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ナノ微粒化装置『G-smasher』を備えた受託試験施設「神奈川ラボ」を かながわサイエンスパークに開設

~ナノ粒子受託試験と実機展示を、福岡だけでなく東日本でも可能に~

企業動向
2011年10月4日 09:30
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リックス株式会社(所在地:福岡県福岡市、代表取締役社長:安井 龍之助)では、この度、10月17日に、ナノ微粒化装置『G-smasher』を備えた受託試験施設「神奈川ラボ」(広さ:78m2)として、かながわサイエンスパーク(川崎市高津区)に開設します。
G-smasherラボ機 LM-1000
これにより、これまで福岡工場(福岡県須恵町)でしかできなかった受託試験と実機展示が関東でも可能となり、東日本地域を効率よくカバーできます。


●「神奈川ラボ」開設に関して
超音速ジェット湿式微粒化装置『G-smasher』に関して、新たに関東に「神奈川ラボ」施設を設置することで、東日本のお客様の受託試験を迅速に効率よく実施することが可能となります。「神奈川ラボ」では、『G-smasherラボ機 LM-1000』にて受託試験を実施します。

これまでは福岡工場内のみでの受託試験だったので、東日本のお客様にはご不便をお掛けしていましたが、「神奈川ラボ」の開設により、特に東海・関東地域のお客様の利便性が向上します。これにより、テスト回数を増やすことができ、お客様との情報交換の機会も増え、的確な判断を短期間で効率よく実施することが可能となります。

更に排気・排水処理設備も完備しておりますので、多くの素材・溶媒を対象にテストが可能です。

受託テスト費の基本は従来どおり、¥95,000/日としますが、社内の戦略的配慮や客先都合に対して相談に応じていきます。

「神奈川ラボ」が開設されるかながわサイエンスパーク( http://www.ksp.or.jp/sciencepark/ )は、都心から約20分、横浜まで約35分という便利な場所に位置する、高度先端企業や研究機関が集積している都市型サイエンスパークです。


●『G-smasher』とは
『G-smasher』は、リックスが開発した、従来に無かった湿式解砕手法として超音速二流体ジェットノズル(ラバルノズル)を利用し、スラリー(※)を液滴にして衝突板に衝突させる方法(液滴衝突法)を用いた超音速ジェット湿式微粒化装置です。

特許取得済(福岡県工業技術センターと共同開発)

●『G-smasher』の特長
・微粒化時に冷却されるので熱に弱い材料に最適
・メディアレスなのでコンタミネーション(※)発生がほとんど無い
・シンプルな構造で分解洗浄が非常に簡単
有機材料(顔料・医薬原料など)の解砕・粉砕、金属粒子の解砕、その他に乳化・分散も処理可能。材料の処理量は約540ml/min。処理量は任意に設定可能です。
量産用途を考慮し、外形寸法[700(縦)×1,000(横)×1,300(高)mm]としました。

※用語説明
スラリー:懸濁液(けんだくえき)
コンタミネーション:汚染物質・夾雑物(きょうざつぶつ)


【会社概要】
商号 : リックス株式会社
     (東京証券取引所市場第二部上場 証券コード 7525)
創業 : 明治40年(1907年)10月
設立 : 昭和39年(1964年)5月
資本金: 8億2千7百90万円
代表 : 代表取締役社長 安井 龍之助
所在地: 〒812-8672 福岡県福岡市博多区山王1-15-15
URL  : http://www.rix.co.jp/