企画展「アートの不思議な力展 –館蔵品を中心に-」

今秋に開催を予定していた「ひろしまトリエンナーレ 2020 in BINGO」が新型コロナウイルスの影響により残念ながら中止となりました。
広島県福山市にあるふくやま美術館では、その代替展として、「アートの不思議な力展 ―館蔵品を中心に―」を開催します。

内容

本展は、ビエンナーレやトリエンナーレといった、国際的な芸術作品を展示した展覧会・芸術祭に出品した作家の作品を中心に展示し、あわせてそれらの展覧会が開催に至った経緯や歴史、意義などを紹介するとともに、日本の美術界での影響をみるものです。
このビエンナーレ(biennale)やトリエンナーレ(triennale)とは、イタリア語で前者が“2年に一度”、後者が“3年に一度”開催される「国際的な芸術作品の展示会・芸術祭」のことを指します。日本では、あいちトリエンナーレや、横浜トリエンナーレがよく知られていますが、海外では、イタリアで開催されているヴェネツィア・ビエンナーレが有名でしょう。
最近では日本に限らず、世界各地で国際展が催され、美術、ファインアート以外にも、デザインや建築といった分野で開催されているところもあります。
本展では、ふだんの所蔵品展示で紹介の難しい、エンツォ・クッキ《風景から大いなる絵を引剥さねばならぬ》(1983年)といった大型作品をはじめ、山口長男《堰形》(1959年)や山田正亮《Work E.277》(1987年)など国内外の美術作家55人による73点の作品を展示します。
私たちが知らず知らずのうちに影響を受けてきた、アートの魅力などをサブカルチャーとも繋げながら、美術作品をもっと身近に、楽しく感じていただくことを願って開催します。

会期

2020年9月12日(土)~11月15日(日)9:30~17:00
月曜休館 
※ただし、9月21日(月・祝)は開館、9月23日(水)は休館

観覧料

一般500円(400円) 、高校生以下無料

福山市について

福山市(市長:枝広 直幹)は、瀬戸内海沿岸のほぼ中央、広島県の東南部に位置し、高速道路網のアクセスが良く新幹線「のぞみ」も停まる、人口約47万人の拠点都市です。
福山市には四季折々の美しさを見せる自然、温暖な気候、海・山・川から得られる恵みがあります。100万本のばらが咲き誇る「ばらのまち」としても知られ、潮待ちの港として栄え日本遺産に認定された景勝地「鞆の浦」や、JR福山駅の新幹線ホームから見え、2022年には築城400年を迎える「福山城」、2つの国宝をもつ寺院「明王院」などの名所があります。
産業としては、鉄鋼業や繊維産業など多様な製造業が集積し、ものづくりのまちとして発展してきました。デニム生地は、世界のハイブランドにも活用されるなど高い品質が評価されています。

福山市公式ホームページ

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