「消費税増税」に関する意識調査

    全体の21%が「反対していたが賛成するしかない」と回答。増税で期待すること、第1位は「社会保障の充実化」。「なにも期待していない」という声も。 ー『不満買取センター』ユーザーアンケートー

    調査・報告
    2019年9月17日 15:00

     株式会社Insight Tech(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:伊藤友博)は当社が運営する「不満買取センター」上で、「消費税増税」をテーマについてアンケートを実施。男女1,500名から回答を得て、解析ツール「ITAS」で解析を行ないました。以下、結果をご報告いたします。

    ■ 分析結果 詳細

    1:31%が「消費税増税に賛成」。全体の21%が「反対していたが賛成するしかない」と回答。6割が軽減税率を認知。(図1、図2)


    「消費税増税についてどのように思いますか?」と伺ったところ、31%が「賛成」と回答。また、全体の21%が「反対していたが賛成するしかない」と回答しました。また、「軽減税率を知っていましたか?」と伺うと、59%が「知っている」と回答しました。



    2:増税による不満や懸念、「出費や支出が増える」「収入が増えない、生活が苦しい」「消費が落ち込む」「軽減税率が分かりにくい」 。(図3)


    増税に関して反対と回答した方に理由を伺ったところ、「出費/支出が増える」、「収入が増えない、生活が苦しい」、「消費が落ち込む」、「軽減税率が分かりにくい」などの不満や懸念の声が抽出されました。具体的なコメントも紹介します。


    不満や懸念の声


    ○出費/支出が増える

    ・これから赤ちゃんが生まれて出費も増える。なのに収入が増える見込みがないので、かなり不安。(30代女性)

    ・単純に収入は変わらないが支出が増えること。貯蓄が減ると思うので、将来的に心配。(40代女性)


    ○収入が増えない/生活が苦しい

    ・車などが安易に買えなくなる。支払いも増え、今まで以上に生活が苦しくなりそう。(20代男性)

    ・増税された分生活が苦しくなりそう。高齢者の医療費など無料になるものがあればいいが。(50代女性)


    ○消費が落ち込む

    ・自分が高いものを買うことに抵抗を感じるので、消費が少なくなり経済が停滞するようになると感じる。(20代男性)

    ・軽減税率が複雑で消費が減ること。更なるキャッシュレス決済の広まりでトラブルの増加や高齢者などをターゲットにした詐欺なども増えそう。(30代女性)


    ○軽減税率が分かりにくい

    ・軽減税率が分かりにくい。8%だと思い買ったら違うなんてことがありそう。家計に響くし困る。(30代女性)

    ・軽減税率が分かりにくく不満に思っています。テイクアウト(8%)で購入した飲料をフードコートで飲んでよいのか分かりにくい。(50代男性)



    3:増税で期待すること、第1位は「社会保障の充実化」。「なにも期待していない」という声も。(図4)


    「10月の増税で期待することは何ですか?」と伺うと、第1位は「社会保障の充実化」(45%)でした。「期待することは何もない」(33%)という回答もありました。



    【調査概要】

    ■調査方法:インターネットによるアンケート

    ■調査対象:「不満買取センター」(http://fumankaitori.com/ )を利用するユーザー

    ■有効回答数:1,500名

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