今回は、肥満と歯周病の関係についてお伝えします。

歯周病とは

歯周病(歯槽膿漏)とは、歯垢(プラーク)の細菌によって歯肉が炎症を起こし、さらには歯を支える骨(歯槽骨)を溶かしていく病気のことです。進行すると歯を失うことになります。

歯垢はなぜできる?

口の中には常時、数百種の細菌が存在します。これらは普段特に問題のない最近ですが、歯磨きが十分でなかったり、砂糖を多く摂取すると細菌が粘化し、歯の表面に付着します。これが虫歯や歯周病の原因となる歯垢です。

内臓脂肪にある物質「TNF-α(腫瘍壊死因子)」が歯周病の原因に

さらに肥満の人、特に糖尿病の人は歯周病になりやすいというデータも存在します。これは、肥満体型の人の内臓脂肪に多く存在する「TNF-α(腫瘍壊死因子)」が歯肉に関わらず全身の炎症反応を活発化させることが原因とされています。(歯周病も細菌による感染症であるため、症状が悪化する=歯槽骨が溶かされていく)

肥満と歯周病の悪循環

肥満体型の人が歯周病になりやすいメカニズムは前述のとおりですが、歯周病が進行すると、歯周病菌の残骸が「内毒素」という毒を拡散させることで血糖コントロールに悪影響を及ぼすことも分かっています。
この内毒素が血液中にると、脂肪細胞や肝臓におけるTNF-αの産生をさらに増進させます。TNF-αは血中の糖の取り込みを抑制する働きがあるため、血糖値を抑えるインスリンの働きを阻害してしまうのです。
つまり、肥満の人は歯周病になりやすく、さらに歯周病は糖尿病を誘引する可能性もあるという負のスパイラルが明らかになっているのです。

本気で痩せるには、自分に合ったダイエットをマイペースで

肥満状態の脂肪細胞から産出する「TNF-α」は、歯周病のほか、血液検査で判明するような生活習慣病の原因としても知られています。「肥満は万病のもと」とも言えるように、肥満が健康に及ぼす影響は非常に大きく、高度肥満になる前に生活習慣の改善が必要です。
また、ダイエットは成功した後も維持できるかどうかが肝要。自分のライフスタイルに合った方法で、無理なく健康的に継続できる方法を見極めることをおすすめします。

肥満度、健康的な痩せ方がわかる肥満治療専門院の「痩身ドック」

ダイエット・肥満治療専門院の渋谷DSクリニックでは、体の皮下脂肪・内臓脂肪の量やつき方が把握できる「超音波皮脂厚計」や体型を可視化できる「3D身体測定器」を使い、ドクターが結果を診断する「痩身ドック」を実施しています。(測定料:3,300円(税込))
この診断により、ご自身の肥満度に加えて「脂肪の落とし方」を把握することが可能です。さらに、免疫力を落とすことなく健康的に痩せるためのアドバイスも。外出自粛による「コロナ太り」で体重が増加してしまったという方にもおすすめです。

渋谷DSクリニックとは

渋谷DSクリニックは、医療痩身専門院です。ドクターをはじめ、管理栄養士・漢方薬剤師といった各分野の専門家たちが多角的な視点でダイエットをサポート。効率的なダイエットとは「一人ひとりのライフスタイルに合った、健康的で継続可能なダイエットである」と考え、医学的根拠に基づいたオーダーメイドの治療を提案。体重減量だけでなく、効率的な部分痩せにおいても独自のメソッドがあります。単なる目新しさに惑わされることのない“正しい痩身”の啓蒙に努めていくことは、医療痩身専門クリニックである我々の使命であると考えています。

記事監修:渋谷DSクリニック 渋谷院 院長 医学博士・林博之
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